【海外旅行】飛行機のトイレにウォシュレットはある?ティッシュ・トイレットペーパーの有無

千葉の東京ディズニーシー
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海外旅行で初めて飛行機に乗る人の中には、トイレにウォシュレットがあるのか気になる人もいるのではないでしょうか。普段からウォシュレットを愛用している人は「飛行機のトイレにもあるはず」と考えるかもしれません。では、実際のところどうなのでしょうか?

今回は海外旅行の飛行機のトイレにウォシュレットはあるのかを解説します。併せてティッシュ・トイレットペーパーの有無も説明します。加えてバリアフリー機能の有無についてもまとめるので、海外旅行の移動にお役立てください。

はるまる

飛行機のトイレにウォシュレット……あったらいいよね!

ぴちどん

この記事では「海外旅行の飛行機のトイレにウォシュレットはあるのか」「ティッシュ・トイレットペーパーの有無」をまとめるよ!

目次

1.海外旅行の飛行機のトイレにウォシュレットはある?

北海道の飛行機

まずは海外旅行の飛行機のトイレにウォシュレットはあるのかを見ていきましょう。

結論を先に言うと、飛行機のトイレにウォシュレットはありません。

今やウォシュレットは公衆トイレにも標準装備されているくらい一般的なものとなっており、温水洗浄便座付きのものが当たり前になっています。しかし、飛行機のトイレはよくある普通のトイレとなっています。

その理由は、以下の通りです。

  1. 機体の重さを可能な限り軽くするため
  2. 積載できる水に限りがあるため

基本的に飛行機は重さを軽くするため、必要最低限のものしか搭載されていません。エンジンやコックピット、ランディングギアなどの重要な部分をはじめ貨物室や客室などがあるので、そもそも導入する余裕がないと言えるでしょう。

翼部分や胴体部分も空を飛べるよう軽量化されており、重量が抑えられています。

そこにウォシュレットの便座とお尻を洗浄するための水を載せたらどうなるでしょうか。機体は重くなり、より多くの燃料が必要となります。結果的に余計なエネルギーが必要となり、航空券が高くなるわけです。

こうした事態を防ぐために各航空会社では機体をできるだけ軽くし、より少ない燃料で運行することで航空券を安くしようとしています。つまり、ウォシュレットの便座とお尻を洗浄する水を余分に載せるという選択肢はそもそもないわけです。

ゆえに、飛行機のトイレにはウォシュレットが組み込まれていません。

はるまる

飛行機のトイレにウォシュレットを備え付けたら、航空券代が高騰するってこと?

ぴちどん

「風が吹けば桶屋が儲かる」ならぬ「ウォシュレットを取り付ければ乗客が損する」ってこと!

2.ティッシュ・トイレットペーパーの有無

東京の飛行機

次にティッシュ・トイレットペーパーの有無を見ていきましょう。

ティッシュ・トイレットペーパーの有無
  • ティッシュ:あり
  • トイレットペーパー:あり

飛行機のトイレには、ティッシュ・トイレットペーパーの両方が備えられています。ただし、ティッシュは手を拭くためのもの、トイレットペーパーはお尻を拭くためのものとされているので、正しい使い分けが必要です。

2-1.ティッシュ:あり

機内トイレには洗面台の上にティッシュが備えられています。

このティッシュは手を拭くためのもので、トイレに流すことはできません。トイレに流すと詰まりの原因となるため、使用後はゴミ箱に捨ててください。

2-2.トイレットペーパー:あり

機内トイレには洗面台の下もしくは横にトイレットペーパーが備えられています。

このトイレットペーパーはお尻を拭くためのもので、トイレに流しても構いません。トイレに流しても問題ないため、使用後はそのまま捨てましょう。

はるまる

ティッシュもトイレットペーパーも在庫が切れていることがあるから、排泄する前に要確認!

ぴちどん

完全になくなっちゃってたら、キャビンアテンダントに「なくなってるよ」って伝えてね!

3.バリアフリー機能の有無

北海道の飛行機

最後にバリアフリー機能の有無についてまとめます。

バリアフリー機能の有無
  • 車椅子対応:一部
  • 自動開閉:なし
  • 自動洗浄:なし
  • 段差:なし
  • 手すり:あり

飛行機のトイレはウォシュレット機能がないのに加えて、バリアフリー機能もあまりありません。とにもかくにも無駄を省くのが各航空会社の方針だけに、今後の対応にも期待はできないでしょう。

ただ、最近は一部の国でバリアフリーへの対応が義務付けられるなど、徐々にハンディキャップのある人への配慮が進められています。もしかすると、数年後数十年後には誰もが安心して空の旅を過ごせるようになっているのかもしれません。

3-1.車椅子対応:一部

一般的な飛行機のトイレは車椅子の方に対応できる仕様ではないのですが、アメリカなど一部の国ではバリアフリー対応が義務付けられつつあります。

日本でもバリアフリー新法により、機体の構造を工夫することが義務付けられています。

  1. 客席数が60以上の機体:飛行機内で使用できる車椅子を常備する
  2. 客席数が30以上の機体:通路側の半数以上に可動式肘掛けを設置する
  3. 通路が2つ以上の機体:車椅子利用者が利用しやすい構造にする

上記の工夫により、車椅子の方でも安心して飛行機に乗れるようになっているわけです。

ただ、機内トイレに関してはまだまだ車椅子の方が快適に過ごせるというわけではないため、前もってキャビンクルーに伝えておくと安心です。

3-2.自動開閉:なし

自動開閉、いわゆるオート開閉の機能はありません。

3-3.自動洗浄:なし

自動洗浄、いわゆるオート洗浄の機能もありません。

3-4.段差:なし

機内トイレは出入口がフラットに設計されており、段差がありません。足腰に心配のある方でも簡単に出入りできるよう配慮されているため、安心です。

しかし、段差はなくても室内は狭いので、出入りの際は気を付けたいです。

3-5.手すり:あり

機内トイレは補助具が設置されており、手すりがあります。足腰に不安のある方でも難なく立ったり座ったりできるよう配慮されているため、安心できるでしょう。

ただし、手すりがあっても室内は揺れるので、立ったり座ったりする時は注意が必要となります。

はるまる

徐々にバリアフリー化が進んでて、みんなが安心して飛行機に乗れる時代がすぐそこまで来てるんだね!

ぴちどん

もう到来してると言っても過言じゃないよ!

4.まとめ

今回は海外旅行の飛行機のトイレにウォシュレットはあるのか、ティッシュ・トイレットペーパーの有無をまとめました。

飛行機のトイレは現状、ウォシュレット搭載の機体はほとんどはありません。ティッシュ・トイレットペーパーなど排泄に必要なものは揃っていますが、ウォシュレットなどの便利なものはない状況です。機体のことを考慮すると、今後も旅客機への導入は期待できないでしょう。

ただ、バリアフリー機能は法律によって義務化している国もあり、今後は誰もが安心して搭乗できる機体にする動きが加速すると予想されます。誰もが快適に空の旅ができる時代が、もう目の前まで来ていると言えるのではないでしょうか。

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