ハワイはオアフ島にあり、ホノルルの街並みを一望できる山、それがダイヤモンドヘッドです。そこはワイキキのシンボルとしても知られる標高約232mの名峰で、天気によってはモロカイ島やラナイ島まで見渡せる場所。登山しながら南国ならではの景観を楽しめる観光スポットです。
今回はハワイにあるダイヤモンドヘッドの観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ旅行計画にお役立てください。

ダイヤモンドヘッドはオアフ島を代表するランドマーク!



この記事では「ハワイにあるダイヤモンドヘッドの観光情報」「登山道や展望台の見どころ」をまとめるよ!
1.ダイヤモンドヘッドの概要


まずはダイヤモンドヘッドの概要を見ていきましょう。
- 国:ハワイ
- 地域:ホノルル
- 特徴:山
- 目玉:登山道/展望台
- 方法:個人/ツアー
- おすすめ度:
ダイヤモンドヘッドはオアフ島のホノルルを象徴する山で、ワイキキの象徴的存在としても知られている場所です。外国人にもよく知られた山で、登山目当てで訪れる日本人も数知れず……まさにハワイの大自然を満喫するのにうってつけの観光スポットとなっています。
火山の種類は休火山(死火山)で、現在は活動を停止しているダイヤモンドヘッド。
火山活動が見られなくなった理由としては、噴火自体が停止したことに加えてマグマの供給が停止したことが関係していると言われています。火山は、溶岩が常時供給されることで活動が維持されるのですが、ダイヤモンドヘッドでは約30万年前にこの供給が途絶えたことで噴火も停止したとの見解が一般的。
現在では、降り積もった火山灰や堆積物でできた地層が雨や風によって浸食され、カルデラ(クレーター)のような地形を形成。そこに登山口が設置されており、一般客でも登ることが可能(事前予約必要)です。



ハワイを訪れるならダイヤモンドヘッドは外せないね!



ホノルルを拠点にするなら個人で行くのもツアーで行くのもおすすめだよ!
2.ダイヤモンドヘッドの観光情報


次にダイヤモンドヘッドの観光情報を見ていきましょう。
2-1.予算
- 個人:数千円~1万円
- ツアー:1万円~3万円
- 予算総額:10万円~30万円
個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額はハワイ旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料は変動するので直近の情報を調べておくと安心です。
2-2.時間
- 営業時間:6時00分~18時00分
- 所要時間:1時間~2時間
- 必要期間:5日~15日
営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。
2-3.場所
- 場所:ハワイ/ホノルル
- 住所:Honolulu, HI 96815, Hawaii
- 行き方:バス/タクシー/レンタカー/ツアー
- バス:20分~30分
- タクシー:10分~20分
- レンタカー:10分~20分
場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「ホノルル⇒ダイヤモンドヘッド」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。
2-4.気候
- 1月~3月:やや暑くて晴れやすい気候
- 4月~6月:暑くて晴れやすい気候
- 7月~9月:暑くて晴れやすい気候
- 10月~12月:やや暑くて晴れやすい気候
- ベストシーズン:1月~12月
平均 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
1月 | 25℃ | 21℃ | 60mm |
2月 | 25℃ | 21℃ | 50mm |
3月 | 25℃ | 22℃ | 60mm |
4月 | 26℃ | 22℃ | 40mm |
5月 | 27℃ | 23℃ | 30mm |
6月 | 28℃ | 24℃ | 20mm |
7月 | 28℃ | 25℃ | 20mm |
8月 | 29℃ | 25℃ | 20mm |
9月 | 29℃ | 25℃ | 25mm |
10月 | 28℃ | 24℃ | 40mm |
11月 | 27℃ | 23℃ | 50mm |
12月 | 26℃ | 22℃ | 70mm |
2-5.服装
- 1月~3月:薄手の服装
- 4月~6月:薄手の服装
- 7月~9月:薄手の服装
- 10月~12月:薄手の服装
- 持ち物:歩きやすい靴
2-6.治安
- やや良い
ハワイは総じて治安が良く、旅の拠点となるホノルルも治安良好です。
2-7.注意点
- 動植物への接触
- 禁止区域への侵入
- トイレの有無
2-7-1.動植物への接触
ダイヤモンドヘッドには希少生物が暮らしているため、動植物への接触には気を付けたいです。この地域一帯は貴重な生態系を構成する生き物も生息しており、アパパネなどの動物やイリマなどの植物も分布しています。当然ながら許可なく捕まえたり摘んだりしてはいけません。
2-7-2.禁止区域への侵入
ダイヤモンドヘッドには立ち入り禁止区域が設定されています。遊歩道にはルートに沿って柵が設置されており、それより先は立ち入り禁止です。制限エリアで事故に遭っても自己責任なので、絶対に入らないでください。
2-7-3.トイレの有無
ダイヤモンドヘッドの山頂にはトイレがありません。そのため、登山前に済ませておくのが安心です。



観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。



Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!
3.ダイヤモンドヘッドの見どころ
ここからはダイヤモンドヘッドの見どころをまとめます。


3-1.登山道
おすすめ度:
登りがいのある登山道。


3-2.展望台
おすすめ度:
海を見渡せる展望台。
ダイヤモンドヘッドは登山道や展望台など見どころ満載です。
ホノルル・ワイキキ在住で知らない人はいないダイヤモンドヘッド、ゆえに数え切れない魅力があるものの、やはり登ってみてこそ感じられるものがあります。
例えば、約30万年前に噴火した火山活動によって形成された巨大なカルデラ(クレーター)が登山口となっているだけでも面白いですし、絶景を見ながら歩ける登山道やリゾート地ならではの光景に魅せられる展望台など、登った人しか気づけない魅力が満載です。
一方、2022年5月以降はハワイ州外からの登山客は事前予約制となっており、予約なしでのトレッキングはできません。
また、2025年3月から4月にかけては落石防止工事のため、登山禁止となっており、工事終了後も一定時間のみ開放だったり終日閉鎖されていたりする日があるので、一度調べておく必要があります。なお、個人的には草木が枯れてしまう乾季(4月~9月)より、緑が生い茂っている雨季(10月~3月)がおすすめです。



ダイヤモンドヘッドでは登山道と展望台が目玉!



個人的には眺めが最高の展望台がおすすめ!
4.ダイヤモンドヘッドの体験談
最後に管理人が2023年9月に訪れたダイヤモンドヘッドの体験談を記しておきます。等身大の海外旅行記としてお楽しみください。







ダイヤモンドヘッドに到着!早速、登るぞぅ!



もともとダイヤモンドヘッドの登山は自由にできたんだけど、今は事前予約制になってるんだよね。



チケットは駐車場とセットで予約できるけど、当日予約なしだと入場できないから気を付けておきたいところ。



確か予約は訪問日の30日前からできたよね。当日は予約確認のQRコードを提示する必要があるから訪れる人は注意かも!





とりあえず看板?記念碑?を撮っておく!



まぁせっかく来たからには写真撮っておきたいよね。



でも、よく考えたらダイヤモンドヘッドて……直訳すると「金剛石の頭」って不思議な名前。由来とかあるのかな。



名前は19世紀にイギリスの船員が火口付近のキラキラと光る石「方解石」を見間違えたことに由来するみたいね。



勘違いで名付けられたんだ。



古代のハワイアンたちには「マグロの額」を意味するレアヒって呼ばれて、祭祀場としても利用されてたらしいよ。





トイレを済ませて、ダイヤモンドヘッド登頂を目指す!



って言ってもハイキングやピクニックみたいなもんだけどね。



いや、山を舐めちゃあいけんよ。滑落や落石もあるらしいから。



事故には警戒しないとならないけど、まずは楽しもう?





おおぅふ!さすがは観光地化された山、歩きやすい。



場所によっては整備されてない道もあって歩きにくいところもあるけど、総じて大人から子供まで簡単に登山できる気がする。



今のところ難所はないね。



ずっとないと思うよ。





はひぃはひぃ、ひゅぅひゅぅ。



今にも死にそうな声出しながら登るのだけはやめて!笑



……も、もう限界だぁ~っ!!



山頂まで約1.1km~1.3km、標高差にして約171mだから、大して息切れするほどの山ではないと思うんだけども。





景色を見ながらちょっと休憩。



……年々、体力落ちてない?



気力やら底力やら胆力やら、何もかも落ちてきてるよね!



色んなものが落ちてくる年齢だもんね……とりあえず水分補給しつつ、茶色の風景でも見ながら休もうよ。







階段を抜けて、洞窟を抜けて、ただただ登る。



ダイヤモンドヘッドの登山は楽な部類ではあるけど、アドベンチャー感のある登山が楽しめるのも魅力。



膝が死んでる僕にとってはエベレスト並み。



登ってから言えぃ!世界最高峰の登頂難易度を誇るエベレストと比べたらダイヤモンドヘッドは超初心者向けの山さ。





なんか矢印の方向に進むのがおすすめっぽい。



案内によると……ここからすぐのところに展望台が1つ、奥に1つ、そして山頂に1つって感じかな?



そろそろ山頂に到着すると思うとワクワクしてくるぜ!



とりあえず山頂目指して登ってこう。





うわぁ……解放感抜群!



ここからだとカルデラ(クレーター)がくっきりはっきり見えるね。天気が良いからハナウマ湾の方まで見えるよ。



9月ってこともあって草木は枯れてるけど、見応え十分。



霧で水平線がぼんやりしてるのも、なんか味があるよね。





出たぁ!これぞダイヤモンドヘッドからの眺めって感じがするよ!



正真正銘「ダイヤモンドヘッドからの眺め」だからね!



そんなぁ意地悪ぅ言いなさんなぁ。



ごめんて!つい勢いでツッコんじゃっただけだから許して。





いやぁ、それにしても絶景だわぁ。



この光景はオアフ島No.1と言っても過言ではないかもしれないね。



そういえば、ダイヤモンドヘッドの遠景を取り忘れてた!



大丈夫、後で見に行くから!今は目の前のビュー……いや、パノラマを思う存分楽しもう!





登ってる最中は気づかなかったけど、結構な傾斜だなぁ。



初心者でも登れる山ではあるけど、油断は禁物かも。



山にいると遠近感までおかしくなってくる気がする。向かい側の山の斜面にあるのは住宅街かな!なんか不思議じゃない?



すごい、ハワイ。



大自然を満喫するってよりは単に歩いただけって感じがするけど、オアフ島に滞在するならダイヤモンドヘッドは外せないや。



もう、やばい、ハワイ。





ダイヤモンドヘッドは、ホノルルのワイキキからバスでアクセス可!



登山初心者にとってはほんのちょっとだけハードだけど、ハイキングやピクニックにもおすすめの山。



ハイバス以外にもダイヤモンドヘッドの登山口まで行ける交通機関があるから、訪れる人はぜひチェックを。



私たちはこれからカピオラニ公園に行くよ?



カピ?オラ?……?それって美味しいの?



ダイヤモンドヘッドを一望できる公園ね!





なんだこの素敵な公園は!



その名はカピオラニ公園!ハワイ州最大の公園で、カラカウア王がカピオラニ王妃の名前を付けて寄付した土地に作られたのさ。



芝生がずっと続いてて解放感しかないね。



かのホノルルマラソンのゴール地点としても知られてて、普段はスポーツをする人やフラダンスショーを見る人で賑わってるよ。





広場から見る、ダイヤモンドヘッド、美しい。



ヤシの木とのコントラストが綺麗だよね。



もうさ、カピオラニ公園に来るだけで、ダイヤモンドヘッドを十分に楽しめるよね。登山しなくても十二分に楽しめる。



足腰に自信がなくて登れそうにない人は、カピオラニ公園に行こう!



お子さんやお年寄りはここで眺めてるだけでもきっと癒されると思う。登ってきた僕ももう癒されたもの。



それはそうと、そろそろここでハワイ旅行も終わりだね。最後に何か言い残しておくことはある?



言い残すことは何もないよ。むしろ、ダイヤモンドヘッドを旅のハイライトにして良かった!



わかる!また来よう?ハワイ。



ぜひに!いやぁ本当素敵だったハワイ!



世界一名の知れたリゾート地だけのことはあったね!帰ったらすぐにでもみんなにおすすめしたいよ!
5.まとめ
今回はハワイにあるダイヤモンドヘッドの観光情報、登山道や展望台の見どころをまとめました。
海外旅行でハワイを訪れるならダイヤモンドヘッドがおすすめです。中でも登山道や展望台は見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。