海外旅行は安くする方法さえ知っておけば、お金のない方でも得します。“ザ・一般人”の管理人もお金持ちではないため、常に安く行く方法を模索中……いつも節約する日々です。ただ、その結果、お金がなくても外国に行くコツやテクニックも見えてきました!
今回は海外旅行を安くする方法を調査しました。ここでは安く行く方法・コツ・テクニックも共有いたします。海外旅行で節約したい方に向けて庶民の立場からまとめるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
超庶民派の僕が実践している節約術を詰め込みました!
この記事では「安くする方法」「安く行く方法・コツ・テクニック」をまとめるよ!
1.海外旅行を安くする方法~基礎編~
まずは海外旅行を安くする方法~基礎編~をまとめます。
- 準備編
- 移動編
- 宿泊編
- 飲食編
- 観光編
海外旅行を安くするためには「準備」「移動」「宿泊」「飲食」「観光」という5つの観点が重要です。1つ1つは大した金額にならないかもしれませんが、1つずつ削減していけばいずれは数千円~数万円の効果を発揮します。
まずは、海外旅行を安くするためにできることを1つずつ実践していきましょう!
1-1.準備編
- 入念に計画を練る
- パスポートを5年で作る
- レンタル品で済ませる
- 旅行会社のセールを狙う
- 比較サイトを活用する
移動編では「持ち物代などの準備費を安くする方法」をメインに紹介します。
1-1-1.入念に計画を練る
海外旅行を安くするには入念に計画を練ることが重要です。
無計画な旅ほど「あっち行ってみよう」「こっち行ってみよう」と行き当たりばったりの行動を取ってしまい、無意識のうちに旅費がかさんでしまいます。そのため、極限まで旅費を安くしたいなら入念に計画を練る……これに尽きます!
徹底的に安い飛行機・ホテル・レストランを調べて比較すれば、予算内で予約できるところが見つかるはず。事前情報なしで旅するのも楽しいものですが、とにもかくにも調べ尽くすのが賢明です。
1-1-2.パスポートを5年で作る
パスポートは5年旅券と10年旅券で発給手数料が変わります。
- 5年旅券:11,000円(収入印紙+収入証紙)
- 10年旅券:16,000円(収入印紙+収入証紙)
5年旅券にするか10年旅券にするかで5,000円の差額が発生するため、何度も海外旅行をするというわけではないのなら5年のパスポートで十分でしょう。
ただし、10年以上かけて海外旅行し続ける場合は5年旅券を2回発行(総額22,000円)するより10年旅券を1回発行(総額16,000円)した方がお得です。
1-1-3.レンタル品で済ませる
海外旅行に必要なものはレンタルが可能です。スーツケースもバックパックもレンタルできますし、変圧器も変換プラグもレンタルできます。もちろん、カメラもWi-Fiルーターも!
「人生で数回しか行かない海外旅行のために購入するのはもったいない」ということなら、レンタルで済ませましょう。レンタル料すらもったいないという場合は知り合いから借りるのもありですし、不要になった旅行用品を譲ってもらうのもありかもしれません。
1-1-4.旅行会社のセールを狙う
圧倒的な割引を狙うなら、旅行会社のセールを狙うのがおすすめです。
大手旅行会社のHISやJTBでは年末年始になると「歳末大感謝フェア」「先取り福春プラン」などの大型セールを開催します。他にもセールは大型連休や長期休暇に合わせて開催されるため、積極的に狙ってみましょう。
ANAやJALなどの航空会社でもダイナミックセールやタイムセールを行っており、通常の20%OFF~30%OFFで海外旅行できます。セールの内容によっては50%OFFとなることも稀にあるので、狙わない手はありません。
早期予約の特典である特割や早割、学割やジュニア割やシニア割を狙うのもありかも。
1-1-5.比較サイトを活用する
近年、便利な比較サイトが登場しており、一瞬で飛行機代・ホテル代・レストラン代が比較できます。海外旅行を安くするなら比較サイトも有効活用すべきです。
場合によっては同じ条件の目的地であっても数千円~数万円の誤差が生まれることもあるため、予約時には必ず比較サイトで情報収集しましょう。
1-2.移動編
- 平日に移動する
- 格安航空会社で移動する
- エコノミークラスで移動する
- マイルを貯めて移動する
- シャトルバスで移動する
- ヒッチハイクで移動する
- 徒歩で移動する
- 搭乗の便数を減らす
- 荷物の個数を減らす
移動編では「飛行機代などの移動費を安くする方法」をメインに紹介します。
1-2-1.平日に移動する
飛行機代は土日祝日と比べて平日が比較的安いです。平日は土日祝日に比べて移動費が5%~10%ほど安くなることもあるため、座席を予約する日時を工夫してみましょう。
1-2-2.格安航空会社で移動する
LCCなど格安航空会社で移動すれば、移動費も安く抑えられます。移動だけが目的であれば格安航空会社で十分なので、LCCを利用してみてください。
1-2-3.エコノミークラスで移動する
飛行機の座席は主に「エコノミークラス」「ビジネスクラス」「ファーストクラス」等に分けられており、座席の価格相場は「エコノミー<ビジネス<ファースト」となっています。
原則、ファーストクラスはエコノミークラスの約3倍、ビジネスクラスはエコノミークラスの約2倍の価格設定となっているため、特別な事情がない限りはエコノミークラスを予約しましょう。
1-2-4.マイルを貯めて移動する
飛行機に乗るとマイルが貯まります。マイルは特定の航空会社を利用すると貯まる特典の1つで、一定まで貯めると航空券と交換可能です。
何度も飛行機に乗る人はマイルを貯めるだけで1回分の飛行機代が浮くため、旅好きほど貯めておいて損はありません。まずはよく利用する航空会社で貯めるところから始めましょう。
1-2-5.シャトルバスで移動する
名のある観光地の場合、空港や駅からシャトルバスが出ていることもあります。シャトルバスは無料で運行されているものもあるため、現地での足として有効活用するのがおすすめです。
ローカルバスと組み合わせると移動効率も格段にアップするので、現地の交通機関も併せてチェックしておきましょう。
1-2-6.ヒッチハイクで移動する
バックパッカーの中には、ヒッチハイクで旅する猛者もいます。世界一周のような長旅の場合、少しでも交通費を抑える必要があるため、現地の人に乗せてもらう人も多いです。
ヒッチハイクなら交通費がかからないので、節約旅にはぴったり。ただし、ヒッチハイクは旅慣れしている人でも一筋縄ではいきません……そこは頭1つ抜けたコミュ力が必要となるでしょう!
1-2-7.徒歩で移動する
ちょっとした距離なら徒歩で移動するのもありです。すぐにタクシーに乗るのが癖になっている人ほど知らず知らずのうちにウーバー代がかかっていることもあるため、自分の足をフル稼働させましょう。
1-2-8.搭乗の便数を減らす
搭乗する便数を減らせば、必然的にかかるお金も減らせます。原則は3回より2回、2回より1回という具合に経由を回避して移動するよう工夫しましょう。
ただし、目的地によっては直行便より乗り継ぎ便の方が安い場合もあるため、適宜情報収集しつつ計画してみてください。
1-2-9.荷物の個数を減らす
荷物の個数を減らせば、必然的にかかるお金も減らせます。LCCなどでは預ける荷物や持ち込む手荷物がない場合、最もリーズナブルなプランで予約可能です。
1-3.宿泊編
- 平日に宿泊する
- 安宿に宿泊する
- スタンダードルームに宿泊する
- エアビーアンドビーで宿泊する
- 同行者と一緒に宿泊する
- 野宿で宿泊する
- 滞在の日数を減らす
移動編では「ホテル代などの宿泊費を安くする方法」をメインに紹介します。
1-3-1.平日に宿泊する
ホテル代も土日祝日と比べて平日が比較的安いです。平日は土日祝日に比べて宿泊費が5%~10%ほど安くなることもあるため、部屋を予約する日時を工夫してみましょう。
1-3-2.安宿に宿泊する
ゲストハウスやドミトリーなど安宿に宿泊すれば、宿泊費も安く抑えられます。宿泊だけが目的であれば安宿で十分なので、ゲストハウスやドミトリーを利用してみてください。
1-3-3.スタンダードルームに宿泊する
ホテルの部屋は主に「スタンダードルーム」「スーペリアルーム」「スイートルーム」等に分けられており、部屋の価格相場は「スタンダード<スーペリア<スイート」となっています。
原則、スイートルームはスタンダードルームの約数十倍、スーペリアルームはスタンダードルームの約数倍の価格設定となっているため、特別な事情がない限りはスタンダードルームを予約しましょう。
1-3-4.エアビーアンドビーで宿泊する
エアビーアンドビーは現在使用されていない物件を借りられるサービスです。貸したい人とマッチングしてすぐに宿泊できるため、旅慣れした方におすすめのサービスとなっています。
通常のホテルよりもリーズナブルな物件が多数掲載されているので、民泊で構わないという方にとってはお得な宿泊方法と言えるでしょう。
1-3-5.同行者と一緒に宿泊する
海外旅行は1人ずつ部屋を取ると人数分の費用がかかるため、同行者がいるなら相部屋にするのがおすすめです。旅行会社で予約する際も、1人で参加するより2人以上で参加した方が安くなります。
同行者がいない場合は知らない人と行くのもあり。管理人も旅仲間募集掲示板で見つけた人と何度か同室したことがありますが、1人で宿泊するより2人以上で宿泊した方がお得でした。
旅仲間によっては「交通機関の運賃を出すから同行してほしい」「一緒に行く人がキャンセルになったから同行してほしい」という理由で募集している場合も……!
1-3-6.野宿で宿泊する
あまりおすすめはできませんが、どうしてもお金がない場合は野宿……という手も。ただし、犯罪に巻き込まれる可能性もゼロではないため、推奨はできません。
1-3-7.滞在の日数を減らす
滞在する日数を減らせば、必然的にかかるお金も減らせます。休みが限られている場合は無理に泊まらず、休憩で済ませるというのもありです。
1-4.飲食編
- 日本から食品を持参する
- ローカル店で飲食する
- ランチで飲食する
- シェアして飲食する
- お惣菜を購入する
- 外食の回数を減らす
移動編では「レストラン代などの飲食費を安くする方法」をメインに紹介します。
1-4-1.日本から食品を持参する
食品の持ち込みに厳しい国もありますが、インスタント食品やレトルト食品など加工食品であれば持ち込み可能な場合もあります。肉・魚・野菜・果物などの生鮮食品はさすがに拒否されますが、数食分の保存食を持ち込むことも可能です。
日本から食品を持ち込めば、現地での飲食費をある程度まで浮かせられます。これは管理人もよくやる手法です!笑
1-4-2.ローカル店で飲食する
観光客や旅行者に向けて展開されている飲食店は値段設定が強気なため、飲食費を節約したいということならローカル店を訪れてみてはいかがでしょうか。
地元民に向けて展開しているローカル店はリーズナブルなところも多く、お金がなくてもお腹いっぱい食べられることが少なくありません。
1-4-3.ランチで飲食する
レストラン代はディナーと比べてランチが比較的安いです。ランチはディナーに比べて飲食費が5%~10%ほど安くなることもあるため、テーブルを予約する時間帯を工夫してみましょう。
1-4-4.シェアして飲食する
外国のレストランで出てくるメニューはどれもこれもボリューム満点……場合によっては「数人分あるのでは?」と思うような量の料理が出てくることもあります。
その場合はみんなでシェアしましょう。シェアが禁止の店もありますが、大抵の大衆向けレストランではシェアも許可されているので、節約に最適です。
1-4-5.お惣菜を購入する
レストランでの食事は結構な費用がかかるため、地元の人が利用するようなスーパーやコンビニで総菜を購入するのも無難です。お惣菜であれば、レストランほどお金もかかりません。
例えば、ハワイやグアムのレストランで食事をすると1食3,000円することもありますが、お惣菜なら1,000円ほどで済ませられます。
1-4-6.外食の回数を減らす
外食する回数を減らせば、必然的にかかるお金も減らせます。お腹が空いていない場合は無理に食べず、軽食で済ませるというのもありです。
1-5.観光編
- 自力で散策する
- 値段交渉する
移動編では「ツアー代などの観光費を安くする方法」をメインに紹介します。
1-5-1.自力で散策する
ガイド付きのオプショナルツアーに参加すると効率的に観光地を回れて便利ですが、案内役の人には一定の報酬・チップを支払わなければなりません。
内容によっては添乗員同行ツアーもありますが、日本人ガイド付きのものは外国人付きのものと比べてそれなりに費用がかかります。そのため、市内観光くらいであれば自力で散策した方がお得です。
1-5-2.値段交渉する
現地のスーパーやコンビニは値段交渉に応じてくれないことがほとんどですが、露天商などの個人商店では値引き交渉してみるのもありかもしれません。
むしろ、観光地にいる物売りや客引きなどの行商人は最初からぼったくる気満々で値段をふっかけてくることもあるため、相手の言い値に従うのは避けたいところです。値引き交渉は勇気が必要ですが、相手によってはすぐ値引いてくれることもあります。
準備・移動・宿泊・飲食・観光……すべてで安くする方法を知っておけば、合計でそこそこの金額になりそう。
20万円かかるところ10万円で済むなんてことも夢じゃない。
2.安く行く方法・コツ・テクニック~応用編~
ここからは安く行く方法・コツ・テクニック~応用編~をまとめます。
- 時期を工夫する
- 旅先を工夫する
- 割引を利用する
- 懸賞に応募する
- 投資で不労所得を得る
- 副業で臨時収入を得る
海外旅行に安く行く方法は他にもいくつかあるため、併せて把握しておきましょう。
2-1.時期を工夫する
海外旅行は時期によって飛行機代・ホテル代・レストラン代などの旅行代金が大幅に変動します。
- 海外旅行が安い時期:オフシーズン・円高
一般的にあまり観光客・旅行者が訪れないオフシーズンは全体的に旅行料金が下がる傾向にあります。加えて、円高時は相対的に旅費が下がるのが特徴です。
つまり、海外旅行に安く行くには「オフシーズンかつ円高の時期」が適していると言えるでしょう。
ちなみに、日本発着の航空券は1月・12月が最安値の時期とされます。そのため、航空券の予約時期を工夫することも重要です。
2-2.旅先を工夫する
海外旅行は旅先によっても飛行機代・ホテル代・レストラン代などの旅行代金が大幅に変動します。
- 海外旅行が安い旅先:アジア・中南米・アフリカ
基本的にアジア・中南米・アフリカはさほど円安の影響を受けないため、全体的な旅行料金が安い傾向にあります。
ただし、航空券別に見てみるとアジアは比較的安いものの、中南米・アフリカは比較的高いです。行き先によっては燃油サーチャージだけで数十万円ほどかかる場合もあるため、注意しましょう。
2-3.割引を利用する
旅行会社を通して海外旅行を予約する際、各旅行会社が定期的に実施している割引を利用するのもおすすめです。キャンペーンやセールによっては数千円~数万円の割引になることもあります。
特に「大型連休・長期休暇キャンペーン」などのセールは必見。むしろ、通常価格ではなく割引価格が適用されるため、普通に予約するよりも安く行けるかもしれません。
他にも旅行会社が独自に開催しているバーゲン、航空会社・宿泊施設・飲食店が発行しているクーポンを有効活用……対象となる割引はフルに適用しましょう。
2-4.懸賞に応募する
テレビやラジオ、雑誌や新聞、旅行サイトのオウンドメディアなどでは定期的に海外旅行の懸賞が行われています。よく「世界ふしぎ発見!」などでやってるアレです。
懸賞は確率こそ狭き門ですが、当選さえすれば旅費を大幅に削減可能です。
ペア旅行券など使用範囲は限定されるものの、安く行くための切符としてはローリスクハイリターン。基本的には電話やメールから簡単に応募できるため、まずは応募してみてください。ただし、応募先が信用できる機関・団体なのかは曇りなき眼で見定めましょう。
2-5.投資で不労所得を得る
海外旅行に安く行く方法からは若干逸脱しますが、投資で得た不労所得を旅費に充てるのもありです。
投資の利回りだけで生活するのは非常に難しいですが、年間10万円~20万円の利回りが入ってくれば毎年海外旅行することも不可能ではありません。
2-6.副業で臨時収入を得る
同じく海外旅行に安く行く方法からは脱線しますが、副業で得た臨時収入を旅費に充てるのもありです。
副業の稼ぎだけで生活するのは困難極まりないですが、年間30万円~40万円の稼ぎがあれば年に1回~2回のペースで海外旅行することも夢ではないでしょう。
基礎から応用まで徹底すれば、海外旅行も安く行けるかも。
海外旅行の費用も工夫次第ってことさ。
3.まとめ
今回は海外旅行を安くする方法、安く行く方法・コツ・テクニックをまとめました。
海外旅行は工夫次第で安くする方法が無数にあります。安く行く方法・コツ・テクニックをそれぞれ駆使すれば、お金がなくても十分に海外旅行を楽しめるはずです。
当記事では管理人が実際に行っている節約術をまとめたので、お金がなくても海外旅行に行きたいという方は1つずつ実践してみてください。学生の方も社会人の方も、みんながお得に海外旅行できればそれが一番……みなさんの旅が素敵なものとなりますように!