海外旅行では治安の悪さが気になるもので、現地で事件に遭遇したくない方が大半です。ただ、世界には治安が悪い国も存在しており、混沌で危険な様相に満ちた地域もあります。外国では軽犯罪から重犯罪まで頻発するからこそ、犯罪発生件数が多い国では十分気を引き締めねばなりません。
今回は世界の治安が悪い国ランキングを作成しました。ここでは犯罪率の高い国や平和度の低い国をランキング形式でトップ15まで掲載しています。治安の悪い国ほど凶悪事件にも遭遇しやすいので、ぜひ旅先選びにもご活用ください。
海外旅行で社会情勢を憂慮する人も治安の悪い国だと不安だと思う。
この記事では「世界の治安が悪い国ランキング」「混沌で危険な犯罪率の高い海外旅行先」をまとめるよ!
1.治安が悪い国がおすすめな人
まずは治安が悪い国がおすすめな人を見ていきましょう。
- 現地の治安が気になる人におすすめ
- 自分の身を自分で守れる人におすすめ
海外旅行では外国の社会情勢について事前に把握しておくのが賢明です。現地の治安が悪いかどうかは外務省の「海外安全ホームページ」で確認できるため、旅立つ前に必ず渡航情報を確認しましょう。
外務省では各国の状況を「危険レベル」「感染症危険レベル」の2項目から4段階で判定しており、国際情勢に合わせて適宜更新しています。治安が悪い国はレベル3~レベル4の判定を受けているので、渡航前に危険度合いを確認しておいてください。
- レベル1:十分注意してください。
- レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
- レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
- レベル4:退避してください。(退避勧告)
他にも治安が悪いかどうかの指標としては経済平和研究所の「世界平和度指数」や国連薬物犯罪事務所の「犯罪調査統計」などが便利です。
「世界平和度指数」は世界各国を対象に「危険・不安」「国際・国内紛争」「軍事化」などの観点から治安を計測した調査となります。「犯罪調査統計」も世界各国を対象に「薬物」「犯罪」などの観点から治安を測定した調査となります。どちらも犯罪率の高さや平和度の低さを判断するのに役立つので、外務省の情報と併せてチェックしておきましょう。
ここでまとめた3つの指標から治安不良と判断された国は混沌かつ危険(例外あり)です。
ただ、治安は国際情勢により常に変化していて厳密に数値化できるものではありません。そのため、各国の司法当局や国際刑事警察機構などの情報も調べてから渡航することをおすすめします。
治安が悪いとされている国であったら防犯対策は忘れずに!
現地の治安が気になる人や自分の身を自分で守れる人には治安が悪い国がおすすめかも!
2.治安が悪い国ランキング
ここからは治安が悪い国ランキングをまとめます。
当ランキングでは混沌・危険かどうかはもちろん犯罪率の高さや平和度の低さも加味して選定しています。
- アフガニスタン
- ベネズエラ
- 南アフリカ
- パプアニューギニア
- ホンジュラス
- エルサルバドル
- トリニダードトバゴ
- ジャマイカ
- ブラジル
- ペルー
- イラク
- シリア
- ソマリア
- メキシコ
- アメリカ
- 外務省:海外安全ホームページ
- 経済平和研究所:世界平和度指数
- 国連薬物犯罪事務所:犯罪調査統計
- その他の調査機関
- 管理人の実体験
治安が悪い国ワースト3はアフガニスタン・ベネズエラ・南アフリカです。併せてパプアニューギニアやホンジュラス、エルサルバドルやトリニダードトバゴ、ジャマイカやブラジル、ペルーも混沌かつ危険とされています。他にもイラクやシリア、ソマリアやメキシコ、アメリカなども犯罪率が高めかつ平和度が低めです。
ただ、治安の悪さは感じ方に個人差があったり、地域差があったりと厳密に計測できるものではないので、あらかじめご了承ください。
では、さらに詳しいランキングを見ていきましょう。順位や星は管理人の独断偏見・趣味嗜好が含まれるものの、特定の国を差別・贔屓する意図はございません。
1位.アフガニスタン
- 治安が悪い度:
アフガニスタンは世界で一番治安が悪い国とされています。世界平和度指数や犯罪調査統計において常に最低の治安と位置付けられており、数々の順位でどん底を更新するほど治安が劣悪な国となります。
総じて治安が悪く、軽犯罪や重犯罪が発生しない日はありません。毎日のようにテロや監禁や誘拐など重大事件が多発するほど混沌かつ危険が蔓延しており、度重なるタリバンの攻撃により無秩序化が顕著です。昨今は政府の腐敗も進む一方でAQAP(アルカイダ)やISIL(イスラム国)などの反政府武装勢力が政権の奪取・掌握を繰り返しており、他国が干渉できるレベルではありません。
概して犯罪発生件数も多く、凶悪犯(殺人・強盗・強姦・放火)も粗暴犯(暴行・傷害・脅迫・恐喝)も後を絶ちません。窃盗犯(窃盗・スリ・置き引き)も知能犯(詐欺・横領・偽造・汚職)も数え切れません。賭博や麻薬もざらで、不完全な治安に拍車がかかっている国の1つと言えます。
アフガニスタンはソ連の撤退直後から戦争・紛争が頻発するようになったとか。
一部地域を支配するイスラム国は民間人も標的にしているから原則は渡航禁止!
2位.ベネズエラ
- 治安が悪い度:
ベネズエラは世界平和度指数や犯罪調査統計にて治安不良と批評されており、数々のデータで下位に落ち込むほど治安の悪い国です。
総じて治安が悪く、軽犯罪も重犯罪も発生しない日が存在しません。観光客や旅行者をターゲットとした金品目的の強奪や窃取が闊歩するほど混沌かつ危険です。近年は反政府デモ隊と治安維持部隊の衝突による武力行使も散見され、政情の混乱が続いています。
犯罪発生件数も多く、凶悪犯(殺人・強盗・強姦・放火)や粗暴犯(暴行・傷害・脅迫・恐喝)には打つ手がありません。窃盗犯(窃盗・スリ・置き引き)や知能犯(詐欺・横領・偽造・汚職)からも逃れられません。賭博や麻薬もありふれており、劣悪な治安が継続している国の1つです。
ベネズエラは軽犯罪だけでなく重犯罪に遭う確率も相当高め。
市民への銃撃事件もあるから、海外旅行で立ち入ってはならない地域かも。
3位.南アフリカ
- 治安が悪い度:
南アフリカも世界平和度指数や犯罪調査統計にて治安不良と批評されており、数々のデータで下位に滑り込むほど治安の悪い国です。
総じて治安が悪く、軽犯罪も重犯罪も発生しない日が存在しません。観光客や旅行者をターゲットとした身代金目的の監禁や誘拐が横行するほど混沌かつ危険です。近年は犯罪カルテルや犯罪シンジケートなど犯罪組織による銃器の流入やカージャックを含む襲撃も目立ち、政情の混濁も続いています。
犯罪発生件数も多く、凶悪犯(殺人・強盗・強姦・放火)や粗暴犯(暴行・傷害・脅迫・恐喝)には打つ手がありません。窃盗犯(窃盗・スリ・置き引き)や知能犯(詐欺・横領・偽造・汚職)からも逃れられません。賭博や麻薬もありふれており、悪質な治安が継続している国の1つです。
南アフリカも軽犯罪だけでなく重犯罪に遭う確率が相当高め。
市民への発砲事件もあるから、海外旅行で踏み入ってはならない地域かも。
4位.パプアニューギニア
- 治安が悪い度:
パプアニューギニアは最凶最悪のギャングが集う島国で、オセアニアで最も治安が悪い国の1つとして名を馳せています。
“命知らずな国”として悪名を轟かせており、現地ではラスカルと呼ばれる犯罪集団がやりたい放題しています。事件が起こる度に「ラスカル出没」とニュースになるほど、そこはまるで軽犯罪・重犯罪の総合商社です。ギャングは地元民だけでなく観光客や旅行者も狙うなど予断は許されません。ナイフで脅されて「有り金全部よこせ」という脅しも日常茶飯事です。
まさにオセアニアで最も治安の悪い国……現地にはラスカルだけでなく失業者や困窮者もゴロゴロいるので、不用意に近づかないのが身のためです。
貧乏な国は裕福な国と比べて余裕がない分、人々も犯罪に手を染めてしまうということなのかな。
「蝸牛角上の争い」の如く約800前後もの民族がいる国だけに、種族闘争が勃発した場合は……秩序が崩壊する可能性も。
5位.ホンジュラス
- 治安が悪い度:
ホンジュラスは各国際機関の調査で治安不良と認識されている傾向にあり、混沌な国・危険な国としての印象が浸透しているギャングの国です。
治安はここ数年~数十年ほど荒れ果てていて、薬の売人が集まる合流地点ということも相まって軽犯罪や重犯罪はざらです。夜に1人で外出するのは自殺行為そのもので、朝や昼であっても命の保証はできないほど不穏なオーラに満ちています。犯罪率で見ると賭博・麻薬を含む窃盗事件や知能事件は桁違いで、凶悪事件や粗暴事件の発生件数も少なくないと考えられています。
現地はマラスと名乗る青少年凶悪犯罪集団が巣食うほど治安が悪く、中南米で最も治安の悪い国との悪名は伊達ではありません。マラ・サルバトルチャ(MS-13)やバリオ・ディエシオチョ(M-18)など、世界で最も残虐なギャングまでいます。
ホンジュラスは治安が悪くてカリブ海最悪のスラムがあるから用心しよう。
リゾート地でもギャングがうじゃうじゃしてるから自己防衛を優先で!
6位.エルサルバドル
- 治安が悪い度:
エルサルバドルも各国際機関の調査で治安不良と認識されている傾向にあり、混沌な国・危険な国としての心象が定着しているギャングの国です。
治安はここ数年~数十年ほど荒れ果てていて、薬の運び屋が行き交う中継地点ということも相まって軽犯罪や重犯罪はざらです。夜に1人で外出するのは自滅行為そのもので、朝や昼であっても命の保証はできないほど騒乱なムードに満ちています。犯罪率で見ると賭博・麻薬を含む窃盗事件や知能事件は桁外れで、凶悪事件や粗暴事件の発生件数も多いと言われています。
現地はマラスと名乗る青少年凶悪犯罪集団が巣食うほど治安が悪く、中南米で最も治安の悪い国との悪名は伊達ではありません。マラ・サルバトルチャ(MS-13)やバリオ・ディエシオチョ(M-18)など、世界で最も残虐なギャングまでいます。
エルサルバドルも治安が悪くてカリブ海最悪のスラムがあるから用心しよう。
リゾート地でもマフィアがうようよしてるから自己防御を第一で!
7位.トリニダードトバゴ
- 治安が悪い度:
トリニダードトバゴも各国際機関の調査で治安が悪いと報告される傾向にあり、犯罪率の高い国としてのイメージが拭えない国です。
治安はここ数年~数十年ほど荒れ果てていて、薬のバイヤーが往来する密輸ルートということも相まって軽犯罪や重犯罪はざらです。夜に1人で歩き回るのは無鉄砲極まりなく、朝や昼にふらっとするだけでも命の保証はできないほどアウトローな空気が漂っています。犯罪率で見ると賭博・麻薬を含む窃盗事件や知能事件は桁違いで、凶悪事件や粗暴事件の発生件数も少なくないと考えられています。
現地はギャングの抗争により銃撃戦や仇討ちが行われている地区もあるほど治安が悪いため、中南米でも指折りの治安の悪さということを記憶に刻み込んでおかねばなりません。
トリニダードトバゴも治安が悪くてカリブ海最悪のスラムがあるから警戒すべし。
保養地でもゴロツキがうろうろしてるから危機管理を重視で!
8位.ジャマイカ
- 治安が悪い度:
ジャマイカも各国際機関の調査で治安が悪いと報告される傾向にあり、犯罪率の高い国としてのイメージが抜けない国です。
治安はここ数年~数十年ほど荒れ果てていて、薬のブローカーが潜伏する密売コースということも相まって軽犯罪や重犯罪はざらです。夜に1人で歩き回るのは無謀極まりなく、朝や昼にちょろっとするだけでも命の保証はできないほどバンデッドな空気が漂っています。犯罪率で見ると賭博・麻薬を含む窃盗事件や知能事件は桁外れで、凶悪事件や粗暴事件の発生件数も多いと言われています。
現地はギャングの抗争により白兵戦や敵討ちが行われている地区もあるほど治安が悪いため、中南米でも粒選りの治安の悪さということを脳裏に焼き付けておかねばなりません。
ジャマイカも治安が悪くてカリブ海最悪のスラムがあるから警戒すべし。
休息地でもチンピラがぞろぞろしてるから生命活動を先行で!
9位.ブラジル
- 治安が悪い度:
ブラジルは世界有数のスラム街であるファベーラやホシーニャを有する犯罪多発国家で、中南米で最も治安が悪い国の常連となっています。
混沌な国や危険な国としてもペルーに引けを取らず、年間犯罪件数でもペルーと遜色ありません。犯罪多発国家だけに犯罪発生率も高く、銃社会の構造自体が被害拡大に繋がっているほどです。さらには麻薬組織や警察組織の流れ弾による犠牲者も途切れることはなく、武器による殺害や拘束具による拷問など犯罪者の巣窟と化しています。
そのため、今後も治安悪化が懸念される国と言えるでしょう。常に巨大なスラム街が犯罪の温床となっており、毎日のように一般の方々が死亡しています。
ブラジルは悪者にうってつけの環境ゆえに治安悪化が顕著なのであ~る。
スラム街の中でも争いが絶えないってんだからつくづく救われないのよね。
10位.ペルー
- 治安が悪い度:
ペルーは世界屈指のスラム街であるバリアーダスを擁する犯罪多発国家で、中南米で最も治安が悪い国の常連となっています。
年間犯罪件数でもブラジルに引けを取らず、混沌な国や危険な国としてもブラジルと遜色ありません。犯罪多発国家だけに犯罪発生率も高く、銃社会の構造自体が被害拡大に繋がっているほどです。さらにはテロ組織や警察組織の巻き添えによる被害者も途絶えることはなく、武器による殺害や拘束具による拷問など犯罪者の根城と化しています。
そのため、今後も治安悪化が懸念される国と言えるでしょう。常に巨大なスラム街が犯罪の土壌となっており、連日のように庶民の方々が死亡しています。
ペルーは悪者にもってこいの環境ゆえに治安悪化が顕著なのであ~る。
テロリストが潜伏してるだけでなく大規模な違法採掘や人身売買が発生してるとのこと。
11位.イラク
- 治安が悪い度:
イラクはイスラム過激派組織“イスラム国”からの全土開放が公言されたものの、未だISIL分子によるテロ行為が発生している国の1つです。
死に物狂いのテロリストが隠れるイラクは国際テロ組織と治安維持部隊との激突が相次いでおり、一般市民への誤爆による死傷者も発生しています。幹線道路や中心市街地での爆破はもちろん銃撃なども行われており、頻繁に自爆テロも発生するのが特徴です。
フセイン大統領独裁政権の方がまだマシだったとの見解もあり、米国主導による政権崩壊後はさらなる憎悪を生む結果に……。
まさに戦争に翻弄された悲運の国……その背景には欧米列強の介入など、外部の影響によって混沌や危険に陥れられたという事情があります。
イラクをはじめ中東は欧米列強の介入に左右されてきた歴史がある。
単に治安が悪いだけでは処理しきれない背景があるってことさ。
12位.シリア
- 治安が悪い度:
シリアもイスラム過激派組織“イスラム国”からの一部開放が宣言されたものの、未だISIL分子によるテロ行為が発生している国の1つです。
死を覚悟するテロリストの潜むシリアは国際テロ組織に加えてクルド勢力と政府軍と治安維持部隊との衝突が度重なっており、一般市民への砲撃による死傷者も発生しています。裏路地や住宅地での爆破はもちろん銃撃なども行われており、頻繁に自爆テロも発生するのが特徴です。
近隣国も国境封鎖により出入国を禁ずるなど、緊張状態が解ける気配もありません。アサド大統領独裁政権への鬱憤が爆発したとの見解もあり、アラブの春による民主化運動後はさらなる火種を生む結果に……。
まさに革命に翻弄された悲劇の国……その背景にはアラブ諸国の干渉など、内部の扇動によって混沌や危険に飲まれたという事情があります。
シリアをはじめ中東はアラブ諸国の干渉に左右されてきた歴史がある。
単に治安が悪いだけでは片付けられない背景があるってことさ。
13位.ソマリア
- 治安が悪い度:
ソマリアは未だ秩序のない状況にある国の1つで、近代兵器を装備した海賊たちが暴れ回っている国です。
国を統治する組織が存在しないソマリアはアルシャバブなどのテロ組織に加えAMISOM・治安維持部隊が戦闘を繰り広げており、NGO活動家にまでその影響が及んでいます。街中では自動車爆弾を利用した爆破などのテロ行為が頻繁に行われており、自爆テロも度々発生しているのが現状です。
バーレ大統領独裁政権崩壊後、約20年以上無政府状態だったことで氏族集団から成る軍閥が群雄割拠する内乱状態となっています。近年はモハムド大統領による統一政府の安定化が図られているものの、依然として国政選挙が完了しないなど実質無政府状態のまま……。
そこに古くから幅を利かせる海賊問題も尾を引いており、未だ無法地帯の国として扱われています。
最近は海賊による略奪行為は激減したみたいだけど、未だ排他的経済水域内ではイランの違法漁業も行われてるとか。
アデン湾を挟んだ隣国イエメンでは内戦も勃発するなど、依然問題を抱えてる地域であることは確か。
14位.メキシコ
- 治安が悪い度:
メキシコは世界でも治安が悪い国に分類されており、治安に関する統計では度々下位にランクインしています。
社会全体が進歩しつつある一方で「無駄に目立たない」「行動を予知されない」「用心を怠らない」という護身三原則を遵守することが奨励されており、監禁・誘拐を伴う身代金ビジネスが横行している始末です。現地には自警団を自称する武装集団が暗躍し、反社会的勢力との争いも絶えません。それが混沌や危険を招いています。
半先進国の中でも犯罪率は依然として高く、思わぬ事件に遭遇してしまう社会ゆえに治安も不安定な国と考えて差し支えありません。
メキシコはカンクンなど一部地域を除いて治安不良な地域が点在する国だと思っておきたい。
不審者といきなり出くわしたら躊躇せず迅速に逃げるのが鉄則!
15位.アメリカ
- 治安が悪い度:
アメリカも世界でも治安が悪い国に分類されており、治安に関する統計でも度々下位にランクインしています。
社会全体が発展しつつある反面で「白人」「黒人」「黄色人」に対する差別・偏見が遺恨として存在しており、階級・人種を問わず標的にした無差別銃乱射事件も発生している始末です。現地には世界最高峰の能力を持つ軍隊や警察が配備されていながら、反社会的勢力との争いも絶えません。それが混沌や危険を招いています。
先進国の中でも犯罪率は依然として高く、思わぬ事件に遭遇してしまう社会ゆえに治安も不安定な国と言って問題ありません。
アメリカもラスベガスなど一部地域を除いて治安不良な地域が点在する国だと思っておきたい。
変質者とばったり出くわしたら動揺せず冷静に逃げるのが得策!
3.その他の治安が悪い国
最後にその他の治安が悪い国をピックアップします。
その他の国は事件に遭遇しやすいかどうか、犯罪発生件数が多いかどうかを含めて判断しています。
- フィリピン
- マレーシア
- バングラデシュ
アジアの治安はどちらとも言えないものの、フィリピンやマレーシア、バングラデシュは比較的治安が悪い国とされます。
- フィジー
オセアニアは総じて治安が良いものの、フィジーは比較的治安が悪い国とされます。
- アルゼンチン
- エクアドル
- グアテマラ
- バハマ
- ベリーズ
- プエルトリコ
中南米は総じて治安が悪いとされ、アルゼンチンやエクアドル、グアテマラやバハマ、ベリーズやプエルトリコは比較的治安が悪い国とされます。
- ベラルーシ
ヨーロッパの治安もどちらとも言えないものの、ベラルーシは比較的治安が悪い国とされます。
- イエメン
- イスラエル
- パレスチナ
中東の治安もどちらとも言えないものの、イエメンやイスラエル、パレスチナは比較的治安が悪い国とされます。
- アンゴラ
- ウガンダ
- ケニア
- ジンバブエ
- スーダン
- タンザニア
- ドミニカ
- ナイジェリア
- ナミビア
- リビア
アフリカも総じて治安が悪く、アンゴラやジンバブエは比較的治安が悪い国とされます。
未開拓国は国内外から観光客・旅行者を誘致していないこともあって治安維持に消極的な印象があるね。
事件を起こすような悪人はどこにでもいるから自分の身は自分で守らないといけないよ。
4.まとめ
今回は世界の治安が悪い国ランキング、混沌で危険な犯罪率の高い海外旅行先をまとめました。
治安の悪さではアフガニスタンやベネズエラや南アフリカなどが群を抜いており、パプアニューギニアやホンジュラスをはじめエルサルバドルやトリニダードトバゴ、ジャマイカやブラジル、ペルーなども混沌かつ危険です。犯罪率の高さや平和度の低さであればイラクやシリア、ソマリアやメキシコ、アメリカなども他国と比べて劣悪です。
その手の治安の悪い国ほど海外旅行しにくいのは間違いありません。外国ということで気は抜かずとも、混沌な国や危険な国は旅先としても不安です。現地で事件に遭いたくないという方ほど、犯罪発生件数の多い国からは選ばないようにしてみてはいかがでしょうか?