世界には豊かさに満ちた国が存在し、富裕層の割合が世界平均を著しく超える国があります。ただし、国全体のGDPと1人当たりのGDPには乖離があり、必ずしも「経済活動が活発=裕福な国」とは限りません。むしろ、豊かかどうかは人それぞれです。
今回は世界の裕福な国ランキングを作成しました。ここでは1人当たりのGDPが高い豊かな国をランキング形式でトップ10まで掲載しています。豊かな人だらけの地域を中心にまとめるので、ぜひ旅先選びにもご活用ください。
本当の豊かさは心の在り方で決まるって信じてる!
この記事では「世界の裕福な国ランキング」「1人当たりのGDPが高い豊かな海外旅行先」をまとめるよ!
1.裕福な国がおすすめな人
まずは裕福な国がおすすめな人を見ていきましょう。
- 現地で商売したい人におすすめ
- ビジネスに挑戦したい人におすすめ
裕福な国ほど自分を変えるチャンスがごまんと転がっています。例えば、現地で商売したい人やビジネスに挑戦したい人は、豊かな国ほど仕事の実績も積めるはずです。
純粋な経済力だけで見ると豊かな国は以下の通りとなります。
- アメリカ
- 中国
- ドイツ
- 日本
- インド
- イギリス
- フランス
- ロシア
- カナダ
- イタリア
以上は世界全体のGDPランキングを簡単にまとめたものです。
ただし、経済力があっても国民1人1人にお金が回っていなければ、豊かさとは程遠いのではないでしょうか。むしろ、お金持ちな国かどうかは1人当たりのGDPに着目した方がわかりやすいです。
例えば、アメリカ・中国・ドイツは世界的に見ると裕福な国の1つですが、国民1人1人が豊かな生活を送れているかと問われるとそうではありません。つまり、国民が豊かかどうかは国の経済ではなく、本人が稼げているかによって変わるわけです。
国全体のGDPで見ても北米が豊かという印象を受けますが、1人当たりのGDPで見るとヨーロッパの方が豊かという特徴・共通点を持っています。
1人当たりのGDPで見ると裕福な人の割合も変わってきそう!
現地で商売したい人やビジネスに挑戦したい人には裕福な国がおすすめかも!
2.裕福な国ランキング
ここからは裕福な国ランキングをまとめます。
当ランキングでは国民1人当たりのGDPを加味して選定しています。
- ルクセンブルク
- ノルウェー
- アイルランド
- スイス
- カタール
- シンガポール
- アメリカ
- アイスランド
- デンマーク
- オーストラリア
- IMF:World Economic Outlook Databases
- その他の調査機関
- 管理人の実体験
裕福な国ベスト3はルクセンブルク・ノルウェー・アイルランドです。そこにスイスやカタール、シンガポールやアメリカ、アイスランドやデンマーク、オーストラリアと続きます。ただし、1人当たりのGDPは常に変化するので、あくまでも暫定的な数値となります。
では、さらに詳しいランキングを見ていきましょう。順位や星は管理人の独断偏見・趣味嗜好が含まれるものの、特定の国を差別・贔屓する意図はございません。
1位.ルクセンブルク
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約12万5,000ドル~13万ドル
ルクセンブルクは世界で一番裕福な国とされています。
ルクセンブルクの1人当たりのGDPは約12万5,000ドル~13万ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,800万円~1,900万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、ルクセンブルクは日本の約4.5倍~3.8倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
ルクセンブルクの主な産業は金融業・製造業・鉄鋼業など!
ルクセンブルクのGDPが高い理由は主要産業の金融業・鉄鋼業にあり!
2位.ノルウェー
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約10万5,000ドル~11万ドル
ノルウェーは世界的に裕福な国の1つです。
ノルウェーの1人当たりのGDPは約10万5,000ドル~11万ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,500万円~1,600万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、ノルウェーは日本の約3.75倍~3.2倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
ノルウェーの主な産業は漁業・エネルギー産業など!
ノルウェーのGDPが高い理由は主要産業のエネルギー産業にあり!
3位.アイルランド
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約10万ドル~10万5,000ドル
アイルランドも世界的に裕福な国の1つです。
アイルランドの1人当たりのGDPは約10万ドル~10万5,000ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,400万円~1,500万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、アイルランドは日本の約3.5倍~3倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
アイルランドの主な産業は金融業・製薬業・情報通信業など!
アイルランドのGDPが高い理由は主要産業の金融業・製薬業にあり!
4位.スイス
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約9万ドル~9万5,000ドル
スイスは富裕層に分類される国の1つです。
スイスの1人当たりのGDPは約9万ドル~9万5,000ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,300万円~1,400万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、スイスは日本の約3.25倍~2.8倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
スイスの主な産業は金融業・製薬業・情報通信業など!
スイスのGDPが高い理由は主要産業の金融業・製薬業にあり!
5位.カタール
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約8万ドル~8万5,000ドル
カタールも富裕層に分類される国の1つです。
カタールの1人当たりのGDPは約8万ドル~8万5,000ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,100万円~1,200万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、カタールは日本の約2.75倍~2.4倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
カタールの主な産業は観光業・エネルギー産業など!
カタールのGDPが高い理由は主要産業のエネルギー産業にあり!
6位.シンガポール
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約8万ドル~8万5,000ドル
シンガポールも富裕層に分類される国の1つです。
シンガポールの1人当たりのGDPは約8万ドル~8万5,000ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,100万円~1,200万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、シンガポールは日本の約2.75倍~2.4倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
シンガポールの主な産業は観光業・金融業・製造業など!
シンガポールのGDPが高い理由は主要産業の金融業・製造業にあり!
7位.アメリカ
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約7万5,000ドル~8万ドル
アメリカは経済が豊かな国の1つです。
アメリカの1人当たりのGDPは約7万5,000ドル~8万ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,100万円~1,200万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、アメリカは日本の約2.75倍~2.4倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
アメリカの主な産業は金融業・情報通信業・製造業など!
アメリカのGDPが高い理由は主要産業の金融業・情報通信業にあり!
8位.アイスランド
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約7万ドル~7万5,000ドル
アイスランドも経済が豊かな国の1つです。
アイスランドの1人当たりのGDPは約7万ドル~7万5,000ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で1,000万円~1,100万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、アイスランドは日本の約2.5倍~2.2倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
アイスランドの主な産業は観光業・漁業・製造業など!
アイスランドのGDPが高い理由は主要産業の観光業・漁業にあり!
9位.デンマーク
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約6万5,000ドル~7万ドル
デンマークも経済が豊かな国の1つです。
デンマークの1人当たりのGDPは約6万5,000ドル~7万ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で900万円~1,000万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、デンマークは日本の約2.25倍~2倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
デンマークの主な産業は観光業・漁業・農業など!
デンマークのGDPが高い理由は主要産業の漁業・農業にあり!
10位.オーストラリア
- 裕福度:
- 1人当たりのGDP:約6万5,000ドル~7万ドル
オーストラリアは産業に恵まれた国の1つです。
オーストラリアの1人当たりのGDPは約6万5,000ドル~7万ドルと世界でも群を抜いています。日本円に換算すると国民1人が1年で900万円~1,000万円ほどの付加価値を生む計算です。
日本人の1人当たりのGDPは400万円~500万円ほどなので、オーストラリアは日本の約2.25倍~2倍のGDPを持つ国と言えるでしょう。
オーストラリアの主な産業は建設業・製造業・鉄鋼業など!
オーストラリアのGDPが高い理由は主要産業の製造業・鉄鋼業にあり!
3.その他の裕福な国
最後にその他の裕福な国をピックアップします。
その他の国は国民1人当たりのGDPが40,000ドル以上の国を中心に判断しています。
- ニュージーランド
オセアニアでは、ニュージーランドが裕福な国とされています。
- カナダ
北米では、カナダが裕福な国とされています。
- アンドラ
- イギリス
- オーストリア
- オランダ
- サンマリノ
- スウェーデン
- ドイツ
- フィンランド
- フランス
- ベルギー
ヨーロッパでは、イギリスやフランスが裕福な国とされています。
- アラブ
- イスラエル
中東では、アラブやイスラエルが裕福な国とされています。
やっぱり北米とヨーロッパは豊かな国が多いんだね。
経済に強い国のほとんどが北米とヨーロッパに集中してるよ。
4.まとめ
今回は世界の裕福な国ランキング、1人当たりのGDPが高い豊かな海外旅行先をまとめました。
裕福な国はルクセンブルクをはじめ、ノルウェーやアイルランドが常連です。他にもスイスやカタール、シンガポールやアメリカ、アイスランドやデンマーク、オーストラリアが1人当たりのGDPも高く豊かな国とされます。
単にGDPだけで見るとアメリカ・中国・日本が世界最高レベルの経済の国と言えるのですが、国民1人1人が豊かかどうかは国によって変わります。これから海外旅行するという方は、そういった国を訪れてみてはいかがでしょうか?