海外旅行では家族や親戚、恋人や友人にお土産を買っていく人が多いですが、実はいらないという人も少なくありません。一部のアンケート調査でもいらない派が4割と出ているため、無理して買う必要はないでしょう。海外旅行のお土産は相手の立場を考慮しつつ購入するのがおすすめです。
今回は海外旅行のお土産はいらない派が4割なのかを解説します。併せて買わないメリット・デメリットも説明します。いらないものもまとめるので、海外旅行の観光にお役立てください。

お土産代は人によっても変わるから一口には言えない!



この記事では「海外旅行のお土産はいらない派が4割なのか」「買わないメリット・デメリット」をまとめるよ!
1.海外旅行のお土産はいらない派が4割?


まずは海外旅行のお土産はいらない派が4割なのかを見ていきましょう。
海外旅行のお土産が欲しいかどうかは、人それぞれです。当ブログの管理人はもらったらもらったで嬉しいし、もらえなかったらもらえなかったで何とも思いません。ただ、ある統計によると、約4割の人が「海外旅行のお土産をもらって困惑したことがある」という結果が出ています。
あくまでも調査対象が限られたアンケートではあるものの、海外旅行のお土産をもらって「どちらでもない」「嬉しくない」「全然嬉しくない」と答えた人は39.2%もいたそうで……。
- 嬉しいと答えた人の意見
⇒「現地で思い出してくれたことが嬉しい」
⇒「品物に関係なく選んでくれたことが嬉しい」 - 嬉しくないと答えた人の意見
⇒「味が予想できないものは嬉しくない」
⇒「用途がなさそうなものは嬉しくない」
王道のお土産や定番のお土産は比較的喜ばれる傾向にありますが、置き場所が限られるオブジェや肌質に合わないコスメなどは、かえって相手を困惑させる原因となるようです。管理人もよく自分用にご当地マグネットを購入するのですが、お土産としてもらう側からしたら確かにいらないだろうなと思います。
逆に、当たり障りのないお菓子やお茶、外国ブランドのものや日本未上陸のものなどは喜ばれるかもしれません。SNSで話題になっているものやなかなか手に入らないレアものも喜ばれるでしょう。



僕もアイスランドの激マズグミを渡したらみんな顔が引きつってたもんなぁ。



食べ物や飲み物は無難と言われてるけど、美味しいものに限る!笑
2.お土産を買わないメリット・デメリット


次にお土産を買わないメリット・デメリットを見ていきましょう。
2-1.お土産を買わないメリット
- 相手に気を遣わせない
- お金を節約できる
- 選ぶ手間を省ける
- 荷物にならない
お土産を買わないことで、相手に気を遣わせないのはメリットの1つと言えるでしょう。
やはりお土産を買ってきてもらうと「お返しをしなきゃ」と思うのが人の性で、毎回買ってきてもらうのは悪いと思う人もいます。買っていく側としては「お返しなんていらない」という気持ちで渡すわけですが、気にしてしまう人もいるわけです。
こうした無用な気遣いをさせずに済むのが、メリットではないでしょうか。
また、お金を節約できる点、選ぶ手間を省ける点などもメリットと言えます。単純に荷物にならないのもメリットです。
2-2.お土産を買わないデメリット
- 自分がケチな人だと思われる
- 餞別をくれたや迷惑をかけた人に申し訳ない
お土産を買わないことで、自分がケチな人だと思われるのはデメリットの1つと言えるでしょう。
まったくお土産を買っていかないと多かれ少なかれ「何もないんだ」とがっかりしてしまう人もおり、せめて何か買ってきてもらいたかった……ということになりかねません。もらう側は「何もいらない」と考えていることもありますが、何かしら期待してしまう人もいるわけです。
そうした無駄なすれ違いを生むのが、デメリットではないでしょうか。
また、餞別をくれた人や迷惑をかけた人に対して逆に申し訳ないという気持ちになるのもデメリットと言えます。何かと気に揉みやすい人にとっては買わないのもまた負担となるのがデメリットです。



お土産を買うべきか買わぬべきか、それが問題だ。



こればかりはもうちょっと気軽に考えて良いと思う!
3.お土産はいらないと言われた際の対応


次にお土産はいらないと言われた際の対応を見ていきましょう。
- ご飯をしながら思い出話をする
- 気を遣わない程度のものを買う
- 素直に従って買わない
お土産はいらないと言われたら、ご飯をしながら思い出話をする、気を遣わない程度のものを買う、素直に従って買わないという対応がおすすめです。ここでは、お土産はいらないと言われた際の対応について詳しく解説します。
3-1.ご飯をしながら思い出話をする
お土産はいらないと言われたら、ご飯をしながら思い出話をするのが良いかもしれません。
「あんなことがあった」「こんなことがあった」というエピソードはもちろん「何を食べた」「何を飲んだ」というエピソードでもOK。自慢話はNGとされるものの「現地の人と交流した」「世界遺産を見学しに行った」というエピソードでも十分です。写真を見せながらだとより良いと思います。
3-2.気を遣わない程度のものを買う
いらないと言われても、気を遣わない程度のものを買うのが“できる旅人”です。飴やチョコなど本当にちょっとしたものでも良いため、何かしらあげるだけで当たり障りなくやり過ごせます。
3-3.素直に従って買わない
いらないと言われたら、素直に従って買わないのもまた“できる旅人”です。本当にいらないと思っていることもあるので、何もあげない方が後腐れなくやり過ごせます。



正直なところ、お土産がいるかいらないかは本人しかわからない!



あげたかったらあげればいいし、あげたくなかったらあげなければいい!
4.お土産がいらない時の言い方・断り方


次にお土産がいらない時の言い方・断り方を見ていきましょう。
- まずは感謝の気持ちを伝える
- なぜ受け取れないのかを言う
- やんわりと優しく断る
お土産はいらなかったら、まずは感謝の気持ちを伝える、なぜ受け取れないのかを言う、やんわりと優しく断るという言い方・断り方がおすすめです。ここでは、お土産がいらない時の言い方・断り方について詳しく解説します。
4-1.まずは感謝の気持ちを伝える
お土産がいらない時は、まずは感謝の気持ちを伝えるのが良いでしょう。
「ありがとう」と伝えるだけで、買ってきた方も報われます。本当はいらなくてもお礼さえしておけば、人間関係が壊れることもないはずです。
4-2.なぜ受け取れないのかを言う
もし受け取れない場合は、なぜ受け取れないのかを言うと良いです。
食べ物や飲み物に関するお土産には「アレルギーで食べれない・飲めない」と伝えたり、化粧品に関するお土産には「肌質的に使用できない」と伝えたりするだけでも、納得してもらえます。
ただ「邪魔になるから」など理由によってはせっかくお土産を買ってきてくれた人を傷つけてしまうことがあるため、言葉選びは慎重にすべきかもしれません。
4-3.やんわりと優しく断る
断りたい場合は、やんわりと優しく断ると良いと思います。
友達などが買ってきてくれた場合は素直に受け取れば良いですが、会社の上司や部下、学校の先輩や後輩が買ってきてくれた場合は「今度からはお気遣いなく」と断るのが効果的です。
特段断る理由がなければ受け取ってしまうのが楽ですが、何らかの事情で受け取りたくない場合は丁寧な言葉遣いで断るのが有効だったりするでしょう。



まぁ、個人的にはお土産を断る理由なんてないんだけども!



人によって事情ってもんがあるのさ!
5.お土産でいらないもの


最後にお土産でいらないものについてまとめます。
- 置物など邪魔になるもの
- 激甘や激辛なもの
- 下ネタ系のもの
- 珍味的なもの
お土産でいるものといらないものは人によって変わるため、ここで挙げたものが必ずしも相手を困らせるとは限りません。ただ、やはり置物など邪魔になるものは避けるのが良いでしょう。
自分基準で選ぶと大概失敗するので、本当に必要なものなのかを一度考えてから購入すると良いです。
加えて、激甘なものや激辛なものなど、極端な味付けのものも好き嫌いが分かれます。どうしても渡したい場合は別ですが、下ネタ系のものや珍味的なものも評価が分かれるため、避けるのが賢明です。
他にも、つけるところがないキーホルダーやストラップ、用法用量がわからない現地語表記の薬やサプリメント、ミルがないと挽けないコーヒー豆なども避けるべきです。賞味期限が限られているものも敬遠されるので、渡すものについてはよく考えてから選ぶことをおすすめします。



実用性のあるものならもらっても困らないかな!



処分に悩むものとかも避けるのが良いかも!
6.まとめ
今回は海外旅行のお土産はいらない派が4割なのか、買わないメリット・デメリットをまとめました。
海外旅行のお土産は、何をもらっても嬉しいという人がいる一方で正直渡すものによっては困惑する人もいます。「自分では絶対に喜んでもらえる」と確信していても、いざ渡したら微妙な反応が返ってくることもあるなど、お土産選びは紙一重です。
だからこそ、いらない人の意見を尊重し、無理に渡さないのも礼儀作法の1つと言えるでしょう。反対にどうしても何か渡したい人は、邪魔にならないものを中心に選ぶと良いかもしれません。まずは実用性の有無に配慮しながら選んでみてください。