世界には思わず驚愕してしまう面白い場所が存在します。例えば「ギザの三大ピラミッド」や「クリスタルの洞窟」「バオバブの並木道」など、外国ならではの一風珍しい場所も数知れず。
今回は世界の面白い場所38選を調査しました。ここでは思わず驚愕してしまう海外の珍しい場所一覧も共有いたします。誰かに話したくなる不思議な場所をまとめるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

「え?マジ?」と驚くこと間違いなしの場所が満載!



この記事では「面白い場所38選」「思わず驚愕してしまう海外の珍しい場所一覧」をまとめるよ!
1.海外には珍しい場所がいっぱい


海外には珍しい場所がいっぱいあります。
現存する唯一の世界の七不思議「ギザの三大ピラミッド」に、水晶の巨大結晶集合体が埋め尽くすナイカ鉱山の「クリスタルの洞窟」、無数の巨大なバオバブの木が立ち並ぶモロンダバ郊外の「バオバブの並木道」など……いわゆる感動の絶景や衝撃の光景を拝める場所が実在するのです!
他にも地球には想像を絶する興味深い場所が各地で発見されており、科学的に解明・研究されているものからそうでないものまで、色んな場所が存在します。
この記事では、当ブログの管理人が面白いと思った世界の場所についてまとめてみたので、興味がある人はぜひ最後までご覧ください。



どんな場所があるのか気になる!



驚くのがあったらしよう!共有!
2.世界の面白い場所38選


ここからは世界の面白い場所38選をまとめます。
ここでは世界の珍しい場所を地域別に一覧形式で紹介するので、順番にご覧いただけると幸いです。ただし、複数の情報源を参考にしたものの中には真偽不明の場所もあったため、一部信憑性に欠ける変な場所が含まれていることをご了承ください。
人間に関する場所
- ギザの三大ピラミッド:エジプト
- ゴールデンブリッジ:ベトナム
- シェフシャウエン:モロッコ
- タージマハル:インド
- チチェンイッツァ:メキシコ
- ドバイフレーム:アラブ
- ナスカの地上絵:ペルー
- マチュピチュ:ペルー
- モンサンミッシェル:フランス
- ロイヤルティレル博物館:カナダ
ギザの三大ピラミッド:エジプト


ギザの三大ピラミッドはエジプトで紀元前2,500年頃に作られたとされる謎の建造物で、かの世界の七不思議にも数えられているスポットです。現存する世界の七不思議としては唯一の存在とされ、今なお謎に満ちた場所として旅人を惹きつけています。
当ブログの管理人もピラミッドを見るために実際にエジプトを訪れたのですが、対峙した瞬間の圧倒的な威圧感は今も忘れられません。古代王の眠る巨大な墓を眺めていると、ロマンを感じずにはいられない……まさに、世界で最も心震える名所の一つと言えるでしょう!
ゴールデンブリッジ:ベトナム
ベトナムで別名「神の手」と呼ばれる世界でも唯一無二のフォトスポット、それがゴールデンブリッジ。
場所は標高1,500mの高原に作られたテーマパーク、サンワールドバーナーヒルズ。訪れた人を不思議の世界へと誘ってくれるこの場所は、東南アジアを代表する面白名所の代表格のような場所です。橋は金色の陸橋を灰色の両手が支える世界でも類を見ない構造となっているなど、一見の価値あり。
気象条件によっては雲海に包まれた幻想的かつ神秘的な写真を撮ることも可能という……まさにフォトジェニックという言葉がぴったりな珍スポットです!
シェフシャウエン:モロッコ


シェフシャウエンは、モロッコの山岳地帯にある壁や床が青一色に塗られたオアシスのような町です。
別名「青い街」と呼ばれるシェフシャウエンは文字通り青色の建物群で知られ、土地勘のある人でも迷子になる階段状に入り組んだ街並みが特徴で、一度足を踏み入れればまるで現世から隔絶された絵画の中を歩いているような気分を味わえます。
おとぎの国のような“青い巨大迷路”を歩けば、もう帰っては来れないかも!
タージマハル:インド
インドにあるタージマハルは、ムガル帝国第5第皇帝シャー・ジャハーンが亡き愛妻の遺言「後世に残る立派なお墓に入れてほしい」という願いを叶えるために建造した王墓。
世界を見渡してもこれほどまでに荘厳なシンメトリー調の王墓は数えるほどしかなく、すべて大理石で作られているタージマハルは、インド史上最高建築の1つと言っても大袈裟ではありません。現に、インドの人々にとってタージマハルは「宮殿の王冠」を意味する象徴的な存在として知られ、「親愛なる貴婦人の廟園」を指してビービーカーラウザと呼ばれます。
世界遺産に登録されて以降、世界中から訪れる観光客や旅行者を今なお魅了し続けています。
チチェンイッツァ:メキシコ


チチェンイッツァはメキシコを中心に栄えた古代マヤ文明の構造物で、約800年続いた文明を代表する巨大都市遺跡です。ジャングルの中に突如現れる中央のピラミッドの他、戦士の神殿や天文台などの遺構が残されており、年に2回訪れる春分の日・秋分の日に起こるククルカンの降臨でも知られています。
古代マヤ文明は高度な天文学に精通していた文明で、現在世界標準とされる太陽暦(365.2422日)とマヤ歴(365.2420日)は概ね誤差がなかったというのだから驚き。蛇の神様であるククルカンの降臨を表現できたのも、天文学が非常に発達していたからと言えるのではないでしょうか?
ドバイフレーム:アラブ


アラブのドバイに2018年にできた風変わりなスポット、それがドバイフレームです。ここは世界一大きな額縁としてギネスに登録されている場所で、近未来感溢れるドバイの珍名所として知られています。
周囲にあるものすべてが小さく見えるほど巨大なドバイフレームは、建物自体を写真立てに見立てて周辺の街並みごと切り取って写真を撮れます。全高150mにも及ぶドバイフレーム自体が展望台となっており、最上階からは天を穿つブルジュハリファなども見学可能です。
当ブログの管理人も訪れましたが、展望台の床が一部透けていて膝がガクガク震えました!高所恐怖症の人は要注意!!
ナスカの地上絵:ペルー
ナスカの地上絵は、ペルーのナスカ台地にある砂漠地帯に描かれた謎の絵。
数m~数百mものサイズで幾何学模様や動植物の絵が描かれており、紀元前200年頃~紀元後800年頃までに制作されたものと考えられています。なぜナスカの地上絵が描かれたのかは未だ謎に包まれており、雨乞い儀式説・巡礼儀式説・農耕儀礼説の他に、宇宙人説・天文学説・水路説などがあります。
なぜ消えないのかは諸説あるものの「乾燥した地域である点」「砂利を取り除いて白い土を露出させている点」などから崩れにくいと推測されている模様です。
マチュピチュ:ペルー
マチュピチュは、ペルーのアンデス山脈に位置する謎の廃墟。
標高2,430mにあるこのスポットはかつてインカ帝国があった場所で、ウルバンバ渓谷の尾根に沿うように都市を築いているのが特徴です。漆喰を使用せずに石垣を積むという高度な建築様式を取り入れている他、天文学も考慮した土地の配置は著名な建築家をも唸らせるほどです。
何のために作られたのかは謎のままではあるものの、今では世界を代表する観光地となっています。
モンサンミッシェル:フランス
フランスを代表する観光地として愛されるモンサンミッシェルは、かつて要塞として使用された岩山にある修道院で、カトリックの巡礼地の1つとしても知られています。
キリスト教の信者からは「西洋の驚異」と称され、世界遺産には1974年に登録済みです。
1994年にはラムサール条約の登録地にもなるなど、自然環境も注目されているスポットと言えるでしょう。実際にモンサンミッシェルは干潮時に浜辺が見えるものの満潮時は沿岸に浮かんでいるように見える不思議な場所。生態系だけ切り取っても、豊かな生態系を持つ地方と言えるのではないでしょうか。
ロイヤルティレル博物館:カナダ


世界三大恐竜博物館に数えられるカナダのロイヤルティレル博物館は、約10万体を超える化石を展示している博物館で、太古の世界に興味がある人にとってはたまらないスポットです。
世界最高水準とされる50体もの完全な全身骨格は、化石マニア・恐竜マニアにとっては垂涎もの。
当ブログの管理人も訪れましたが、もう瞬きするのも忘れて見入ってしまいました。特にティラノサウルスがデスポーズのまま化石になった「ブラックビューティー」の猛々しい姿には涙が出そうになるほどでした。数ある恐竜博物館の中でもロイヤルティレル博物館は別格……面白いどころではありません!笑
海に関する場所
- ジャイアンツコーズウェイ:アイルランド
- ダイヤモンドビーチ:アイスランド
- ホワイトヘブンビーチ:オーストラリア
- レンソイスマラニャンセス国立公園:ブラジル
ジャイアンツコーズウェイ:アイルランド
ジャイアンツコーズウェイは、六角形の玄武岩でできた石柱群が延々と続く海岸線です。
現地ではアイルランドの伝説の巨人、フィン・マックールが「対岸のスコットランドの巨人と戦うために作った」とか「ヘブリディーズ諸島に住む巨人を渡らせるために作った」とか色んな逸話があり、興味深い話もいくつか残されています。
科学的には約5,000万年前~6,000万年前に起きた火山活動によって流出した溶岩が固まってできた柱状節理と判明しているものの、現地に残る逸話や伝説の方がロマンがある……現に12mの石柱が何本も並ぶ「巨人のオルガン」や靴の形に浸食された「巨人のブーツ」などの造形物は必見!
ダイヤモンドビーチ:アイスランド


ダイヤモンドビーチは、ガラスのように透き通った氷の塊が流れ着く海岸線です。
氷の正体はアイスランドの景勝地として知られるヴァトナヨークトル氷河からヨークルスアゥルロゥン氷河湖を経由して流れ出たもので、幾星霜の時間をかけて凝縮されたことで空気を含まないからか、向こう側が透けるほどの透明度を誇ります。
金剛石の名を冠する砂浜はまるで“天井のない宝石店”。1つとして同じ形のない氷河の残骸が無数に転がっている造形美は必見……実際に目の前にすると本当に宝石のようにキラキラしていて目だけでなく心まで奪われてしまうほど!
ホワイトヘブンビーチ:オーストラリア
オーストラリアにあるホワイトヘブンビーチは、世界遺産として知られるグレートバリアリーフのウィットサンデー諸島に広がる砂浜となっています。
真っ青なターコイズブルーの海と真っ白なシリカの砂でできた海岸線の美しさは一級品。約7kmに渡って延びる海岸線は、天候に恵まれると天国を歩いているかのような錯覚に陥るくらいです。
現地ではクルージングやシュノーケリング、ダイビングやハイキングを楽しめるなど、綺麗な海と砂を満喫するレジャーが満載……ヘリコプターによる遊覧飛行もあり!
レンソイスマラニャンセス国立公園:ブラジル
レンソイスマラニャンセス国立公園は、雨期にだけ現れるエメラルドグリーンの地下水とピュアホワイトの砂丘が織りなす不思議な景観で知られる公園。
ポルトガル語で「シーツ」を意味する言葉から名付けられた公園で、文字通り湖にシーツを広げたような景観が旅人から人気です。2024年に世界遺産に登録されたことでより有名になり、今では世界中の旅人が憧れる名所となりつつあります。
約15万5000haにも及ぶ大スペクタクルな絶景は、死ぬまでに一度は見たい光景!
空に関する場所
- イエローナイフ:カナダ
- テカポ湖:ニュージーランド
イエローナイフ:カナダ
カナダにあるイエローナイフは、言わずと知れたオーロラ鑑賞の名所。
北極圏にほど近く、都会からはある程度離れているという立地も相まって、オーロラ鑑賞をするのに最適なロケーションです。オーロラが発生しやすい地帯「オーロラベルト」の真下に広がるイエローナイフでは、ただ空を見上げてぼーっとしているだけで神秘的な夜景に出会えます。
テカポ湖:ニュージーランド


ニュージーランドにあるテカポ湖は、誰もが知る星空観測の名所。
世界で初めて星空の世界遺産への登録を目指しており、国際ダークスカイ協会が認定する星空保護区(ダークスカイリザーブ)の最高位「ゴールドティア」にも指定されています。テカポ湖は空気が乾燥して澄んでいるのはもちろん晴天率にも恵まれていることから、幻想的な夜空を見ながら星空観測をするのに絶好のロケーションです。
陸に関する場所
- アンテロープキャニオン:アメリカ
- イエローストーン国立公園:アメリカ
- イジェン火山:インドネシア
- ウユニ塩湖:ボリビア
- カッパドキア:トルコ
- クリスタルの洞窟:メキシコ
- ゴールデンロック:ミャンマー
- 死海:イスラエル/ヨルダン
- 地獄の門:トルクメニスタン
- ストロックル間欠泉:アイスランド
- ダロル火山:エチオピア
- チョコレートヒルズ:フィリピン
- デッドフレイ:ナミビア
- トロルの舌:ノルウェー
- ナイアガラの滝:アメリカ/カナダ
- バオバブの並木道:マダガスカル
- ヒエラポリス遺跡:トルコ
- フライガイザー:アメリカ
- 武陵源:中国
- ホースシューキャニオン:カナダ
- ホースシューベンド:アメリカ
- モニュメントバレー:アメリカ
アンテロープキャニオン:アメリカ


アメリカのアリゾナ州、ページ近郊にあるアンテロープキャニオンは、まるで炎が揺らめいているかのような造形の砂岩に囲まれた峡谷で、未知の惑星を歩いているような不思議な体験が可能です。
雨風の浸食によって形成された岩肌は、さながら“波打つ岩のカーテン”。
世界中の旅人がこぞって写真を撮りに来る“写真家の聖地”ということもあり、連日大賑わい……「天使のはしご」と呼ばれる光の柱が差し込む姿は、ぜひ写真に納めたいところ。
なお、アンテロープキャニオンにはアッパーとロウワーと呼ばれる2種類の渓谷があり、両者で別の一面を見せてくれます。
イエローストーン国立公園:アメリカ
イエローストーン国立公園はアメリカで最も古い国立公園で、世界でも指折りの地熱地帯。
名前からはイメージしにくいものの、公園内には太陽を溶かしたかのようなカラフルな温泉や熱水池が湧出しており、世界的にも珍しい景色を望むことが可能です。火山活動によって描かれた極彩色の温泉と熱水池はまるで絵の具をこぼしたような風景で、どこか現実離れしています。
イジェン火山:インドネシア
青い炎を吐き出す幻想的かつ神秘的な火山、それがインドネシアにあるイジェン火山。
イジェン火山はエメラルドグリーンの酸性火口湖を持つ火山で、硫黄採掘が現地の人々の貴重な収入源となっています。最近では青い炎「ブルーファイア」を一目見ようと訪れる観光客・旅行者による観光収入も収入源の1つとなっており、連日登山ツアーが組まれるほどです。
ただ、青い炎は硫黄ガスの燃焼によって発生するということもあり、大量に吸うと死に至ることも……まさに“死と隣り合わせの危険地帯”。
ウユニ塩湖:ボリビア
「世界一美しい塩湖」「世界で一番綺麗な塩湖」と称され、旅人から絶賛されているのがボリビアにあるウユニ塩湖です。ウユニ塩湖は世界最大級の塩湖として知られるスポットで、「天空の鏡」と呼ばれる息を飲むような絶景でもよく知られています。
標高3,700にあり、アンデス山脈の隆起と乾燥した気候によって形成されたウユニ塩湖がひとたび鏡張りになるとそこはまさにあの世の世界……現実とは思えない光景が楽しめるはず!
カッパドキア:トルコ


カッパドキアは、奇妙な岩が点在するアナトリア高原中央部の総称で、世界的でも類を見ない奇岩群が拝めることで知られています。火山の噴火により堆積した凝灰岩が雨風に浸食されてできたもので、エセンテペにある三姉妹岩、デヴレントにあるラクダ岩、パシャバーにあるキノコ岩「妖精の煙突」などが著名です。
絵葉書をそのまま現実世界に持ってきたかのような景観は、まさに「面白い」という他ありません。
キリスト教徒が隠れ住んだとされる岩窟遺跡群をはじめ、ギョレメ博物館など見どころは満載。朝焼けを拝める熱気球や夕焼けに包まれる要塞ウチヒサールの他、地中に広がるカイマクル地下都市などなど……海外旅行で訪れるには最高の冒険の舞台と言っても過言ではありません!
クリスタルの洞窟:メキシコ
関係者以外立ち入りが禁止されている禁足地、それがクリスタルの洞窟です。
クリスタルの洞窟はメキシコのチワワ州にあるナイカ鉱山内部に広がる巨大結晶の空間で、人間の背丈を遥かに超えるセレナイトと呼ばれる石膏の集合体が見られることで知られています。
さながら“現実世界に突如現れた異世界”とでも言いましょうか。
もともとナイカ鉱山は亜鉛・銀・鉛などを算出する鉱山だったものの、2000年にサンチェス兄弟がトンネルを掘削していた際にクリスタルの洞窟を偶然発見したもの。ただ、報告を受けた責任者は目の前に広がるあまりにも現実離れした景観に驚き、埋め戻しを決定。管理会社であるペニョーレス社は即座に鉄製のドアを設置し、洞窟の保護を行いました。
ゆえに、関係者以外入れない“幻の洞窟”となったわけです。現在もクリスタルの洞窟はペニョーレス社が管理しており、許可がなければ立ち入ることは禁止されています。
ゴールデンロック:ミャンマー
ミャンマーにあるゴールデンロックは、今にも落ちそうなバランスで崖の上に立っている岩です。
現地の言葉で「チャイティーヨー・パゴダ」と呼ばれるこの場所は、“重力を否定する場所”。現地ではそう信じられているほど、アンバランスな姿勢を保っています。
死海:イスラエル/ヨルダン
名前からしてすでに恐ろしい空気を醸し出している死海は、塩分濃度が約33%を超えている塩湖。
イスラエルとヨルダンを隔てるように広がる死海は、世界で最も低い場所にある塩湖としても知られ、海抜約-433mのところにあるのが特徴。塩分濃度が非常に高い(海水の約10倍)ということもあって、水に浮いたまま本が読めることでも知られています。
沈もうと思っても沈めない……ある意味、疑似無重力体験ができる塩湖です。
地獄の門:トルクメニスタン
不穏な雰囲気を放つネーミングで知られる地獄の門は、炎が延々と燃え続けている陥没穴。
旧ソ連時代の天然ガスの発掘調査中に何らかの事故が発生してクレーターとなった地獄の門は、トルクメニスタンを代表する名所で、直径約60mの陥没穴になっているのが特徴。国土の大半を占めるカラクム砂漠の中心部にあり、50年間絶やすことなく燃え続けています。
消えそうで消えない……色んな意味で、疑似地獄体験ができる陥没穴です。
ストロックル間欠泉:アイスランド


アイスランドにあるストロックス間欠泉は、数分おきに約10m~20mの熱湯を吹き出す間欠泉です。
マグマによってグッツグツに温められた熱湯が最大40mにまで到達するため、迫力は申し分ありません。現地を訪れた若かりし頃の管理人も、あまりの迫力に口があんぐり状態でした。
ただ、真下で見てると頭上から熱湯の雨が降り注ぐので、火傷にはご注意を!
ダロル火山:エチオピア
ダナキル砂漠にある毒々しい色合いで知られる火山、それがエチオピアのダロル火山です。
ここダロル火山は、けばけばしいまでに派手な色をした酸性泉や食塩泉が湧く火山で、面白いというよりはちょっと不気味なスポットとして知られています。
いくつもの噴火クレーター跡が点在するダロル火山は海抜-45m~50m付近にあり、世界で最も低い噴火口としても有名です。色鮮やかな硫黄や酸化鉄で彩られた景色はどこか不気味ながらも地球とは思えない風景を描いており、エチオピアでも指折りの人気を誇る場所……管理人もいつか絶対訪れると決めています!
チョコレートヒルズ:フィリピン


可愛らしい名称を持つチョコレートヒルズは、チョコレートの名産地……ではありません!
単に円錐形の山々がチョコレートに見えることから名付けられた景勝地で、フィリピンはセブ島から船で行けるボホール島を代表する景観として著名です。管理人が訪れた時期は緑色でチョコレート感はありませんでしたが、秋になると草が枯れて茶色になり、よりチョコレート感が出るとされています。
デッドフレイ:ナミビア
ナミビアにあるデッドフレイは、朽ち果てることのできない木々が立つ乾燥地です。
約8,000万年前に形成された世界最古の砂漠の1つとして知られるナミブ砂漠にあるデッドフレイは、500年前までは湖だったものの、現在は干上がっており、死んだ木々だけが残る異様な絶景を描いています。
日本では「死の谷」「死の沼」と呼ばれ、真っ黒な枯れ木だけが立つ奇妙な光景が著名。
トロルの舌:ノルウェー
トロルの舌は、断崖絶壁に飛び出している岩のこと。
北欧で妖精として信じられている「トロール」の舌に見えることから名付けられたスポットで、スカイダイビングやバンジージャンプとはまた別の恐怖体験ができる場所として知られています。
高所恐怖症の人は絶対に行ってはいけない禁足地です。
ナイアガラの滝:アメリカ/カナダ
世界三大瀑布の一角を担うナイアガラの滝は、アメリカとカナダの国境にまたがる滝。
世界最大の水量を誇る滝の1つとしても知られ、両国にとって特別な存在となっているスポットです。先住民の言葉で「水の雷」を意味する言葉「オンガハラ」を聞き間違えたことで名付けられた場所で、観光船「霧の乙女号」で冒険するツアーは連日大盛況となっています。
バオバブの並木道:マダガスカル
バオバブの並木道はマダガスカルのモロンダバ郊外にあり、両脇に巨大なバオバブの木が立ち並ぶ道として知られています。夕暮れのオレンジに染まった空と黒いバオバブのシルエットが生み出すコントラストは世界でも指折りの景観とされ、マダガスカル旅行のハイライトとされるほどです。
枝が細く幹の太い特殊な形状をしたバオバブは、1,000年を超える樹齢を持つものも珍しくなく、並木道に生えている木は全高20mを超えるアダンスニアグランディディエリという種類がメイン。
ヒエラポリス遺跡:トルコ


ヒエラポリス遺跡は、パムッカレという温泉郷があることで一躍知られるようになった遺跡。
パムッカレは炭酸カルシウムを含む温泉が湧き出るトルコの温泉郷で、段々畑になった鍾乳石が描く絶景で知られています。当ブログの管理人が訪れた時期は温泉の大半が枯れてしまっていたものの、一部人工的に水が流されていて、幻想的かつ神秘的な光景を見ることが可能です。
フライガイザー:アメリカ
アメリカで「エイリアンのような間欠泉」と噂されているのが、フライガイザーです。フライガイザーはブラックロック砂漠で成長を続けている間欠泉で、熱水の噴出によって堆積した鉱物を纏いながら徐々に巨大化している間欠泉として知られています。
ショッキングカラーのエイリアンのように見えるフライガイザーは見る人が見れば異形そのもの。赤と緑のグラデーションが層を成す姿は、“異星からの贈り物”と言われても疑いようがありません。
武陵源:中国
中国の一大観光地として知られる武陵源は、数億年の地殻変動と風雨による浸食によって生み出された奇岩群で、全高200mにも及ぶ石柱が約3,100本もあることで知られています。
1992年に世界遺産に登録されたことで一躍知られるようになったのはもちろん、2009年に公開された映画「アバター」のモデルにも起用されたことで世界的に知られるようになりました。
四季折々で表情を変える中国の大自然……一度は見ないと損です。
ホースシューキャニオン:カナダ


カナダでは“化石の聖地”として知られているものの、日本ではあまり知られていないのがホースシューキャニオンです。ホースシューキャニオンは世界的に希少価値のある恐竜の化石が採掘されている渓谷で、普段はトレッキングやハイキングを楽しむ人で賑わっています。
現地の人からバッドランドと呼ばれるほど、目を見張るものはありませんが、かつて恐竜が実際に歩いていた……と考えるとワクワクしてきませんか?
ホースシューベンド:アメリカ


個人的に、アメリカで最も怖い景勝地の1つとして紹介したいのが、ホースシューベンドです。
最近では転落を防ぐための柵が設置されたことで危険度は若干抑えられているものの、当ブログの管理人が訪れた際は何もなかったこともあって、非常に高度感のある絶叫スポットという感じでした。もちろん、現在でもその高度感は健在で、岩に立つと腰が砕けそうになる……。
見た目も馬の蹄のようで、大変興味深い場所の1つと言えるでしょう。
モニュメントバレー:アメリカ


個人的に、最もアメリカらしい景勝地の1つとして紹介しておきたいのが、モニュメントバレーです。
地平線の先まで続く荒野は「これぞアメリカ」という感じ。当ブログの管理人は乗馬体験をしたのですが、もう気分はカウボーイそのものでした。もちろん、ただ荒野を眺めて立っているだけでもアメリカの風を全身で感じられる……。
見た目も記念碑のようで、大変興味深い場所の1つと言えるのではないでしょうか。



個人的には「ギザの三大ピラミッド」「クリスタルの洞窟」「バオバブの並木道」が面白かった!



海外には他にも珍しい場所があるから、気になる人はぜひ調べてみて!
3.まとめ
今回は世界の面白い場所38選、思わず驚愕してしまう海外の珍しい場所一覧をまとめました。
世界には「ギザの三大ピラミッド」や「クリスタルの洞窟」「バオバブの並木道」など、思わず吹き出してしまう面白い場所がたくさんあります。中には発生に至った経緯・出所が不明なものもいくつかありますが、つい誰かに教えたくなる場所もあるはずです。
日常生活では役に立たないものの知っておくだけで勉強になる……他にも国によってはほとんど知られていない場所もあるので、気になる方は個人的にも調べてみてください!