海外旅行の飛行機のトイレはいつ行けるのか……これは離陸後・飛行中・着陸前の3つのタイミングを狙うのがおすすめです。利用する時間は特に決められていないため、ベルトサイン点灯中でない限りは自由に用を足せます。ただ、混雑するタイミングや時間もあるので、早めに済ませておくのが賢明です。
今回は海外旅行の飛行機のトイレはいつ行けるのかを解説します。併せて混雑するタイミングや時間も説明します。加えてトイレの機会を見逃さないためのヒントもまとめるので、海外旅行の移動にお役立てください。
海外旅行の飛行機のトイレは混雑必至。気持ち早めに済ませるのが肝心かも。
この記事では「海外旅行の飛行機のトイレはいつ行けるのか」「混雑するタイミングや時間」をまとめるよ!
1.海外旅行の飛行機のトイレはいつ行ける?
まずは海外旅行の飛行機のトイレはいつ行けるのかを見ていきましょう。
- 離陸後の制限解除後
- 飛行中なら自由
- 着陸前の制限設定前
飛行機のトイレは「離陸後」「飛行中」「着陸前」のベルトサイン消灯中であればいつでも使用可能です。ただし、トイレの長時間利用は他の乗客で混雑してしまうので、やむを得ない事情がない限りは短時間で済ませるようにしたいです。
1-1.離陸後の制限解除後
飛行機の離陸後、機体が上昇するまでに約30分前後かかります。その間はシートベルト着用の制限が設けられ、乗客は自分の座席に座っていなくてはなりません。
ただ、離陸後の制限解除後であればトイレも使用可能となります。逆に機体が不安定な離陸直後はベルトサインも点灯中なので、その間はトイレに行けないと認識しておきましょう。
1-2.飛行中なら自由
飛行機のトイレは飛行中であれば自由に使用可能です。ベルト着用サインが消えている間はトイレに限らず機内を自由に歩き回っても差し支えありません。乗客は各々が尿意・便利を催したタイミング・時間で用を足せます。
ただ、積乱雲や乱気流に巻き込まれた場合は機体が揺れる可能性もあります。風速や気圧の影響によっては、機体が不安定となることもあるでしょう。その際は機長などパイロットの判断により機体が安定するまでシートベルトの着用がアナウンスされることもあるかもしれません。
1-3.着陸前の制限設定前
飛行機の着陸前、機体が下降するまでに約30分前後かかります。その間もシートベルト着用の制限が設けられ、乗客は自分の座席に座っていなくてはなりません。
ただ、着陸前の制限設定前であればトイレも使用可能です。逆に機体が不安定な着陸直前はベルトサインも点灯中なので、その間はトイレに行けないと認識しておきましょう。
離陸後・飛行中・着陸前、それぞれトイレチャンスあり!
機体が安定してても突然揺れることがあるから、排泄中は気を抜かずに!
2.混雑するタイミングや時間
次に混雑するタイミングや時間を見ていきましょう。
- 離着陸の前後
- 機内サービスの前後
- ベルトサインの前後
- ロングフライトの最中
飛行機のトイレはタイミングや時間によって混雑する場合があります。例えば、離着陸の前後や機内サービスの前後、ベルトサインの前後、ロングフライトの最中は要注意です。
2-1.離着陸の前後
離着陸時は数分~数十分の間、座席を立つことができません。そのため、離着陸の前後はトイレの混雑が予想されます。場合によってはあまりの混雑で利用できないこともあるので、頻繁にトイレに行きたくなる方は早めに済ませておきましょう。
2-2.機内サービスの前後
国内線ではあまりないですが、国際線では機内サービスが提供されます。その内容は航空会社によって変わるものの、数時間以上のフライトでは機内食や軽食に加えてお酒やジュースまで楽しめます。ただ、それこそが罠……機内サービスの前後もトイレが非常に混雑するのです。
食べたり飲んだりすると必然的に出したくなるのが人間、こればかりは生理現象でどうにもなりません。食べ物や飲み物を大量に摂取した乗客たちがトイレに大挙することもあります。そのため、飛行機でトイレを利用する際は機内サービスの時間を意識的に避けるのがおすすめです。
2-3.ベルトサインの前後
離着陸時だけでなく上空で緊急事態が発生した際はベルトサインが点灯します。この間、乗客はベルトサインが消灯するまで席に座っていなくてはなりません。急いでトイレに行こうとしてもクルーに止められてしまうこともあります。そのため、ベルトサインの前後もトイレの混雑が予想されるでしょう。
2-4.ロングフライトの最中
海外旅行の場合は目的地によって長時間フライトとなることもあります。その場合、乗客のほとんどが1回~2回はトイレを使用します。そのタイミングや時間が重なれば、混雑は避けられません。中には排泄に10分~20分ほどかかる人もいるので、飛行機では気持ち早めにトイレを済ませるのが鉄則です。
僕は「トイレしたい」と思う前に必ず済ませるようにしてるかな。
稀に便器や便座が故障してることもあるから、できるうちに済ますのがベスト!
3.トイレの機会を見逃さないためのヒント
最後にトイレの機会を見逃さないためのヒントについてまとめます。
- 事前に空港で済ませる
- 窓側ではなく通路側の座席を選ぶ
- 隣の人の離席中を見計らう
- 尿意・便意を催す前に済ませる
トイレの機会を見逃すと最悪の事態に発展してしまう恐れがあります。そのため、飛行機移動の際は事前に策を練っておくようにしましょう。
3-1.事前に空港で済ませる
「機内でトイレに行けるかわからない」と不安や心配を抱える方は、事前に空港で済ませてしまうのが得策です。空港内であれば各所にトイレが設置されています。事前に済ませておけばフライト中に何度も席を立つ必要もなく、余計なストレスもありません。
3-2.窓側ではなく通路側の座席を選ぶ
飛行機の座席は小型機だと機体の両端、大型機だと機体の両端と中央に座席が並んでいます。そのため、窓側や真ん中側の座席となると他の乗客に「すみません」と声をかけてから席を立たなくてはなりません。
同行者と並び席で予約する場合は構いませんが、飛行機ではまったく知らない人が隣の席となることも往々にしてあります。それが外国の方となると余計に声をかける勇気も出なくなってしまうのではないでしょうか?
だからこそ、トイレが近い人は窓側ではなく通路側の座席を選ぶようにしましょう。
3-3.隣の人の離席中を見計らう
もし満席で窓側や真ん中側の席しか確保できなかった場合は、隣の人の離席中を見計らってトイレに立つというのもありです。通路側の席の乗客がいなくなった瞬間を狙えば、自分も気を遣わずに離席できます。
この方法は相手のタイミングや時間に左右されるので万全な対策とは言えないものの、どうしても声をかけるのが難しい方に最適です。管理人も極度の人見知りなので、寝てるふりをしておいて隣の人がいなくなった頃合いにトイレに向かいます!笑
3-4.尿意・便意を催す前に済ませる
飛行機のトイレと言わず海外旅行全般に言えることですが、尿意・便意を催す前に済ませるのが旅人の心得です。「そんなの気にしてない」という方もいるかもしれませんが、外国は日本と違っていつトイレが利用できるかわかりません。
そのため、何回も言わせていただきますが……トイレは早めに済ませるようにしましょう!
隣の人がでっかい外国人だった時の絶望感たるや……半端ないよね。
そこはもう肩をトントンして首をクイッとすれば大体は「トイレに行きたいんだな」って理解してくれるから大丈夫!
4.まとめ
今回は海外旅行の飛行機のトイレはいつ行けるのか、混雑するタイミングや時間をまとめました。
飛行機のトイレは原則「離陸後」「飛行中」「着陸前」のベルト着用サイン消灯時はいつでも使用できます。ただ、逆にベルト着用サイン点灯時は座席に着席しているよう指示されるので、トイレも使用できません。そのため、気持ち早めに済ませる癖をつけておくと安心です。
それでも離着陸の前後や機内サービスの前後、ベルトサインの前後やロングフライトの最中などは混雑することもあるので、タイミングや時間には十分お気を付けください。