【海外旅行】子供は何歳からが楽?成長に伴う発育や料金の変化

エジプトの人
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海外旅行を「子供がいるから」という理由で断念する方もいらっしゃるかと思います。何歳から海外旅行に行けるのかという疑問は拭えません。子供は発達段階をはじめ発育・料金の変化で制約がかかることもあるため、何歳から海外旅行できるのか把握しておくことが大切です。

今回は海外旅行に行く子供は何歳からが楽なのかを調査しました。ここでは成長に伴う発育や料金の変化も共有いたします。併せて子連れの人だからこその特権もまとめるので、育児中の旅行事情が気になる方はぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

はるまる

子供と一緒に旅行する人も知っておくべき情報かもしれない!

ぴちどん

この記事では「子供は何歳からが楽なのか」「成長に伴う発育や料金の変化」をまとめるよ!

目次

1.子供は何歳からが楽?

ドイツの店

まずは子供は何歳からが楽なのかをまとめます。

子どもは何歳からが楽?
  • 小学生から
  • 中学生から
  • 高校生から

結論を先に言うと海外旅行そのものに大人も子供も関係ありません。いつから外国に行けるかは人によりけりで、6歳でも12歳でも18歳でも何歳からでも旅行を楽しめます。ただ、現実問題として子供の年齢によって楽かどうかが変わる点には要注意です。

「小学生から」「中学生から」「高校生から」など、年齢によって海外旅行できるかどうかの判断が分かれます。その点は保護者の方が同行させるべきか否かを判断しなければなりません。

また、一部の航空会社や旅行会社では子供に対して特定の年齢制限を設けていることもあります。例えば、0歳~1歳以下のパスポートの申請や受領には出生届・住民票の提出が求められることもあるでしょう。生まれて間もなくビザや電子渡航認証を取得する場合も同様です。そのため、旅券をはじめシステムやワクチンの手続きなどで何かしらの制限がかけられることもあると覚えておいてください。

さらには保険会社でも子供に対して特定の年齢制限を設けていることがあります。海外旅行保険によっては一定の年齢に満たないだけで保険の適用範囲が変化するだけでなく、保険金そのものが低額となることもあると覚えておかなくてはなりません。

はるまる

赤ちゃんほど航空会社や旅行会社、保険会社の制約があるみたいだね。

ぴちどん

でも、海外旅行自体に「何歳から」「いつから」という決まりはないから安心して大丈夫だよ。

2.子供の成長に伴う変化

オーストリアの人

ここからは子供の成長に伴う変化をまとめます。

子供の成長に伴う変化
  • 安心感・信頼感の発達(1歳~3歳)
  • 自律性・自発性の発達(3歳~6歳)
  • 協調性・勤勉性の発達(6歳~12歳)
  • 社会性・同一性の発達(12歳~18歳)

子供の成長に伴う変化はいくつか存在します。海外旅行する際にはこの手の変化も事前に把握しておくことで万が一の際にも対処しやすくなるので、赤ちゃんが旅をする時のリスクにはどのようなものがあるのかを知っておくことも重要です。

2-1.安心感・信頼感の発達(0歳~3歳)

0歳~3歳の時期は安心感・信頼感が発達します。生まれたばかりの赤ちゃんは親に頼らなければ生きていけないため、泣くことで要望を伝えようとします。ただ、それゆえに飛行機でもホテルでもレストランでもお構いなしです。そのため、他人の迷惑になる可能性はゼロではありません。

この時期は眠ってさえくれれば比較的海外旅行も楽なのですが、自我が芽生える1歳頃からはイヤイヤ期に突入します。イヤイヤ期は第一次反抗期とも呼ばれ、2歳頃にピークを迎えて3歳頃まで続くとされています。それゆえ、海外旅行に連れていくと大変な思いをすることもあるでしょう。飛行機に乗る時も「イヤ」、ホテルに泊まる時も「イヤ」、レストランで飲み食いする時も「イヤ」と駄々をこねられるのは本当に大変……観光どころではありません!

そのため、0歳~2歳の子供を海外旅行に連れていくには相当な覚悟が必要となります。この年齢は自我の影響もあって反抗的になりがちなので、何をするにも子供に左右されると覚えておきましょう。

保育園に通う年齢の子供を海外旅行に連れていくのはおすすめできません。

2-2.自律性・自発性の発達(3歳~6歳)

3歳~6歳の時期は自律性・自発性が発達します。自律性が発達すると何事も自分でやりたがるようになり、自発性が発達すると何事も自分で考えて行動に移すようになります。この年齢から徐々にイヤイヤ期も落ち着いてくるので、海外旅行も比較的楽な年齢となるでしょう。

この時期は幼児期(前期・後期)と呼ばれ、自分でできるという自信から周囲にも興味を持ちやすくなります。大人のやることを積極的に真似するようになるため、できないことが減ってできることが増えていきます。ご飯や着替えも自分でできるようになるので、海外旅行に連れていっても差し支えありません。

ただし、環境に対する適応力や病気に対する免疫力などが未発達ということもあり、海外の不慣れな刺激には十分気を付けておきたいです。

幼稚園に通う年齢の子供なら海外旅行にも連れていけます。

2-3.協調性・勤勉性の発達(6歳~12歳)

6歳~12歳の時期は協調性・勤勉性が発達します。協調性が発達すると周囲に自分を合わせられるようになり、勤勉性が発達すると興味のあるものに対して自分から学ぶようになります。この年齢から好奇心が成熟していくので、海外旅行に連れていくにも最適な年齢となるでしょう。

この時期は学童期と呼ばれ、勉強の習慣が定着するとされています。そのため、学びのための海外旅行にも最適。小学生くらいの年齢になるとオプショナルツアーの年齢制限もクリアしやすく、身長制限・体重制限にも引っかからなくなってきます。そのため、海外旅行デビューにも最適な時期となるのではないでしょうか。

子供料金は12歳を過ぎると適用外となることがほとんどなので、小学生のうちに行ってしまうのがお得です。

運動機能だけでなく長時間フライトにも耐えられる忍耐力が向上する年齢なので、旅の選択肢もぐっと広がります。ただし、何事にも興味を示すため、迷子になりやすい時期でもあります。そこは絶対に目を離さないようにしてください。

小学校に通う年齢の子供は海外旅行にも連れていきやすいです。

2-4.社会性・同一性の発達(12歳~18歳)

12歳~18歳の時期は社会性・同一性が発達します。社会性が発達すると社会の一員として行動するようになり、同一性が発達すると自分自身の存在に問いかけるようになります。この年齢から急激に大人へと成長し、海外旅行そのものが人生の糧となるでしょう。

「自分とは何者なのか」「将来どうすべきなのか」「何をしたいのか」……そんな思春期の悩みを抱える時期だからこそ、未知の世界に連れ出してあげるのもおすすめ。世界を自分の目で見ることで新たな発見があるかもしれません。その体験が思春期の多感な時期にとってかけがえのない思い出となることもあります。もしかしたら人生そのものを変えてしまうような出来事にも出会うのではないでしょうか!

ただし、青年期は第二次反抗期の真っ只中。両親といるところを見られると恥ずかしいという感情も生まれ、一緒に海外旅行してくれなくなる可能性もあります。

むしろ、この年齢まで育てば国内旅行くらいなら1人で旅できます。そのため、あえて一人旅を経験させるのもありです。ただ、異性への関心が一層強くなる時期でもあるため、中学生だけ・高校生だけで海外旅行に行かせるのは色々な意味で危険かもしれません。そこは責任が取れる大学生になるまで我慢、もしくは子供の特性を見て判断したいところです。

中学校・高校に通う年齢の子供は一人旅させるもありです。

はるまる

子供の成長段階に応じて連れていくか置いていくか判断したいところ。

ぴちどん

中には赤ちゃんを海外で連れ回してるような人もいるから、結局は自分がどうしたいかで決めるのが一番かも。

3.子供の成長に伴う特権

ベルギーの小便小僧

ここからは子供の成長に伴う特権をまとめます。

子供の成長に伴う特権
  • 年齢に適用される料金
  • 限定的なグループ
  • 優先的なサービス
  • サポートの充実

赤ちゃんの旅というのはリスクだらけに見えるかもしれませんが、必ずしも危ないことばかりではありません。逆に子供だからこそ受けられる特権というのもあるので、併せて確認しておきましょう。うまく活用すればお得に旅ができるかもしれません。

例えば、旅行代理店などで申し込む場合、料金にジュニア割引が適用されることがあります。どれくらいの割引になるかは代理店次第なので明言はできませんが、数千円~数万円の割引となるケースもあります。ジュニアとは言ってももう立派な18歳前後を対象としている代理店もあるので、割引料金を利用しない手はありません。

航空券の中には0歳~2歳までは幼児運賃(大人運賃の10%)、2歳~12歳までは小児運賃(大人運賃の75%)で予約できるところもあります。宿泊施設や飲食店の中にも子供料金が適用される場合もあるので、うまく活用しましょう。

また、子供が集まるグループや子供が使えるサービスも豊富です。赤ちゃん限定のコースやプランを用意しているツアー会社もありますし、赤ちゃんだけが受けられる優先手続きもあります。乗り物だけでも優先席や優先搭乗など便利な待遇もあります。場合によってはサポートが充実したツアーもあるので、工夫すればむしろ快適に海外旅行できるのではないでしょうか?

はるまる

赤ちゃんならではの特典……見逃すともったいない!

ぴちどん

年齢を重ねていないからこそ得られる特権は最大限に活かしたいところ。

4.子連れでも海外旅行できる

ニュージーランドの町

子連れでも海外旅行を諦める必要はまったくありません。むしろ「育児中は夢の海外旅行へ」と計画している方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方は今まで我慢した分、思う存分海外旅行をお楽しみください。

ただ、子供となると発達段階などの制約だけでなく様々な問題が発生するのも事実です。中には今は大丈夫でも将来的に発育や料金の問題で海外旅行へ行けなくなってしまうこともあるかもしれません。そのため、もし「外国に行ってみたいなぁ」という感情が頭を駆け回っているのであれば、今すぐ旅立ってしまいましょう!

むしろ、子供であるという点が欠点ではなく利点となる場合もあるので、うまく周囲の支援を活用して旅に出るのもおすすめです。旅に「何歳から」「いつから」という期限など存在しない……旅立ちたいと思った時こそがマストタイミングだと僕は感じます。

はるまる

行っちゃえ赤ちゃんのみなさん!

ぴちどん

「やっちゃえ日産」みたいに言わないで。

5.まとめ

今回は海外旅行に行く子供は何歳からが楽なのか、成長に伴う発育や料金の問題をまとめました。

海外旅行は何歳からでも楽しめます。中には「なかなかお金も休みもなくて外国に行けなさそう」という方もいらっしゃる一方、人生のお祝いとして子連れでの海外旅行を計画している人もいらっしゃいます。管理人としてはそういった方にこそ旅を楽しんでもらいたいです。

確かに子供が異国の地を旅するとなると問題もあるかもしれません。ただ、逆に赤ちゃんだからこそ得られる特典もあります。赤ちゃん要素を活用すればお得に海外旅行することも可能です。だからこそ、乳幼児・未就学児の方こそ……ぜひとも世界へ!

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エジプトの人

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