世界には思わず笑ってしまう面白い校則が存在します。例えば「下着は白色か肌色でなければならない」や「背が足りないと入学取り消しとなる」「親友を作ってはならない」など、日本では考えられない一風変わった校則も数知れず。
今回は世界の面白い校則23選を調査しました。ここでは思わず笑ってしまう海外の変わった校則一覧も共有いたします。誰かに話したくなる不思議な校則をまとめるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
「守る人いるの?」とズッコケてしまう校則が満載!
この記事では「面白い校則23選」「思わず笑ってしまう海外の変わった校則一覧」をまとめるよ!
1.海外には変わった校則がいっぱい
海外には変わった校則がいっぱいあります。
校則は主に「学校が公式に制定するパターン」と「生徒会が公式に提唱するパターン」の2つがあり、基本的には一般の生徒に公布して初めて「小学校・中学校・高校・大学の学則」と認識されます。
しかし、世界には守る人がいるのかわからない校則も無数にあり、何をもって退学・停学となるのかすらわからない校則も珍しくないです。当記事で紹介する校則の中にも「本当に実在するの?」と疑ってしまうものもあるかもしれません。
言うなれば校則は現地の歴史・文化を映す鏡。中には日本では決して生まれないであろう面白い校則もあるので、ぜひどのような校則があるのか覗いてみましょう!
どんな校則があるのか気になる!
笑えるのがあったらしよう!共有!
2.世界の面白い校則23選
ここからは世界の面白い校則23選をまとめます。
ここでは世界の変わった校則を国別・地域別に一覧形式で紹介するので、順番にご覧いただけると幸いです。ただし、複数の情報源を参考にしたものの中には真偽不明の校則もあったため、一部信憑性に欠ける変な校則が含まれていることをご了承ください。
韓国の校則
- おしゃれしてはならない
おしゃれしてはならない
韓国は言わずと知れたおしゃれ大国だけあって、K-POPアイドルに憧れている学生も多いです。しかし、韓国にはおしゃれしてはならないという校則を設けている学校も少なくありません。一部の学校ではメイクやピアスはもちろん、髪を染めるのもパーマをかけるのも禁止されています。
日本の学校にも同じような校則があるため、意外と「普通では?」と思うかもしれませんが、欧米では学生もおめかしするのが常識とのこと。
タイの校則
- 制服は曜日ごとに変えなければならない
制服は曜日ごとに変えなければならない
タイの学校には、制服は曜日ごとに変えなければならないという校則があるそうです。通常、学校の制服は1年通して同じものを着用するのが普通ですが、中には曜日ごとに決められた制服を着用しなければならない学校もあるとされています。
台湾の校則
- 下着は白色か肌色でなければならない
下着は白色か肌色でなければならない
台湾の一部の学校では、下着は白色か肌色を着用しなければならないとされています。日本でも一部の学校で下着の色が指定されていますが、現代では完全にブラック校則扱いです。
個人的には「下着の色なんて何色でもいいのでは」と思うのですが、教育機関によっては「派手なものに限り禁止」とするところもあるのだとか。ただ、肝心の色は誰が確認するのでしょう?
ブータンの校則
- 背が足りないと入学取り消しとなる
背が足りないと入学取り消しとなる
ルッキズム全盛の時代、身長だとか体重だとかで人を判断するのはナンセンスです。しかし、そんなルッキズム丸出しの校則がブータンの学校にあると噂されています。
内容は背が足りないと入学取り消しとなるというもの……これに関してはもう「なぜ?」としか言いようがありません。取り消しということは一旦は入学できているわけで、後から「入学取り消し」と言われても納得などできるはずもありません!
オーストラリアの校則
- むやみにカンガルーを見つけてはならない
むやみにカンガルーを見つけてはならない
オーストラリアの一部学校では、むやみにカンガルーを見つけてはならないという校則があります。おそらく「カンガルーを探しに行くぞ」と学校を抜け出す生徒が後を絶たなかったのでしょう。日本で言うところの“ツチノコ探し”みたいなものでしょうか。とにもかくにも現地の学校ではカンガルーを見つけるのが禁止のようです。
アメリカの校則
- ブーツを着用してはならない
- 悪事を働くと校長室へ連行される
- 授業中のトイレは1学期に3回までとする
- ハイタッチやハグをしてはならない
- ドッジボールをしてはならない
- ハンドスピナーをしてはならない
- 雪合戦をしてはならない
- 牛乳を飲んではならない
ブーツを着用してはならない
アメリカの一部学校によると、ブーツの着用が禁止とのことです。これはブーツにスマホを隠して持ち込む生徒がいたために実施された措置とされています。ただ、スマホは他の方法でも持ち込むことができるため、あまり効果がないような気も……。
悪事を働くと校長室へ連行される
日本の学校では、悪さをすると担任の先生に怒られて終わりというのが大半かと思います。しかし、アメリカの学校では、悪事を働くと校長室へ連行されるそうです。イタズラをしただけでいきなり学校の一番偉い人のところに連れていかれるのは恐怖でしかありません!
授業中のトイレは1学期に3回までとする
アメリカでは、授業中のトイレは1学期に3回までとするという決まりがあるのだとか。実際に一部の学校では「授業中に何度も席を立つと勉強で後れを取る」との理由から、授業中の離席に制限をかけているところもあります。ただし、最近は保護者の反対もあって廃止する学校も出ているようです。
まぁトイレに行くといっても色々な理由がありますから……廃止もやむなしという感じ。
ハイタッチやハグをしてはならない
アメリカの一部学校では教師間・生徒間のボディタッチを禁止しており、ハイタッチやハグもしてはならないという校則があるそうです。異性に触れることで変なスイッチが入らないようにしているのかわかりませんが、校内ではお触り禁止とされています。
ただ、露骨なセクハラは論外ですが、手と手が触れ合うみたいな甘酸っぱいシチュエーションは青春の1ページなのでは……などと思う管理人は古い人間なのかもしれません。
ドッジボールをしてはならない
アメリカではドッジボールを禁止する学校も出始めているとのこと。日本でも子供たちを守ろうと過剰なコンプライアンスが求められていますが、海外でも同様の動きが見られます。実際にドッジボールなどの競技は怪我の危険があることから禁止する学校もあるようです。
ハンドスピナーをしてはならない
日本でも大流行したハンドスピナーはアメリカの一部学校では禁止されています。ハンドスピナーはベアリングを内蔵したおもちゃで、もともとは重症筋無力症による筋力低下を防ぐために作られたものです。
しかし、現地ではハンドスピナー特有の快感に魅せられる人が続出し「触っていないと落ち着かない」「気が付くと回している」という一種の中毒症状が見られたため、一部の学校で禁止命令が出されるに至りました。
雪合戦をしてはならない
今や世界大会も開催される雪合戦ですが、アメリカの学校では一部禁止にされています。理由は他の禁止事項と同様、危険だからです。管理人は生まれてこの方ずっと道産子なので雪合戦は慣れっこですが、不慣れな方がやると確かに危険……雪合戦中に滑って転んで骨折した友達もいました。
ただ、なんでもかんでも「危険だから」と禁止にしていたらいずれ何もできなくなるような気が……。
牛乳を飲んではならない
アメリカの一部学校では牛乳を飲むのが禁止です。厳密には個人で飲む分には構わないのですが、学校の給食では健康への観点から「脂肪分が豊富な全乳」「脂肪分2%の牛乳」が禁止されています。現地の学校で提供されるのは「脂肪分を含まない無脂肪乳」や「脂肪分1%の牛乳」のみなのだとか。
カナダの校則
- スパッツやレギンスを着用してはならない
- 硬球ボールを使用してはならない
スパッツやレギンスを着用してはならない
カナダの一部学校では、スパッツやレギンスの着用が禁止されています。スキニージーンズやヨガパンツも同様だそうです。現地ではくっきりとしたシルエットのものを履く人もいますが、ボディラインがはっきりしたものはダメとのこと。
これに関しては大人が過剰反応しているだけという意見もあるかもしれません。ただ、子供たちに対する性犯罪を防止するためにも必要な措置ではないでしょうか。
硬球ボールを使用してはならない
カナダでは「危険であること」を理由に硬球ボールを使用してはならない学校があるのだとか。軟球と比べて硬球は文字通り硬いため、頭や顔に当たったら怪我します。当たりどころが悪ければ、骨折することもあるくらいです。ゆえに、硬球ボールの使用を禁ずる学校があったりなかったり!
イギリスの校則
- 短パンを着用してはならない
- 赤ペンで採点してはならない
- 授業中に手を挙げてはならない
- 運動会で順位をつけてはならない
- 誕生会に友達を呼んではならない
- 親友を作ってはならない
短パンを着用してはならない
イギリスの一部学校では、短パンを着用するのが禁止されています。なぜ短パンを履いてはならないのかは不明ですが、とにもかくにも学内で短パンになるのはダメとのことです。ただし、生徒たちによる抗議活動が行われており、疑問の声が止む気配はありません。
赤ペンで採点してはならない
イギリスでは、赤ペンで採点するのを禁止している地域もあるそうです。現地では「赤=ネガティブなイメージ」があるとの理由から、緑ペンでの採点(コメント付き)が推奨されています。現在では「緑=ポジティブなイメージ」が定着しつつあるのだとか。
赤で点数をつけるのがダメだなんて……世界的に“繊細さん”が増えているのかもしれません!
授業中に手を挙げてはならない
優秀な人材を多数輩出しているイギリスの一部学校には、授業中に手を挙げてはならないという珍しい取り決めがあります。積極的に手を挙げて発言するのは優等生の証拠ですが、逆に挙手制にすることで同じ人だけが発言する状況になってしまうのを懸念しているようです。
多様性の時代、ハーマイオニーみたいな生徒は歓迎されないのかもしれません。
運動会で順位をつけてはならない
日本でも一時期話題になった決まりがイギリスにもあります。それは運動会で順位をつけてはならないというものです。理由は順位をつけることで可哀想な生徒を生まないため……何とも優しさに満ちた(過保護な)取り決めと言えるでしょう。
ただ、保護者の中には「順位を決めるからこそ競争心や闘争心が育まれる」と考える人もおり、現地でも賛否両論のようです。こればかりは学生たちもどう思っているのか気になります。
誕生会に友達を呼んではならない
イギリスの一部学校には、誕生会に友達を呼んではならないという校則があります。「誕生日に友達を呼ぶ=呼ばれなかった子は友達ではない」という状況を生むことから禁止に至ったそうです。ただ、そうなると友達を呼びたいのに呼べない本人が一番可哀想な状況になるのでは……と思ったり思わなかったり。
親友を作ってはならない
イギリスの一部学校には、親友を作ってはならないというおかしな校則もあります。「親友を作る=友達に優劣をつけることになる」との理由から禁止に至ったようです。ただ、親友なんて作ろうと思って作るものではなく、気づいたらなっているもの……わざわざ校則で縛る必要があるのかは疑問かも。
イタリアの校則
- ミニスカを着用してはならない
ミニスカを着用してはならない
イタリアの一部の学校では、ミニスカを着用してはならないという決まりがあるそうです。ミニスカが禁止されている理由は単純明快で「異性を意識させるため」とされています。
スカートはOKでもミニスカはNG……要するに、変に色気のあるものはダメということ!
フランスの校則
- ケチャップを使用してはならない
ケチャップを使用してはならない
フランスの一部の学校では、ケチャップを使用してはならないという決まりがあるようです。ケチャップの使用禁止に関しては2011年に正式に決定されており、学校の食堂での使用が禁止されています。
ただしフライドポテトは可というゆるゆるな状態……要するに、健康を害する量はダメということ!
個人的には「下着は白色か肌色でなければならない」「背が足りないと入学取り消しとなる」「親友を作ってはならない」が面白かった!
海外には他にも変わった校則があるから、気になる人はぜひ調べてみて!
3.まとめ
今回は世界の面白い校則23選、思わず笑ってしまう海外の変わった校則一覧をまとめました。
世界には「下着は白色か肌色でなければならない」や「背が足りないと入学取り消しとなる」「親友を作ってはならない」など、思わず吹き出してしまう面白い校則がたくさんあります。中には制定・提唱に至った経緯・出所が不明なものもいくつかありますが、つい誰かに教えたくなる校則もあるはずです。
日常生活では役に立たないものの知っておくだけで勉強になる……他にも国によってはほとんど知られていない校則もあるので、気になる方は個人的にも調べてみてください!