【海外旅行】未成年のみで行ける?中学生だけ・高校生だけでの同意書・保護者の条件

アメリカのラスベガス
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海外旅行は未成年同士で行きたいと思うこともあるのではないでしょうか。中には中学生のみ・高校生のみで行きたいと考えている人もいるかもしれません。ただ、未成年だけで海外旅行する場合は渡航の同意書や保護者の同行が必要となる場合があるので要注意です。

今回は海外旅行は未成年のみで行けるのかを調査しました。ここでは中学生だけ・高校生だけでの同意書・保護者の条件も共有いたします。併せて国別の規定の一例や未成年の海外旅行の注意点もまとめるので、未成年の扱いが気になる方はぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

はるまる

未成年でも行けないことはないけど一定の条件がある!

ぴちどん

この記事では「未成年のみで行けるのか」「中学生だけ・高校生だけでの同意書・保護者の条件」をまとめるよ!

目次

1.海外旅行は未成年のみで行ける?

グアムのタモン

まずは海外旅行は未成年のみで行けるのかをまとめます。

海外旅行は未成年のみで行ける?
  • 小学生だけ:行けない
  • 中学生だけ:行けない
  • 高校生だけ:行ける(条件あり)
  • 大学生だけ:行ける(条件あり)

結論を先に言うと、海外旅行は未成年のみで行ける場合と行けない場合があると言えます。

未成年者の渡航に関しては国ごとに条件が異なるものの、小学生だけ・中学生だけでの渡航は許可されないのが一般的です。逆に高校生だけ・大学生だけでの渡航は条件付きで許可されることもあります。

つまり、年齢によって未成年だけで海外旅行できるかどうかが決まるというわけです。

他にも飛行機などの移動は問題なくとも、ホテルへの宿泊となると厳しい規定を設けている国もあります。

例えば、アメリカでは「18歳以下は保護者の同行が必要」「18歳以上は渡航の同意書が必要」と規定しているのが特徴です。日本人がよく行く韓国や台湾なども18歳を起点として、渡航の同意書・保護者の同行が必要かどうかを判断しています。

ただし、例外としてシンガポールのように「22歳未満は成人の同行が必要」という場合もあるので気を付けましょう。両親から渡航を許してもらっても国がNGを出している場合はそれに従わねばなりません。

詳しくは各国の大使館もしくは旅行会社の担当者に確認してください。

はるまる

国によって未成年のみで旅行できるかどうかが決まるんだね!

ぴちどん

未成年だけでの出入国が禁止されている国もあるから要注意だよ!

2.未成年だけでの同意書・保護者の条件

台湾の大同大学

ここからは未成年だけでの同意書・保護者の条件をまとめます。

未成年だけでの同意書・保護者の条件
  • 小学生:保護者の同行が必要(一部の国)
  • 中学生:保護者の同行が必要(一部の国)
  • 高校生:保護者の同行もしくは渡航の同意書が必要(一部の国)
  • 大学生:保護者の同行もしくは渡航の同意書が必要(一部の国)

未成年者は冷静な判断が難しいという理由から様々な制約があります。例えば、クレジットカードの作成やスマートフォンの契約などは未成年者だけでは行えません。これは海外旅行も同様です。

例えば、日本の大手旅行会社が催行するツアーでは「15歳未満の参加者は保護者の同行が必須」とされていることがほとんどです。国によっては渡航の同意書があっても出入国できない場合もあるなど、条件は千差万別となります。

2-1.小学生

さすがに小学生だけで外国へ渡航するという状況は滅多にないと思いますが、小学生のみで出入国しようとした場合は保護の対象となります。小学生の海外旅行には保護者の同行が必要となるため、必ず両親と一緒に渡航してください。

2-2.中学生

中学生が外国へ渡航する場合、一部の国では保護者の同行が必要となります。

中学生だけでの海外旅行は渡航の同意書があっても許可されない国がほとんどなので、注意が必要です。

中学生のうちは保護者と一緒に海外旅行しましょう。

2-3.高校生

高校生が外国へ渡航する場合、一部の国では保護者の同行もしくは渡航の同意書が必要となります。

高校生だけでの海外旅行は条件付きで許可される国もあるため、確認が必要です。

高校生のうちは保護者と一緒もしくは同意書を携帯して海外旅行しましょう。

2-4.大学生

大学生は18歳~22歳までの学生が多く、社会人になってから通う人も少なくありません。

そのため、大学生だけで外国へ渡航すること自体は問題ありません。

ただし、国によっては19歳未満の渡航者同士の申し込みは受け付けない場合もありますし、22歳未満の渡航者同士の申し込みに保護者の同行もしくは渡航の同意書が必要となる場合もあります。

大学生でも制限がかけられる場合があるので、渡航先の情報は入念に調べておきたいです。

はるまる

保護者の同行もしくは渡航の同意書……未成年が海外旅行する場合は2つのどちらかもしくは両方が必要!

ぴちどん

国によって違うけど、中学生以下は保護者の同行、高校生以上は渡航の同意書を求められるのが普通!

3.国別の規定の一例

東京の三鷹の森ジブリ美術館

ここからは国別の規定の一例をまとめます。

国別の規定の一例
  • アメリカ(ハワイ・グアム・サイパン)
  • 韓国
  • 台湾
  • 例外

国によって未成年者の扱いは変わるため、渡航先の条件はあらかじめ調査しておくのが賢明です。ここでは日本人がよく行く国を3つほどピックアップして紹介します。

3-1.アメリカ(ハワイ・グアム・サイパン)

  • 17歳以下:保護者の同行が必要
  • 18歳以上~21歳未満:渡航の同意書が必要

アメリカでは17歳以下は保護者の同行、18歳以上~21歳未満は渡航の同意書が必要です。ハワイ・グアム・サイパンも同様の条件となっています。

オセアニアの島国であるパラオも同様の条件なので、併せて確認しておきましょう。

なお、カナダを含め北米では未成年が単身もしくは片方の親と出入国する場合、書類の提出が求められることもあります。これはハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)によって決められているもので、子供の誘拐を防止するためのものです。

3-2.韓国

  • 18歳以下:保護者の同行が必要

韓国では18歳以下は保護者の同行が必要です。加えて、18歳以下の男女が同じ部屋に滞在することも法律で禁止されています。

家族・親戚という関係でも証明書の提出を求められることがあります。

3-3.台湾

  • 18歳以下:保護者の同行が必要

台湾でも18歳以下は保護者の同行が必要です。香港も同様の条件となっています。

宿泊施設ごとに規定が変わります。

3-4.例外

例外として、シンガポールでは21歳以下は保護者の同行が必要とされています。

他にもベトナムだと14歳未満は渡航の同意書が必要な他、フィリピンだと15歳未満は書類の申請が必要となります。どちらも単身または親の付き添いなしでは出入国が許可されていません。

このように未成年者の扱いは国ごとに色々です。そのため、渡航先ごとに情報を調べておくことが必須となるでしょう。

ちなみに、ヨーロッパは大半の国が18歳を起点として渡航の同意書・保護者の同行が必要かどうかを決めています。逆にイスラム圏の国は婚姻前の男女で密室に入ることを禁止している場合もあるなど、その条件は多種多様です。

はるまる

国によって未成年者の扱いはまちまち!

ぴちどん

トラブル回避のためにも渡航先の情報は事前に調べておくのが無難かも。

4.未成年の海外旅行の注意点

カナダのロイヤルティレル博物館

最後に未成年の海外旅行の注意点をまとめます。

未成年の海外旅行の注意点
  • 海外旅行保険への加入
  • クレジットカードの作成
  • スマートフォンの契約
  • パスポートの有効期限
  • 内緒で渡航

未成年者が海外旅行する場合、注意しておかねばならないことがいくつかあります。

4-1.海外旅行保険への加入

未成年者に限らず、海外旅行は何が起こるかわかりません。

うっかり荷物を放置して盗まれたり、うっかり撮影に夢中になっていてカメラが壊れたり……現地で怪我や病気に見舞われることもあるでしょう。

そのため、未成年者が外国へ渡航する場合は海外旅行保険に加入することをおすすめします。

4-2.クレジットカードの作成

海外旅行ではクレジットカードがほぼ必須ですが、未成年者の場合はクレジットカードが作成できません。

そのため、現地では現金頼りとなってしまうかもしれません。両親のクレジットカードを持っていく未成年者もいますが、他人名義のクレジットカードだと使用できない場合もあるので注意したいところです。

代わりにプリペイドカードを持参するのも手です。

4-3.スマートフォンの契約

海外旅行ではスマートフォンもほぼ必須ですが、未成年者の場合はスマートフォンも作成できません。

そのため、現地では連絡手段が限られてしまうかもしれません。現代はスマートフォンを持っている未成年者もいますが、海外非対応のスマートフォンだと使用できない場合もあるので注意したいところです。

代わりにタブレットやパソコンを持参するのも手です。

4-4.パスポートの有効期限

未成年は有効期限が5年間のパスポートしか発行できないため、新規で取得する場合は問題ないものの既存のものを使用する場合は有効期限に気を付けておきたいです。

例えば、小さい頃に両親に連れられて海外に行ったことがある人の場合、当時のパスポートをそのまま使用できると勘違いしてしまうこともあるかもしれません。しかし、仮に13歳でパスポートを発行した場合、18歳になる頃には有効期限が切れてしまいます。

有効期限が切れる前に更新すれば問題はありませんが、もし切れてしまった場合は再取得が必要です。外国へ渡航する場合は有効期限の切れていないパスポートが必須なので、必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。

4-5.内緒で渡航

思春期真っ只中の未成年の中には「親に黙って海外旅行に行っちゃおう」なんて計画している人もいるのではないでしょうか。

韓国や台湾くらいなら1泊2日~2泊3日で行けるため「隠していてもバレないだろう」「友達の家に泊まることにしよう」と安易に考えてしまうこともあることでしょう。しかし、両親に内緒で外国に渡航するのは危険です。

韓国や台湾は日本とそこまで治安も変わらないので、身の危険が及ぶことはそうそう考えられません。ただし、そこは見知らぬ外国……何が起こるかわかりません。

現地で犯罪に巻き込まれることもあれば、怪我や病気になることもあるでしょう。その際、両親に隠したまま渡航していると助けを求めることすらできません。状況によっては最悪の事態も想定しなくてはならなくなるかもしれません。

だからこそ、内緒で渡航するのはやめてください。管理人のおじさんからのお願いです!笑

はるまる

未成年者の海外旅行はちゃんと保険に入って海外対応のクレジットカードとスマートフォンを確保すべし!

ぴちどん

パスポートがない人は新規取得、ある人は有効期限が切れてないか確認して、両親に旅先を告げて旅立とう!

5.まとめ

今回は海外旅行は未成年のみで行けるのか、中学生だけ・高校生だけでの同意書・保護者の条件をまとめました。

海外旅行は未成年でも行ける場合と行けない場合があります。国によっては保護者の同行が必要だったり、渡航の同意書が必要だったりします。例えば、小学生や中学生は保護者の同行が必須となる一方、高校生や大学生は渡航の同意書で渡航できる場合もあるわけです。

こればかりは国の規定によって変わるため、渡航先が未成年同士の旅行についてどのように扱っているのかを確認せねばなりません。未成年だけで海外旅行する場合は注意点もあるので、必ず両親に相談した上で計画しましょう。くれぐれも両親に内緒で行くことのないように!

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アメリカのラスベガス

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