海外旅行の飛行機のトイレはどこにあるのか……これは前方・中央・後方の3つのスペースを探すのがおすすめです。利用する場所は座席ごとに分けられているものの、クラスエリア外でない限りは自由に用を足せます。ただ、行列になるスペースや場所もあるので、早めに並んでおくのが無難です。
今回は海外旅行の飛行機のトイレはどこにあるのかを解説します。併せて行列になるスペースや場所も説明します。加えてトイレの位置を見逃さないためのヒントもまとめるので、海外旅行の移動にお役立てください。
海外旅行の飛行機のトイレは行列不可避。気持ち早めに並ぶのが肝要かも。
この記事では「海外旅行の飛行機のトイレはどこにあるのか」「行列になるスペースや場所」をまとめるよ!
1.海外旅行の飛行機のトイレはどこにある?
まずは海外旅行の飛行機のトイレはどこにあるのかを見ていきましょう。
- 前方に1室~2室
- 中央に2室~4室
- 後方に3室~4室
飛行機のトイレは「前方」「中央」「後方」のクラスエリア内であればどこでも使用可能です。ただし、トイレの長時間滞在は他の乗客で行列になってしまうので、やむを得ない事情がない限りは短時間で済ませるようにしたいです。
1-1.前方に1室~2室
飛行機のトイレは前方に1室~2室あります。位置で言うところのコックピットの近くにあり、主にファーストクラスやビジネスクラスのエリア内となります。そのため、前方のラバトリーはファーストクラス・ビジネスクラスの化粧室と認識しておかねばなりません。
ただ、前方のトイレは乗客数の少ないファーストクラス・ビジネスクラス向けということもあり、機体によっては1つのみの場合もあります。搭乗予定の機種ごとに変わるので、事前に確認しておきましょう。
1-2.中央に2室~4室
飛行機のトイレは中央にも2室~4室あります。位置で言うところの主翼の近くにあり、こちらは主にエコノミークラスのエリア内となります。そのため、中央のラバトリーはエコノミークラスの化粧室と認識しておきましょう。
ただ、中央のトイレは乗客数の多いエコノミークラス向けということもあり、機体によっては4つほど設置されている場合もあります。そこは機種ごとに異なります。
1-3.後方に3室~4室
飛行機のトイレは後方にも3室~4室あります。位置で言うところの尾翼の近くにあり、そちらも主にエコノミークラスのエリア内となります。そのため、後方のラバトリーもエコノミークラスの化粧室と認識しておきましょう。
ただ、後方のトイレも乗客数の多いエコノミークラス向けということもあり、機体によっては4つほど設置されている場合があります。そこは機種ごとに違います。
前方・中央・後方、それぞれトイレポイントあり!
個数は複数あっても突然壊れることがあるから、排泄前は気を抜かずに!
2.行列になるスペースや場所
次に行列になるスペースや場所を見ていきましょう。
- 自由通路の周辺
- 連絡通路の周辺
飛行機のトイレはスペースや場所によって行列になる場合があります。例えば、自由通路の周辺や連絡通路の周辺は要注意です。
2-1.自由通路の周辺
飛行機のトイレは機内の自由通路に直結しているのが特徴です。
基本的に飛行機の自由通路は小型機で1本、中型機~大型機で2本あり、常に一般の乗客だけでなく客室乗務員も行き来しています。機内サービスの際には食べ物や飲み物を載せた大型のカートが通ることもあり、トイレへの道が塞がれてしまうこともあるでしょう。
そんな自由通路の周辺はトイレ待ちの行列ができやすい場所です。そもそも後方のトイレ周辺はわずかな空間があるので行列になりにくいですが、前方や中央のトイレ周辺はわずかな空間すらないので行列になりやすいです。
多い時には3人~5人ほど、少ない時でも1人~2人ほど並ぶことがあるので、トイレ近くの席を選んだ人は常に落ち着かない状況となるかもしれません。
2-2.連絡通路の周辺
飛行機のトイレは機内の連絡通路に隣接している場合もあります。
通路が2本以上ある飛行機の場合、各通路を行き来するための連絡通路が欠かせません。この連絡通路も常に一般の乗客だけでなく客室乗務員が往来しています。フードやドリンクを載せた大型のカートが通ることはあまりありませんが、トイレ待ちの乗客でごった返すこともあるでしょう。
当然ながら連絡通路の周辺もトイレ待ちの行列ができやすい場所となっています。このスペースにはトイレ待ちの乗客以外にも、休憩する乗客や体操する乗客、談笑する乗客などが集まります。
乗客によってはトイレを待っているのか、ただ立っているだけなのかわからない人もいるので、横入りには十分気を付けておきたいです。
僕は「トイレしたい」と感じる前に必ず並ぶようにしてるかな。
稀にドアの周りを占領されていることもあるから、できるうちに並ぶのがマスト!
3.トイレの位置を見誤らないためのヒント
最後にトイレの位置を見誤らないためのヒントについてまとめます。
- 事前に座席表・シートマップで確かめる
- トイレ付近の座席を選ぶ
- 客室乗務員に聞く
- ランプを探す
トイレの位置を見誤ると最悪の事態に発展してしまう恐れがあります。そのため、飛行機移動の際は事前に手を打っておくようにしましょう。
3-1.事前に座席表・シートマップで確かめる
飛行機は機体ごとに座席配置が変わるため、機内のどこにトイレがあるかも機種によってまちまちです。
そのため、トイレの位置は事前に座席表・シートマップで確認しておきましょう。航空機の製造を手掛ける会社としては主にエアバス社とボーイング社があり、それぞれの飛行機ごとにトイレの位置も変わります。
同じ座席数の飛行機でもトイレの位置は変わることがあるので、あらかじめ搭乗する飛行機の情報を調べておくと安心です。
3-2.トイレ付近の座席を選ぶ
飛行機のトイレの位置を確実に覚えておきたいなら、トイレ付近の座席を選ぶようにしましょう。
前方のファーストクラス・ビジネスクラスはなかなか手が届きませんが、中央と後方のエコノミークラスなら手も届きます。空席があれば自由に座席を選べるので、普段からトイレが近いという人はトイレ近くの席を指定しておくと安心です。
3-3.客室乗務員に聞く
飛行機のラバトリーは埋め込み式で見づらいところもあったりします。
そのため、位置がわからない時には客室乗務員に聞きましょう。もしくは搭乗する際に目視で確認しておくと完璧です。トイレの位置を聞くのはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、普通に聞いている人もいるので大丈夫です。
3-4.ランプを探す
飛行機のトイレ周辺にはランプを搭載した機体もあります。機種によっては使用中の場合は赤いランプ、誰も使用していない場合は緑のランプが点灯します。
そのランプを頼りにトイレを探せば、位置も特定しやすいはずです。何より使用している人がいるのかどうかも確認できるので、ランプの位置も把握しておくと万全です。
二階建ての飛行機だったらもっとトイレの数もあるのかな?
その手の超大型飛行機は二階部分が全部ファーストクラス・ビジネスクラスだから私たちには無関係さ!
4.まとめ
今回は海外旅行の飛行機のトイレはどこにあるのか、行列になるスペースや場所をまとめました。
飛行機のトイレは原則「前方」「中央」「後方」のクラスエリアの範囲内であればどこでも使用できます。ただ、クラスエリアの範囲外は侵入できないようカーテンで区切られるので、他のトイレは使用できません。そのため、気持ち早めに待つ癖をつけておくと安心です。
それでも自由通路の周辺や連絡通路の周辺などは行列になることもあるので、スペースや場所には十分お気を付けください。