世界には経済発展を続ける国が存在し、中には経済成長率60%を上回る国まであります。GDPの伸び率が高い国は市場の発展も目覚ましく、新時代の幕開けを予感させるほどです。ただ、世界経済はいつどこで転換期を迎えるかわからないため、今後の動向にも目が離せません。
今回は世界の経済成長率が高い国ランキングを作成しました。ここでは市場が発展し続けている国をランキング形式でトップ10まで掲載しています。経済が発展中の地域を中心にまとめるので、ぜひ旅先選びにもご活用ください。
経済成長率が高い国は未来の先進国……かも!
この記事では「世界の経済成長率が高い国ランキング」「市場が発展し続けている海外旅行先」をまとめるよ!
1.経済成長率が高い国がおすすめな人
まずは経済成長率が高い国がおすすめな人を見ていきましょう。
- 国家の成長に興味がある人におすすめ
- 市場の動向が気になる人におすすめ
経済成長率の高い国は、国家の成長に興味がある人や市場の動向が気になる人におすすめです。
世界経済は常に波のように変動しており、景気が良くなることもあれば悪くなることもあります。経済成長率はその国の景気を左右する要素の1つで、この経済成長率が高ければ高いほど国の市場が発展していることを意味します。
つまり、経済成長率が高い国は「今最も勢いのある国」と言えるのではないでしょうか?
ただし、今は景気が良くても数年後数十年後には景気が悪くなっている可能性もゼロではありません。日本も1955年頃~1973年頃の高度経済成長期には平均10%前後の経済成長を記録しており、環境省のデータでも昭和30年代には8.9%~9.1%ほど、昭和40年代には10.9%ほど成長したと記録されています。
まさに、経済成長率は国の行く末を上下する重要な指標……世界経済を読み解くためには欠かせない要素と言えるでしょう!
景気は左へ右へ……山あり谷ありの人生と同じ!
国家の成長に興味がある人や市場の動向が気になる人には経済成長率が高い国がおすすめかも!
2.経済成長率が高い国ランキング
ここからは経済成長率が高い国ランキングをまとめます。
当ランキングでは経済成長率の高さを加味して選定しています。
- ガイアナ
- セントルシア
- フィジー
- アルメニア
- モルディブ
- アイルランド
- ベリーズ
- ニジェール
- バハマ
- カーボベルデ
- IMF:World Economic Outlook Databases
- その他の調査機関
- 管理人の実体験
経済成長率が高い国ベスト3はガイアナ・セントルシア・フィジーです。そこにアルメニアやモルディブ、アイルランドやベリーズ、ニジェールやバハマ、カーボベルデと続きます。ただし、経済成長率は常に変化するので、あくまでも暫定的な数値となります。
では、さらに詳しいランキングを見ていきましょう。順位や星は管理人の独断偏見・趣味嗜好が含まれるものの、特定の国を差別・贔屓する意図はございません。
1位.ガイアナ
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約62%~63%
ガイアナは世界で一番経済成長率が高い国とされています。
ガイアナの経済成長率は約62%~63%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由には油田の発見が関係しているとされています。もともとガイアナは中南米を代表する貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は石油開発の影響で巨万の富を手にしています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、ガイアナは62倍~63倍の速度で発展している計算です。まさに今世界で最も勢いに乗っている国と言えるでしょう。
ガイアナは今後もしばらく発展を続けそうな予感。
ただ、石油開発の影響がいつまで続くかで命運が分かれるかも。
2位.セントルシア
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約14%~15%
セントルシアは世界的に経済成長率が高い国の1つです。
セントルシアの経済成長率は約14%~15%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由には観光業が関係しているとされています。近代までセントルシアは貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、セントルシアは14倍~15倍の速度で発展している計算です。そのため、いずれは中南米を代表する観光業先進国となるかもしれません。
セントルシアは観光業が好調な様子。
ただし、観光業頼りなのはちょっと懸念材料も。
3位.フィジー
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約14%~15%
フィジーも世界的に経済成長率が高い国の1つです。
フィジーの経済成長率も約14%~15%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由にも観光業が関係しているとされています。近代までフィジーも貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、フィジーも14倍~15倍の速度で発展している計算です。そのため、いずれは中南米を代表する観光業先進国となるかもしれません。
フィジーも観光業が好調な様子。
ただし、観光業頼りなのはやや不安要素も。
4位.アルメニア
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約12%~13%
アルメニアは経済発展が続く国の1つです。
アルメニアの経済成長率は約12%~13%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由にはIT産業が関係しているとされています。近代までアルメニアも貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、アルメニアは12倍~13倍の速度で発展している計算です。そのため、いずれは中東を代表するIT産業先進国となるかもしれません。
アルメニアはIT産業が好調な様子。
IT産業は今後も発展を続けそうな予感がする。
5位.モルディブ
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約12%~13%
モルディブも経済発展が続く国の1つです。
モルディブの経済成長率も約12%~13%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由には観光業が関係しているとされています。着実にモルディブは豊かな国の1つになりつつあり、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、モルディブも12倍~13倍の速度で発展している計算です。すでにアジアを代表する観光業先進国だけに、今後の動向にも期待が集まっています。
モルディブは観光業が好調な様子。
ただし、観光業頼りだから油断は禁物かも。
6位.アイルランド
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約11%~12%
アイルランドは市場が発展している国の1つです。
アイルランドの経済成長率は約11%~12%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由には金融業が関係しているとされています。着実にアイルランドも豊かな国の1つになりつつあり、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、アイルランドは11倍~12倍の速度で発展している計算です。すでにヨーロッパを代表する金融業先進国だけに、今後の動向にも期待が集まっています。
アイルランドは金融業が好調な様子。
金融業も今後は発展を続けそうな予感がする。
7位.ベリーズ
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約11%~12%
ベリーズも市場が発展している国の1つです。
ベリーズの経済成長率も約11%~12%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由には観光業が関係しているとされています。近代までベリーズも貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、ベリーズも11倍~12倍の速度で発展している計算です。そのため、いずれは中南米を代表する観光業先進国となるかもしれません。
ベリーズも観光業が好調な様子。
ただし、観光業頼りだから油断は大敵かも。
8位.ニジェール
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約11%~12%
ニジェールも市場が発展している国の1つです。
ニジェールの経済成長率も約11%~12%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由にはエネルギー産業が関係しているとされています。近代までニジェールも貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、ニジェールも11倍~12倍の速度で発展している計算です。そのため、いずれはアフリカを代表するエネルギー産業先進国となるかもしれません。
ニジェールはエネルギー産業が好調な様子。
ただし、エネルギー産業は限りがあるからどうなることやら。
9位.バハマ
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約%10~11%
バハマは経済に勢いのある国の1つです。
バハマの経済成長率は約10%~11%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由にも観光業が関係しているとされています。近代までバハマも貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、バハマは10倍~11倍の速度で発展している計算です。そのため、いずれは中南米を代表する観光業先進国となるかもしれません。
バハマも観光業が好調な様子。
ただし、観光業頼りなのは着目すべきところ。
10位.カーボベルデ
- 経済成長率が高い度:
- 経済成長率:約10%~11%
カーボベルデも経済に勢いのある国の1つです。
カーボベルデの経済成長率も約11%~12%で、GDPの伸び率も高いのが特徴です。その理由にも観光業が関係しているとされています。近代までカーボベルデも貧しい国の1つだったのですが、ここ数年は経済発展を続けています。
日本の経済成長率は約1%とされているので、カーボベルデも10倍~11倍の速度で発展している計算です。そのため、いずれはアフリカを代表する観光業先進国となるかもしれません。
カーボベルデも観光業が好調な様子。
ただし、観光業頼りなのは注目すべきところ。
3.その他の経済成長率が高い国
最後にその他の経済成長率が高い国をピックアップします。
その他の国は経済成長率が6%以上の国を中心に判断しています。
- インド
- キルギス
- タジキスタン
- バングラデシュ
- フィリピン
- ベトナム
- マレーシア
アジアでは、インドやベトナムやマレーシアが経済成長率の高い国とされています。
- アンティグアバーブーダ
- コロンビア
- セントクリストファーネイビス
- パナマ
- バルバドス
- ベネズエラ
中南米では、コロンビアやパナマやベネズエラが経済成長率の高い国とされています。
- アイスランド
- アンドラ
- クロアチア
- ボツワナ
- ポルトガル
- マルタ
- モンテネグロ
ヨーロッパでは、アイスランドやクロアチアやポルトガルが経済成長率の高い国とされています。
- アラブ
- イスラエル
- イラク
- クウェート
- サウジアラビア
- ジョージア
中東では、アラブやイスラエルやサウジアラビアが経済成長率の高い国とされています。
- エジプト
- エチオピア
- コートジボワール
- コンゴ民主共和国
- セーシェル
- ベナン
- 南スーダン
- モーリシャス
- ルワンダ
アフリカでは、エジプトやエチオピアやルワンダが経済成長率の高い国とされています。
経済成長率が高い国を見ると“これから来る国”感があるね!
経済に勢いのある国は未来の先進国になってるかもしれないよ!
4.まとめ
今回は世界の経済成長率が高い国ランキング、市場が発展し続けている海外旅行先をまとめました。
経済成長率が高い国としてはガイアナやセントルシア、フィジーなどが挙げられます。他にもアルメニアやモルディブ、アイルランドやベリーズ、ニジェールやバハマ、カーボベルデの市場は発展を続けているのが特徴です。
今後、各国の経済成長率はさらに変動することが予想されるため、必ずしもここでまとめた国が発展し続けるとは限りません。それでも発展中の国には発展中の国ならではの魅力があるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?