海外旅行で写真を撮る際は予備で数枚撮っておくのがおすすめです。突然の削除・紛失に備えるため、“奇跡の一枚”を残すためにも予備で何枚か撮っておくと安心です。併せてバックアップもしておけば、思い出が消えることはありません。
今回は海外旅行の写真を予備で撮る理由を解説します。併せて削除・紛失に備えるバックアップ方法も説明します。写真整理中にやってしまいがちな写真を誤って消してしまうリスクもまとめるので、海外旅行の観光にお役立てください。
間違えて消してしまった時の復元は難しいからこそ備えておきたい!
この記事では「海外旅行の写真を予備で撮る理由」「削除・紛失に備えるバックアップ方法」をまとめるよ!
1.海外旅行の写真を予備で撮る理由
まずは海外旅行の写真を予備で撮る理由を見ていきましょう。
- 突然の削除・紛失に備えるため
- “奇跡の一枚”を残すため
海外旅行の写真は、同じ角度や構図であっても2枚~3枚は予備で撮っておくのがおすすめです。同じ写真が何枚もあると写真整理が面倒ですが、突然の削除・紛失に備えるためにも奇跡の一枚を残すためにも数枚撮っておくことを推奨します。
1-1.突然の削除・紛失に備えるため
海外旅行の写真を予備で撮るのは突然の削除・紛失に備えるためです。
旅先での写真は間違えて削除したり、紛失したり……いつどこで消えてしまうかわかりません。スマホ(iPhone・Android)やカメラ(一眼レフ・ミラーレス)で撮影した写真はデータとしてデバイスに残りますが、データごと消されてしまえば復元はできません。
デバイス上でゴミ箱に移動しただけであれば復元も可能ですが、完全に消去してしまったデータは復元できないので注意が必要となります。
1-2.“奇跡の一枚”を残すため
海外旅行の写真を予備で撮るのは“奇跡の一枚”のためでもあります。
旅先での写真は顔が油断していたり、瞬きしていたり……いつも上手に撮れるとは限りません。スマホ(iPhone・Android)やカメラ(一眼レフ・ミラーレス)の編集機能である程度は加工できますが、元の画像・動画が悪ければ見栄えも良くなりません。
デバイス上でレタッチするにも限界があるからこそ、最高の思い出を残すためにも写真は何枚か撮っておくのが賢明です。
海外旅行の写真は1つのスポットで2枚~3枚は撮ってるかも。
いくつかの角度・構図で撮っておくと写真を厳選できて安心!
2.削除・紛失に備えるバックアップ方法
次に削除・紛失に備えるバックアップ方法を見ていきましょう。
- クラウド上で管理・保存する
- 各デバイスで共有・分散する
- SDカードにロックをかける
- SNSに適宜アップする
- チェキで現像する
削除・紛失に備えるバックアップ方法は主に「クラウド」「デバイス」「SDカード」「SNS」「チェキ」の5つ。本体に入れておくだけでは備えとして不十分なので、必ずバックアップを取りましょう。
2-1.クラウド上で管理・保存する
海外旅行の写真はクラウド上で管理・保存するのがおすすめです。クラウド上で管理・保存しておけば、万が一写真を間違えて消してしまっても大丈夫。現地で本体ごと盗まれても対応できます。
2-2.各デバイスで共有・分散する
海外旅行の写真は各デバイスで共有・分散するのもおすすめです。各デバイスで共有・分散しておけば、万が一写真を間違えて消してしまっても大丈夫。現地で本体が故障しても対応できます。
2-3.SDカードにロックをかける
スマホやカメラに挿入するSDカードはロックがかけられるタイプのものもあります。ロックしておけば写真を誤って消してしまうことがなくなるため、常に鍵をしておくのがおすすめです。
2-4.SNSに適宜アップする
気軽に写真を投稿できるSNSは適宜アップしておけるタイプのものもあります。SNSに写真を載せておけば勝手に消えることもないので、必要に応じて投稿しておくのがおすすめです。
2-5.チェキで現像する
チェキは一昔前の撮影機材ですが、最近ではZ世代の間でブームになっているとかいないとか。
バックアップツールとしてはイレギュラーですが、撮影した瞬間に現像できるチェキは写真そのものを残しておく手段として有効です。データとして残したい方には向きませんが、その場で写真を現像できる刹那的な楽しみ方はチェキならではのものと言えます。
高価なスマホやカメラと比べるとチェキはやや安価なので、ぜひ海外旅行のお供として持参してみてはいかがでしょうか?
最近はフォトストレージサービスもあるから、オンラインで写真を残しておくという方が大半かな。
個人的にはその場にいる人とすぐに分かち合えるチェキがおすすめ!
3.“奇跡の一枚”を残す撮影方法
次に“奇跡の一枚”を残す撮影方法を見ていきましょう。
- とにかく無数に撮る
“奇跡の一枚”を残す撮影方法は「とにかく無数に撮る」のみ。どの写真がベストショットに化けるかわからないため、とにもかくにも撮りまくりましょう。
角度を変えて構図を変えて、姿勢を変えて表情を変えて……試行錯誤しながら撮り続けることでベストショットが生まれます。もちろん、何百何千という枚数を撮って初めて“奇跡の一枚”は生まれるため、撮って撮って撮りまくることが大切です。
予備で撮るというよりはむしろアイドルやモデルの写真集ばりに何枚も撮るのが“奇跡の一枚”を生み出す秘訣と言えるでしょう!
あれ?僕は何枚撮っても“奇跡の一枚”にならないんだけど!
被写体によって写真の雰囲気が違ってくるのは仕方なし。
4.写真が消えてしまうリスク
最後に写真が消えてしまうリスクについてまとめます。
- クラウド同期の問題
- デバイスの容量不足
- SDカードの破損
- アプリの不具合
- ウイルスの侵入
海外旅行で写真を撮っても、ひょんなことから消えてしまうことがあります。クラウド同期の問題にデバイスの容量不足、SDカードの破損にアプリの不具合、ウイルスの侵入などなど……写真には数え切れないリスクが潜んでいるわけです。
4-1.クラウド同期の問題
クラウド同期に問題がある場合、写真が消えたように見えることがあります。クラウドと同期しておけば自動的にバックアップしてくれるのですが、同期に問題がある場合は表示にエラーが生じることがあるため要注意です。
4-2.デバイスの容量不足
デバイスが容量不足の場合でも、写真が消えたように見えることがあります。デバイスの容量が十分であればバックアップできるのですが、容量不足の場合も表示にバグが生じることがあるので要注意です。
4-3.SDカードの破損
SDカードが破損していると写真が消えてしまうかもしれません。通常、スマホやカメラはSDカードのストレージで写真を守っていますが、SDカードそのものが壊れている場合は写真が突然消えてしまうことも珍しくありません。
4-4.アプリの不具合
写真をアプリ上で管理・保存・共有・分散させている場合、アプリに不具合が起こることで写真そのものが消えてしまう可能性もゼロではありません。今はアプリで写真撮影する人も多いと思いますが、少なくともエラーやバグが生じる危険性があるということは覚えておかねばなりません。
4-5.ウイルスの侵入
インターネットを介してスマホやカメラを使用している場合、ウイルスが侵入する可能性もゼロではありません。ウイルスは悪意を持って開発されたものであり、デバイスのデータを破壊する凶悪なものも存在。くれぐれも身に覚えのないメールは開かないようにしましょう。
ゴミ箱に移動しただけなら復元できるけど、完全に削除してしまったら復元はできないから気を付けたいところ。
写真整理中に「いらない」と思って消したものの、後になってから「やっぱりいる」ってなることもあるから消去は慎重に!
5.まとめ
今回は海外旅行の写真を予備で撮る理由、削除・紛失に備えるバックアップ方法をまとめました。
海外旅行の写真を予備で撮るのは、主に「突然の削除・紛失に備えるため」「“奇跡の一枚”を残すため」です。予備を含めバックアップを撮っておかないと、万が一写真を誤って消してしまった際に復元できなくなります。
そのため、海外旅行で写真を撮る時は必ずバックアップを取っておきましょう。枚数も2枚~3枚など、スポットごとに複数撮っておくと後で厳選できて便利です。併せて、クラウドやデバイスの環境、SDカードやアプリの状態も見直しておくことを推奨します。