海外旅行で泊まるホテルのお風呂・シャワーは使い方がわからないという人もいるのではないでしょうか。ホテルのお風呂・シャワーは正しく使わないと壊れたり詰まったりすることがあるため、正しい使い方を知っておくことが重要です。
今回は海外旅行で泊まるホテルのお風呂・シャワーの使い方を解説します。併せて沸かし方・貯め方・入り方・出し方も説明します。加えてお風呂・シャワーを充実させるものやお風呂・シャワーのマナーもまとめるので、海外旅行の宿泊にお役立てください。
ホテルのお風呂・シャワーの使い方を知っておくだけで安心感が違う!
この記事では「海外旅行で泊まるホテルのお風呂・シャワーの使い方」「沸かし方・貯め方・入り方・出し方」をまとめるよ!
1.海外旅行で泊まるホテルのお風呂・シャワーの使い方
まずは海外旅行で泊まるホテルのお風呂・シャワーの使い方を見ていきましょう。
ここでは一般的なホテルのお風呂・シャワーを想定しているため、部屋によって使い方が若干変わる可能性についてはあらかじめご了承ください。
1-1.ホテルのお風呂の使い方
- 着替えの服を準備する
- タオルを用意する
- バスタブに入る
- お湯を張る
- お風呂に浸かる
- 水滴を拭き取る
- バスタブを出る
ホテルのお風呂の使い方は「お湯を張る」「お風呂に浸かる」の2つがポイントとなります。他の手順はシャワーの使い方と同様なので、具体的には「どうやってお湯を張るのか」「どうやってお風呂に浸かるのか」を把握しておきたいです。
外国のお風呂はバスタブにお湯を張って浸かるのが通例です。ただ、国によっては浴槽にお湯を張れるだけの深さがない場合もあります。そのため、まずは水を張れるかどうかご確認ください。
無事にお湯が張れたら、お風呂に浸かって旅の疲れを癒しましょう。
1-2.ホテルのシャワーの使い方
- 着替えの服を準備する
- タオルを用意する
- バスタブに入る
- カーテンをかける
- シャワーを浴びる
- 水滴を拭き取る
- バスタブを出る
ホテルのシャワーの使い方は「カーテンをかける」「シャワーを浴びる」の2つがポイントとなります。他の手順はお風呂の使い方と同様なので、具体的には「どうやってカーテンをかけるのか」「どうやってシャワーを浴びるのか」を把握しておきたいです。
外国のシャワーはバスタブにカーテンをかけて浴びるのが普通です。ただ、国によっては浴槽にカーテンをかけられるだけの長さがない場合もあります。そのため、まずはカーテンをかけられるかどうかご確認ください。
無事にカーテンがかけられたら、シャワーを浴びて旅の疲れを取りましょう。
お風呂もシャワーも原則は日本のものと変わらないから心配無用!
僻地だと浴槽も何もないところもあるから油断しないように。
2.沸かし方・貯め方・入り方・出し方
次に沸かし方・貯め方・入り方・出し方を見ていきましょう。
- 沸かし方
- 貯め方
- 入り方
- 出し方
ホテルのお風呂・シャワーは沸かし方だけでなく、貯め方や入り方、出し方がわからない方もいるかもしれません。ここではそれぞれの方法について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
2-1.沸かし方
ホテルのお風呂・シャワーは常に給湯できる状態になっています。僻地にあるホテルでもない限りは蛇口をひねるだけでお湯も水も出てくるため、沸かすという作業は原則不要です。
ただし、新しいホテルは給湯設備も充実していますが、古いホテルは給湯設備が不足していることもあります。入浴しようと蛇口をひねっても「お湯が出ない」「水しかでない」という状況も珍しくないです。
中には温度調節や水圧調整が難しいホテルもあるので、ホテル特有の癖に合わせた操作が必要となるでしょう。
2-2.貯め方
ホテルのお風呂・シャワーは自己判断で貯める形式となっています。ホテルの浴槽には風呂栓がついているため、排水栓で止めて貯めるという作業が適宜必要です。
ただし、風呂栓は一般家庭だとゴム製の排水栓が主流ですが、現地のホテルでは金属製の排水栓もあります。指で押し込むタイプのゴム栓はわかりやすいものの、バルブを回して沈み込ませるタイプの金属栓はわかりにくいです。
中にはホップアップ式の風呂栓をはじめスイッチで押すタイプやハンドルを回すタイプもあるので、ホテル特有の癖に合わせた対応が必要となるでしょう。
2-3.入り方
お風呂・シャワーの入り方は自由なので、国内にいる時のように自分自身のルーティン通りに入浴しましょう。ただし、マナーを守らないと他の宿泊客の迷惑になってしまうので、一定の配慮をしつつバスタイムを楽しんでください。
2-4.出し方
お風呂・シャワーの出し方も自由。ただし、ホテルによって温度調節や水圧調整が難しいこともあるので、入浴前に一度動作を確認してから入浴することを推奨します。お湯や水の出し方はホテルごとに変わるからこそ、事前に操作感を確かめておくのが賢明です。
微妙に手順が変わることもあるから臨機応変に!
他の宿泊客の迷惑にならないよう心がければ大丈夫。
3.ホテルのお風呂・シャワーを充実させるもの
次にホテルのお風呂・シャワーを充実させるものを見ていきましょう。
- キャンドル
- ジャグジー
- サンダル
- 入浴剤
ホテルのお風呂・シャワーにはバスタイムを充実させるものがあります。特にキャンドルやジャグジー、入浴剤やピローがあれば癒し効果抜群です。他にもバスタイムを充実させるものがあるので併せてご確認ください。
3-1.キャンドル
海外旅行のホテル、せっかくならキャンドルを持参してムードを楽しむのはいかがでしょうか?
パートナーと一緒であれば夜の雰囲気も一層盛り上がること間違いなし。もちろん、ソロでバスタイムを謳歌するのも格別です。外国に持っていくのは大変ですが、アロマキャンドルを焚けば旅の疲れもどこへやら……荷物に余裕があればぜひ!
3-2.ジャグジー
ホテルによってはジャグジー付きの宿泊施設もあるかもしれません。ジャグジー付きのホテルは泡に包まれて全身の発汗が促進される他、疲労の回復にも効果が期待できます。ジェット水流で全身揉まれる感覚は快感そのものです。外国ではなかなかお目にかかれませんが、欧米ならワンチャンあり!
3-3.サンダル
ホテルでお風呂・シャワーに入るならサンダルがあると便利です。サンダルがあれば濡れた足でも動き回れるため、他の部屋に忘れ物をした場合でも簡単に取りに戻れます。
外国のホテルは土足のまま部屋に入るのが普通なので、裸足で歩き回るのは危険です。入浴中はコスメを取りに行ったりタオルを取りに行ったり、何かと浴室と部屋を行き来することもあるかと思います。それゆえ、入浴用のサンダルを持参しましょう。
3-4.入浴剤
外国のホテルも日本のホテルも、入浴剤を使用する分には何も問題ありません。管理人もお気に入りの入浴剤を持参して、素敵なバスタイムを楽しんでいます。お気に入りの入浴剤があれば心も体も夢見心地。ホームシックだって怖くないです!笑
入浴剤があれば旅の疲れも一瞬で解消できること間違いなし。海外旅行は肩こりや腰痛になりやすいからこそ、入浴剤を持参しましょう。
アメニティが切れている場合はスタッフに申し出よう!
毎日交換されるからたぶん大丈夫さ。
4.ホテルのお風呂・シャワーのマナー
最後にホテルのお風呂・シャワーのマナーについてまとめます。
- 浴室のドアは閉める
- 節水しながら入浴する
- 洗面台や床を濡らさない
- うるさく音を立てない
- 使用済みタオルは畳まない
- アメニティは無駄にしない
ホテルのお風呂・シャワーは宿泊客みんなで使用するものとなるため、マナーを守ることが不可欠です。大衆浴場も同様ですが、一部マナーを守らない人がいるだけでお風呂・シャワーは限りなく汚い&臭い状態になってしまいます。ゆえに、最低限のマナーは守りましょう!
4-1.浴室のドアは閉める
ホテルで入浴中、ドアを開けっ放しにするのはNGです。最悪の場合、室内に湯気が充満して火災報知器が反応してしまいます。そのため、浴室のドアは必ず閉めてから入浴してください。
「水垢が汚い」「カビが臭い」「乾燥を防ぎたい」との理由から扉を全開にしたくなる気持ちもわかりますが、煙探知機が作動すると厄介です。館内アナウンスで「〇〇階で火災が発生しました」となれば、たちまち大騒ぎとなります。くれぐれも入浴中は浴室のドアを閉めるようにしましょう。
4-2.節水しながら入浴する
海外のホテルでは節水が基本となります。お風呂・シャワーに入る時も節水を意識しなければなりません。お湯や水を出しっぱなしにするなど言語道断です。
使用した分だけ水道光熱費が請求されるということはありませんが、地域によってはお湯・水そのものが貴重な国も珍しくありません。蛇口をひねれば出てくる国ばかりではないことを覚えておきましょう。
4-3.洗面台や床を濡らさない
ホテルのお風呂・シャワーで洗面台や床がびしょ濡れに……なんて経験はございませんか?
ユニットバスタイプの部屋に宿泊する際、いつも通り入浴しただけで洗面台や床がびちょびちょになってしまうことも多いです。きちんとお湯を張ってしっかりとカーテンをかけても、なぜか濡れてしまうことは少なくありません。そのため、意識的に洗面台や床を濡らさないようにすることが求められます。
4-4.うるさく音を立てない
ホテルのお風呂・シャワーに限らず、入浴中はうるさく音を立てないのがマナーです。海外の宿泊施設は壁が薄いため、想像以上に音が漏れてしまいます。周囲から「うるさい」と苦情が入ると滞在中ずっと気を使わなくてはならないので、できる限り静かに入浴するようにしましょう。
4-5.使用済みタオルは畳まない
日本人の感覚だと使用済みタオルをつい畳みたくなりますが、畳んで部屋に置いておくと「まだ使うのかな」と判断されてしまいます。従業員によっては一向に回収してくれないので、綺麗に畳んでおくのはむしろNGです。
一度使用したら「もう持って行って」と言わんばかりに“雑に”放置しておきましょう。
4-6.アメニティは無駄にしない
ホテルにはアメニティが常備されており、消耗品であれば自由に使用してOKです。持ち帰っても文句は言われません。しかし、同じ消耗品でもタオルなど他の宿泊客が継続して使用するものは無駄にしないよう配慮が必要となります。
シャンプー・リンス・ボディソープなどの石鹸類、歯ブラシや歯磨き粉、その他の消耗品も無理に使用する必要はありません。使用せずにそのままにしておけば次の宿泊客が使用できるため、極力は無駄にしない……まさにSDGsです!
ホテルのお風呂・シャワーはマナーを守って清潔に保とう!
みんなが意識してマナーを守ってくれたら、ロングステイでもずっと清潔に保てるんじゃないかな!
5.まとめ
今回は海外旅行で泊まるホテルのお風呂・シャワーの使い方、沸かし方・貯め方・入り方・出し方をまとめました。
ホテルのお風呂・シャワーの使い方は決して難しくはありませんが、初めてのホテルでは沸かし方や貯め方、入り方や出し方がわからず困惑することもあるかもしれません。
そのため、一度頭の中でシミュレーションしておくと安心です。併せて、ホテルのお風呂・シャワーを充実させるもの、ホテルのお風呂・シャワーのマナーも把握しておくとより快適に過ごせます。まずはこの記事でまとめた使い方を参考に、ホテルのお風呂・シャワーを使用してみてください。