【海外旅行】パスポート写真の規格が厳しい理由!審査に通らない時の対処法

千葉の空港
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海外旅行のパスポート写真は、規格が厳しいことで知られています。何も知らずに自力で撮影した写真を持ち込んでも審査に通らない可能性があるため、注意が必要です。むしろ、却下・拒否されて初めて「なぜ落ちたんだろう」と驚く人もいるほどです。

今回は海外旅行のパスポート写真の規格が厳しい理由を解説します。併せて審査に通らない時の対処法も説明します。ここでは確実に受かりたいならプロが安心であることもまとめるので、海外旅行の準備にお役立てください。

はるまる

パスポート写真……断られたらどうすればいいの?

ぴちどん

この記事では「海外旅行のパスポート写真の規格が厳しい理由」「審査に通らない時の対処法」をまとめるよ!

目次

1.海外旅行のパスポート写真の規格が厳しい理由

オーストリアの空港

まずは海外旅行のパスポート写真の規格が厳しい理由を見ていきましょう。

パスポート写真の規格が厳しい理由
  • 出入国審査を滞りなく行うため
  • 身分証明書の代わりになるため
  • 悪用・偽造させないため

パスポートは国家間を行き来する際に必要となる旅券で、海外旅行では主に出入国審査の時に使用します。外国ではパスポートが身分証明書の代わりとなり、本人確認として提示を求められることも珍しくありません。

言うなればパスポートは運転免許証やマイナンバーカードと同等の重要書類……ゆえにパスポート写真はどうしても規格が厳しくなっているのです。

1-1.出入国審査を滞りなく行うため

パスポート写真の規格が厳しい理由は、出入国審査を滞りなく行うためと言えます。

出入国審査では限られた時間でパスポートの写真と顔のパーツを照合し、実在する人物であることを確認しなくてはならないため、すぐに本人だと判断できることが重要です。

仮に画角から見切れていたり髪の毛がかかっていたりと適当な写真でパスポートが発行できてしまうと、出入国審査で引っかかってしまいます。逆に規格に沿った写真のパスポートであれば瞬時に本人確認ができ、別室で検査する必要もありません。

つまりパスポート写真の規格が厳しいのは出入国する本人を守るためでもあるのです!

1-2.身分証明書の代わりになるため

パスポート写真の規格が厳しい理由は、身分証明書の代わりになるためとも言えます。

外国では日本の運転免許証・マイナンバーカードは効力を持っておらず、年齢確認などで提示する身分証明書はパスポート(もしくはクレジットカード)で代用するのが基本です。

現地では本人であることの証明として使用するので、適当な写真で受理・承諾するわけにはいきません。これも海外でトラブルに巻き込まれないための措置と言えるのではないでしょうか。

1-3.悪用・偽造させないため

パスポートは通常、本人しか申請・更新できません。これは旅券の悪用・偽造を防ぐためであり、第三者が勝手に作成してしまうのを防ぐ効果があると言えるでしょう。

審査が甘いとパスポートの悪用・偽造の隙を与えることになってしまい、自分の顔画像がどこか知らない場所で使い回されてしまう可能性も否定できません。そうした事態を防ぐためにも、パスポート写真の規格は徹底されているのです。

はるまる

嫌がらせで厳しくしてるんじゃなくて、みんなを守るためだったんだ!

ぴちどん

逆に審査にさえ通ってしまえば後は問題なし。世界を自由に行き来できる最強の旅券を手に入れたも同然さ!

2.パスポート写真が審査に通らない時の対処法

カナダの空港

次にパスポート写真が審査に通らない時の対処法を見ていきましょう。

パスポート写真が審査に通らない時の対処法
  • 却下・拒否された原因を明確にする
  • 条件を満たした写真を撮る
  • もう一度提出する

写真館や写真スタジオで撮影した場合はまず落ちることはありませんが、自力で撮影したものを持ち込む場合は落ちることもあるかもしれません。仮に審査に通らなかった場合は原因を洗い出し、再度撮り直して提出しましょう。

2-1.却下・拒否された原因を明確にする

パスポートセンターで写真が却下・拒否された場合、どこがダメなのかをその場で指摘されます。審査に落ちた場合はまず指摘された箇所を理解し、何が原因で落ちたのかを明確にしましょう。

ただし、大抵はパスポートセンターの近隣にある写真館・写真スタジオで撮り直しを命じられるため、原因がわからなくても撮り直し可能です。むしろ、カメラマンに任せれば規格を満たした写真をすぐに取り直してくれるため、受付の指示に従った方が安心かもしれません。

プロに任せれば、何回も引っかかることもありません。

2-2.条件を満たした写真を撮る

パスポート写真で一発合格を狙うなら、以下の要件を満たした写真を撮りましょう。

パスポート写真のサイズ
  • 写真全体のサイズ:縦45mm×横35mm
  • 顔部分のサイズ:34mm(±2mm)
  • 中心までの距離:17mm(±2mm)
  • 頭までの距離:4mm(±2mm)
  • 耳までの距離:2mm(±2mm)
  • 顎までの距離:7mm(±2mm)
パスポート写真のその他の規定
  • 直近6ヶ月以内に撮影したもの
  • 正面・中央から撮影したもの
  • 鮮明で焦点が合っているもの
  • 明るさや暗さが適切なもの
  • 輪郭がはっきりしているもの
  • 帽子をかぶっていないもの
  • 前髪がかかっていないもの
  • 影・傷・汚れのないもの
  • 背景がないもの
  • フチがないもの
  • カラーでも白黒でもOK

以上の要件を満たした写真であれば、何度も撮り直しとなることはありません。ただし、細かな条件をいちいち把握する時間がもったいないので、写真を撮り直す場合は写真館・写真スタジオに任せましょう。

2-3.もう一度提出する

写真を撮り直したらもう一度受付に提出して終了です。一度断られても写真は何度でも提出できるため、そのまま受付に提出してください。

なお、パスポートセンター併設もしくは周辺にある写真館・写真スタジオで撮り直した場合、当日中に再度提出できるため、パスポートの受け取りが遅れることもありません。

ただし、一度帰宅して後日撮り直した写真を再度提出する場合はパスポートの受け取り期間が延びてしまうので注意が必要となります。

はるまる

パスポートの受け取り期間は約1週間が基準!

ぴちどん

一度落ちて再提出する場合は、再提出した日から1週間が目安!

3.確実に受かりたいならプロが安心

オーストラリアの空港

最後に確実に受かりたいならプロが安心であることについてまとめます。

プロが安心の理由
  • 確実に合格する写真を撮影できる
  • 不備があっても対応してくれる
  • 撮影のコツを教えてくれる

写真館や写真スタジオなどパスポート写真を熟知しているカメラマンに任せれば、一発合格できる写真が撮影可能です。パスポート写真の専門家であれば万が一不備があってもすぐに対応してくれるため、絶対に不合格になりたくない場合はプロに任せましょう。

今まで何千何万というパスポート写真を撮ってきた方であれば、撮影のコツも把握しています。慣れている方だと「もっと顎を引いてください」「やや口を緩めてください」とスムーズに誘導してくれるため、何も難しいことはありません。

むしろ自力で撮影して何度も引っかかるなら、パスポートセンターの近隣にある写真館・写真スタジオで撮影してもらいましょう。せっかく撮影したのに受付で「撮り直し!」と言われると相当なストレスなので、最初からプロに任せる方が安心ではないでしょうか?

はるまる

撮り直しは時間の無駄になるから、規格を満たしているかどうかわからない場合はプロのカメラマンに相談しよう。

ぴちどん

ちょっと値は張るけど、パスポート写真の専門家なら一発合格も夢じゃない!

4.まとめ

今回は海外旅行のパスポート写真の規格が厳しい理由、審査に通らない時の対処法をまとめました。

海外旅行のパスポート写真は規格が厳しいため、自力で撮影したものを持ち込む場合は注意が必要です。条件を満たしていない場合は審査に通らないこともあるので、今一度確認が求められます。

ただし、仮に落ちたとしても問題はありません。受付で指摘された箇所を確認して、パスポートセンター併設もしくは周辺にある写真館・写真スタジオで撮り直せばOK。カメラマンに撮ってもらえば再びNGとなることもないでしょう。むしろ、最初からプロに撮ってもらえば一発合格も夢ではありません。

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千葉の空港

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