ハワイで日光浴中のウミガメに出会える砂浜、それがプナルウ黒砂海岸です。そこは別名ブラックサンドビーチと呼ばれ、マグマが砕けた黒い砂に覆われた場所……火山から流れ出た溶岩が海水によって砕けて形成された観光スポットです。
今回はハワイにあるプナルウ黒砂海岸の観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ旅行計画にお役立てください。

プナルウ黒砂海岸ではウミガメの日向ぼっこが名物!



この記事では「ハワイにあるプナルウ黒砂海岸の観光情報」「ウミガメの見どころ」をまとめるよ!
1.プナルウ黒砂海岸の概要


まずはプナルウ黒砂海岸の概要を見ていきましょう。
- 国:ハワイ
- 地域:ヒロ
- 特徴:砂浜/レジャー
- 目玉:ウミガメ
- 方法:個人/ツアー
- おすすめ度:
プナルウ黒砂海岸は火山の噴火によってできた漆黒の砂浜です。ハワイ島で最も名の知れたキラウエア火山に行く途中にあるビーチで、ウミガメがくつろいでいる姿を観察できる観光スポットとして知られています。
普段、ウミガメは海に潜って生活しているものの、たまに陸で休憩をします。ここプナルウ黒砂海岸は、そんなウミガメたちのお昼寝スポットとなっているのです。ゆえに、運が良ければ、複数のウミガメが寄り添い合いながら眠っている姿を眺められるでしょう。
ただ、ハワイでは「ウミガメ=海の守り神」と信じられているため、触るのはご法度。
単に観察する場合でも、一定の距離が必要です。当然ながら、餌付けなどの行為も禁止……優しく見守るだけにとどめておくことをおすすめします。なお、プナルウ黒砂海岸は潮の流れが急で海水浴には不向きですが、レジャーシートを広げて横になればハワイ島ならではの景観が楽しめるので、暇な人はゴロゴロタイムを楽しんでみるのも乙ではないでしょうか?



ハワイを訪れるならプナルウ黒砂海岸は外せないね!



ヒロを拠点にするなら個人で行くのもツアーで行くのもおすすめだよ!
2.プナルウ黒砂海岸の観光情報


次にプナルウ黒砂海岸の観光情報を見ていきましょう。
2-1.予算
- 個人:数千円~1万円
- ツアー:1万円~3万円
- 予算総額:10万円~30万円
個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額はハワイ旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料はかかりません。
2-2.時間
- 営業時間:24時間
- 所要時間:30分~1時間
- 必要期間:5日~15日
営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。
2-3.場所
- 場所:ハワイ/ヒロ
- 住所:Hawaii 96772, Hawaii
- 行き方:バス/タクシー/レンタカー/ツアー
- バス:1時間30分~2時間
- タクシー:1時間~1時間30分
- レンタカー:1時間~1時間30分
場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「ヒロ⇒プナルウ黒砂海岸」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。
2-4.気候
- 1月~3月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- 4月~6月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- 7月~9月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- 10月~12月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- ベストシーズン:1月~12月
平均 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
1月 | 27℃ | 18℃ | 225mm |
2月 | 26℃ | 18℃ | 265mm |
3月 | 26℃ | 18℃ | 350mm |
4月 | 27℃ | 19℃ | 275mm |
5月 | 28℃ | 20℃ | 195mm |
6月 | 28℃ | 20℃ | 175mm |
7月 | 29℃ | 21℃ | 240mm |
8月 | 29℃ | 21℃ | 265mm |
9月 | 29℃ | 21℃ | 225mm |
10月 | 29℃ | 20℃ | 250mm |
11月 | 27℃ | 20℃ | 365mm |
12月 | 27℃ | 19℃ | 285mm |
2-5.服装
- 1月~3月:薄手の服装
- 4月~6月:薄手の服装
- 7月~9月:薄手の服装
- 10月~12月:薄手の服装
- 持ち物:歩きやすい靴
2-6.治安
- やや良い
ハワイは総じて治安が良く、旅の拠点となるヒロも治安良好です。
2-7.注意点
- 拠点からの立地
- 水中への落下
- 動植物への接触
2-7-1.拠点からの立地
プナルウ黒砂海岸は日帰りで観光可能です。ただ、レイキャビクから片道1時間~2時間ほど、往復2時間~4時間ほどかかります。観光時間を含めると半日~終日はかかるので、余裕のある日程を組みましょう。
2-7-2.水中への落下
プナルウ黒砂海岸では波打ち際で遊ぶことになるため、水中への落下には気を付けたいです。スマホやカメラを落とすと大変ですし、自分が落ちると危険です。興奮して撮影に夢中になったり過度に騒ぎ立てたり暴れ回ったりすると海に転落するので、砂浜では静かに過ごしましょう。
2-7-3.動植物への接触
プナルウ黒砂海岸には希少生物が暮らしているため、動植物への接触には気を付けたいです。この地域一帯は貴重な生態系を構成する生き物も生息しており、ウミガメなどの動物やヤシの木などの植物も分布しています。当然ながら許可なく捕まえたり摘んだりしてはいけません。



観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。



Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!
3.プナルウ黒砂海岸の見どころ
ここからはプナルウ黒砂海岸の見どころをまとめます。


3-1.ウミガメ
おすすめ度:
甲羅干し中のウミガメ。


3-2.ペトログリフ
おすすめ度:
先住民のペトログリフ。
※仮画像
プナルウ黒砂海岸はウミガメやペトログリフなど見どころ満載です。
マットな質感の黒い砂浜に足を踏み入れると、真っ先に目に飛び込んでくるのが、アカウミガメ・アカウミガメ・タイマイなどのウミガメたち……各々が各々のベストポジションを見つけて気持ち良さそうに日光浴している姿に頭の先から足の先まで癒されます。
もちろん、ビーチには立ち入り禁止の看板があるため、近づきすぎは厳禁。一定の距離まで離れて見るのが暗黙の了解です。
なお、プナルウ黒砂海岸の見どころはウミガメだけではありません。実は、海岸の周りにあるビーチには先住民が残したとされるペトログリフがあるのです。ペトログリフとは、いわゆる古代の岩絵のことで、この地域一帯には儀式や航海の様子をはじめ、人間や動植物などの生き物の絵が残されています。
まさに、プナルウ黒砂海岸はハワイ島の文化や歴史が学べる場所と言っても過言ではありません。
ツアーなどの観光バスも定期的に出ているので、気になる方はぜひ!



プナルウ黒砂海岸ではウミガメとペトログリフが目玉!



個人的には仲間とやってくるウミガメがおすすめ!
4.プナルウ黒砂海岸の体験談
最後に管理人が2023年9月に訪れたプナルウ黒砂海岸の体験談を記しておきます。等身大の海外旅行記としてお楽しみください。





いただきます!スパムおにぎり弁当!



なんか沖縄感あっていいよね!



石垣島では食べ損ねたからハワイ島で食べられて良かったよ。まさかハワイで沖縄名物を食べるとは思わなかったけども。



まぁスパムおにぎりはもともと戦後の米軍統治時代に軍人が沖縄に持ち込んだものだから、アメリカ名物でもあるからね。



ランチョンミートってやつ?



沖縄だとポークって愛称で親しまれてるやつ!





プナルウ黒砂海岸に到着!文字通り、黒い砂浜が敷き詰められてる!



ここ、ウミガメに会えるビーチとして知られてるんだ。



そう、あのウミガメに会えるんだ!あのウミガメに!



なんか特別だよね、ウミガメって。今日はいるのかな?





……いた!もういた!しかも2匹!



……ど、どこに?



ほら、あの波際のところ!2匹のウミガメが寄り添ってるじゃん!



あぁ、砂と同化してて見えなかった。甲羅の日干しでもしてるのかな?とにもかくにもめっちゃかわいい!





波に揺られながら他のウミガメも顔を出してるよ。



目を凝らしてみると3匹、4匹くらいいるっぽい。



ウミガメって夜にこっそり岸にやってきて産卵するイメージがあるけど、日光浴や日向ぼっこのためにもやってくるんだね!



特定の条件が揃わないと出会えないけど、今日はコンディション的にぴったりだったっぽいよ!あまり近くには行けないけどね!





一通り、ウミガメとのお茶を楽しんだ後は、看板の写真を撮る。



オアフ島の賑やかなビーチも素敵だけど、ハワイ島の飾らないビーチも素敵。天気も最高だし、言うことなし!



僕の頭も太陽の日差しでちょっと硬くなったみたい。



……そりゃ良かった。



あぁ!渾身のボケ、スルーしないでよ!



ツッコミに値しないものだったからね!これはスルーするしかないよね。
5.まとめ
今回はハワイにあるプナルウ黒砂海岸の観光情報、ウミガメの見どころをまとめました。
海外旅行でハワイを訪れるならプナルウ黒砂海岸がおすすめです。中でもウミガメは見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。