海外旅行が解禁されて数年経ったものの思うように旅行できずストレスが溜まっている人も多いのではないでしょうか。実際に長引く不況や不景気が足枷となり、旅行できていない人も少なくありません。中にはストレスが爆発してしまいそうな人もいるかもしれません。
今回は海外旅行に行けないストレスの発散方法を調査しました。ここでは渡航自粛要請に対する世論も共有いたします。旅行できない時にやりたいストレス解消法を軸にまとめるので、欲求不満で心身ともに病んでしまっているという方はぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
海外旅行に行けないというのは旅行愛好家にとって拷問と同義なり!
この記事では「行けないストレスの発散方法」「渡航自粛要請に対する世論」をまとめるよ!
1.海外旅行に行けないことに対する世論
まずは海外旅行に行けないことに対する世論をまとめます。
日々何らかのストレスと戦っている現代人は常に欲求不満と折り合いをつけながら生きていると言っても過言ではありません。人生うまくいかないことばかり……不況や不景気で負の感情がより浮き彫りになったとも言えます。
海外旅行は日常の鬱憤を晴らせる究極の現実逃避ですが、行けないモヤモヤをどこにぶつけるべきかわからず悶々と過ごす方もいるでしょう。実際にいくつかのアンケート結果を見ると、海外旅行に行けないことにストレスを感じる人が一定数存在することがわかります。
- 行けないのが不満:約15%
- 行けないのがやや不満:約20%
- どちらとも言えない:約10%
- 行けなくてもやや満足:約30%
- 行けなくても満足:約25%
- アメリカン・エキスプレス・インターナショナル:グローバル・ウェルネス・トラベル・トレンド
ある統計によると全体の約35%が「海外旅行に行けないのが不満/やや不満」と感じており、その他の約55%が「海外旅行に行けなくても満足/やや満足」と感じているとのことです。
海外旅行に行けないことがストレスになるかどうかをテーマに世界7カ国で統計を取ったアメリカン・エキスプレス・インターナショナルのデータでも、日本人の約4割~5割がストレスを抱いているのだとか。中には自粛が続く状況で肉体的・精神的に不安定になったと感じる人が6割近くもいるとのことです。
つまり「海外旅行に行けない=健康被害が出る」と言っても大袈裟ではないわけです。
なお、この統計によると外国人の中にも海外旅行ができないことにストレスを感じている人が多数いたことがわかっています。それほど、旅行を生きがいにしている人が世界中に溢れているわけです。それだけでなく、過度な自粛生活は体調不良すら引き起こす原因となっています。
管理人もその中の1人、まさに「No Life, No Travel.」です。
「旅人」から「旅」を取り上げたらただの「人」だもの。
旅をライフワークとしている人ほど自粛生活は大変だよね。
2.渡航自粛のストレス発散方法
ここからは渡航自粛のストレス発散方法をまとめます。
- 国内旅行する
- 海外旅行気分を味わう
- 世界の料理を食べてみる
- 外国のイベントに参加する
- 異国のインテリアを並べる
- 他国のファッションを楽しむ
- 語学の習得に挑戦してみる
- 趣味を開拓してみる
- 公園でのんびりする
- 運動する
ここで挙げたものは実際に管理人が実践していることの一部となります。すべて実行に移す必要はないもののちょっとやってみるだけで気持ちも晴れるので、鬱々とした気分で落ち込んでいる方はぜひ試してみてくださいね。
2-1.国内旅行する
海外旅行には行けずとも国内旅行なら比較的予算に縛られずに行けるでしょう。色々な事情で海外旅行に行けない人はいますが、国内旅行なら難なく行けるのではないでしょうか。
どうしても海外旅行に行きたい気持ちが抑えられないなら、国内旅行に出かけてみましょう。日本にも素敵な場所は無数にあり、管理人も徐々に日本の魅力に気づき始めました。
2-2.海外旅行気分を味わう
現代には映画やドラマ、テレビやラジオ、書籍や雑誌、インターネットやSNSなど海外旅行気分を味わえるものが無限に存在します。その手の世界に関する作品に触れることで疑似海外旅行体験ができます。
映画やドラマであれば物語の主人公に感情移入できますし、テレビやラジオであれば現地の情報収集もできるでしょう。それでいて書籍や雑誌なら新たな気づきにも出会える他、インターネットやSNSには絶景画像が溢れています。
個人的にはオープンワールドの箱庭系ゲームで海外旅行気分に浸るのもおすすめです。ゲームの世界であれば仮想空間で旅に出られますし、過去や未来など架空の世界を歩けるものもあります。せっかくの外出自粛期間……ゲームで海外旅行を疑似体験してみてはいかがでしょうか。
2-3.世界の料理を食べてみる
海外旅行に行けない中、少しでも現地の雰囲気を感じてみたいということなら世界の料理を食べてみるのもおすすめです。
日本には色んな国の飲食店が点在しており、本格的な専門店の中には現地の料理人が腕を振るっている名店もあります。その絶品料理は日本でありながら日本ではない……一風変わった食べ物や飲み物もいただけるかもしれません。
トルコに行きたいならトルコ料理、タイに行きたいならタイ料理など行きたい国ごとの料理を頬張れば、そこはもう外国です!笑
2-4.外国のイベントに参加する
各地のイベントも自粛傾向にあり、なかなか人が集まるようなイベントは開催できないのが正直なところです。ただ、人数制限や入場規制を設けつつ感染対策も万全の状態で開催しているイベントもあります。その手の外国のイベントに参加するのも気晴らしになるはずです。
近年はオンラインツアーなども遂行されており、パソコンやタブレットやスマホで簡単に旅行できる時代です。さすがに現地に行かないと満足できないとは思いますが、それでも案内してくれるガイドさんと交流できるだけでも現地の空気は感じられるのではないでしょうか。
2-5.異国のインテリアを並べる
自宅にいる時間が長くなった分、いかに生活環境を快適にするかどうかも大切です。そこでおすすめなのが異国のインテリアを並べるということです。
自分の部屋に北欧雑貨があるだけで気分も変わりますし、東南アジアの工芸品があるだけでも気分が変わってきます。お気に入りの家具家電を揃えて気分を高めるのもありかもしれません。
2-6.他国のファッションを楽しむ
日本のファッションは海外でも評判ですが、逆に日本が海外のファッションを取り入れてみるというのも面白いかもしれません。
昨今は若者を中心にアメリカや韓国のファッションを真似る人もおり、常に新たなおしゃれ文化が生み出されています。逆に80年代や90年代の服装も再ブームとなりつつあるので、自分なりのコーディネートを見つけながら他国のファッションを楽しむのもありでしょう。
2-7.語学の習得に挑戦してみる
最近は言語学習を始める方が増加傾向にあります。英語や中国語、韓国語をはじめ世界中の語学を学んでおけば、海外旅行に行く際に役立つことは間違いありません。
勉強がストレス解消となるかどうかは別ですが、何かに集中することで他のことを考えない分、気分も晴れます。新たに何かを学ぶことで自己肯定感も得られ、停滞感からも脱却できます。そのため、言葉に限らず自粛期間を資格取得の時間に充てるというのも賢明です。
2-8.趣味を開拓してみる
海外旅行は究極の趣味だと思う反面、行けない時は行けません。お金があっても休みがなかったり、その逆もまた然り……そんな時は新たな趣味を開拓してみるのがおすすめです。海外旅行しか興味がなかった人の中にも他の趣味を見つけて生き生きとしている人がいます。
趣味の中にはお金がかからないものや休みがなくてもできるものなどもあるからこそ、新たな趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。
2-9.公園でのんびりする
普段、公園でのんびりできている方はどれくらいいるでしょうか。
海外旅行であれば現地の国立公園や国定公園など、自然溢れる場所で癒されるということもできました。ただ、日本にいるとそんな素敵な時間の過ごし方すら忘れてしまう方もいらっしゃるはずです。
だからこそ、近所の公園でのんびりしてみませんか。中心市街地にある公園はいわゆる自然公園とは別物ですが、新鮮な空気を吸いながら過ごすことで気分も爽やかになります。ぜひ、いつもはあまり行かないような公園に行ってみましょう。
2-10.運動する
海外旅行に行けないこととはあまり関係ありませんが、ストレス発散には運動が一番効果的です。ある研究によると運動には気分を高揚させてくれる効果が期待できるそうな。
そのため、どうしても元気が出ないなら運動に出かけましょう。室内で運動するのもありですが、室外で運動するのがおすすめです。自然に囲まれた環境で運動するのは心身ともに癒し効果が期待でき、あんなに満たされなかった気分もほっこり充実してきます。
太陽光の下で体を動かすとより一層晴れやかな気持ちになれるので、本格的な運動でなくとも体操だけで十分に気分転換になるはずです。ぜひ、リフレッシュの一環としてストレッチから始めてみましょう!
何もやらないと気が滅入るからこそ没頭できる物事を見つけるべし。
「何も変わらないさ」と言わずに、まずはやってみるところから!
3.旅行自粛すべきかどうかの判断
ここからは旅行自粛すべきかどうかの判断をまとめます。
結論から言うと海外旅行は自粛しなくて大丈夫です。大手旅行会社も海外旅行ツアーを解禁しており、お金も休みもある方はすぐにでも飛び立てます!
3-1.海外旅行自粛要請はいつまで?
2020年~2022年の感染爆発時は海外旅行自粛要請もあって「自粛する派」が過半数だったものの、今や「自粛しない派」が大多数となっています。すでにパンデミックから数年経過し、世間の目も厳しくありません。
2023年に国が「指定感染症⇒五類感染症」へと引き下げ、インフルエンザなどと同等の扱いとなり、実質海外旅行自粛要請は廃止されました。
3-2.緊急事態宣言・蔓延防止措置は終了?
日本で行われていた緊急事態宣言・蔓延防止措置は2020年~2022年の間に終了しています。今後、新たなパンデミックが発生すると再び緊急事態宣言・蔓延防止措置が講じられる可能性はありますが、今のところ再発出の可能性はありません。
もう海外旅行に行ける……行けるんだ!!!
最近は自粛警察も見かけなくなったし、思う存分羽を伸ばしちゃおう。
4.ストレス解消法として海外旅行は最適
海外旅行の禁止とは直接関係ないものの、近年長引く自粛生活でメンタルを崩してしまう人が急増しています。そんな中、海外旅行がメンタルケアに非常に良いという研究結果が出ているそうで。
メンタルヘルスには運動・食事・睡眠が最適ですが、旅行も精神状態に影響するとされています。非日常を体験できる海外旅行は冒険心が刺激され、負の感情を浄化する効果が期待できるとか。観光庁のモニターツアーでも癒し効果があると認められている他、ある研究機関の発表でも普段あまり国内外に出かけない人ほどストレス低減効果があったとの結果が出ているようです。
管理人もブラック企業を辞めて人生どん底だった中、海外旅行に行くようになって明らかに心が軽くなったのを覚えています。体さえ健康ならどこへでも行ける……そう思えたのは未知の世界に出会って、今までにない体験ができたからだと実感しています。
それほど海外旅行が心身に与える影響は計り知れません。
「たかが旅行に行けないだけで……」と思う方もいるかもしれませんが、旅行好きから旅行を取り上げるのは死に値するほどの苦痛なのです。極端ですが、それくらい深刻な死活問題と言えます。
現在も海外旅行に行けない生活を強いられている方は数え切れません。すでに再開してはいるものの、お金・休みを含め自由に旅行できる時代ではなくなってしまいました。ただ、そんな時代だからこそストレスに負けず、いつかまた海外旅行に出かけられる日のために備えておきたいところです。
旅行は健康に良い。確かに旅は気分転換にぴったりだと思う。
人生に疲れてしまったら旅に出る。それだけで気持ちが楽になるかも。
5.まとめ
今回は海外旅行に行けないストレスの発散方法、渡航自粛要請に対する世論をまとめました。
海外旅行に自由に行けなくなって早数年、不自由な自粛生活を余儀なくされていると心身のバランスまで崩してしまう可能性があります。そんな中、過度なストレスと戦う術を身につけておけば、新しいライフスタイルにも順応できるかもしれません。
海外旅行に行けないことでモヤモヤしている方も多い中、逆に今だからできることに挑戦している方も少なくありません。誰もが気兼ねなく海外旅行できるようになるまでもうちょっとの辛抱です。もうすぐ海外旅行の夜明けもやってくる……そう信じて、まずはできることから始めてみませんか?