世界には「日本人男性×外国人女性」というカップルも珍しくなく、国境を越えて結ばれる国際結婚夫婦が存在します。婚姻に至る事情は人それぞれですが、日本人男性が憧れの外国人妻を見つけて素敵な結婚生活を送ることも夢ではないわけです。
今回は世界の日本人男性が結婚する国ランキングを作成しました。ここでは憧れの外国人妻と国際結婚できる国をランキング形式でトップ8まで掲載しています。日本人の成人男性の婚姻が成立しやすい地域を中心にまとめるので、ぜひ旅先選びにもご活用ください。
憧れの外国人妻とのスイートな新婚生活が待ってる!笑
この記事では「世界の日本人男性が結婚する国ランキング」「憧れの外国人妻と国際結婚できる海外旅行先」をまとめるよ!
1.日本人男性が結婚する国がおすすめな人
まずは日本人男性が結婚する国がおすすめな人を見ていきましょう。
- 外国人妻と暮らしたい人におすすめ
- 国際結婚したい人におすすめ
日本人男性の中には「外国人女性とお付き合いしてそのままゴールイン」という夢を見ている方もいると思います。外国人妻と暮らす日本人も多く、国際結婚に至る「日本人男性×外国人女性」の夫婦も決して少なくないです。
そのため、日本人男性が結婚相手として選ぶ国ほど、外国人妻と暮らしたい人や国際結婚したい人におすすめと言えるでしょう。
- 韓国
- 中国
- 日本
- アメリカ
- ブラジル
- イギリス
- イタリア
- スペイン
- フランス
- ロシア
あるアンケート結果によると、日本人男性は上記で挙げた外国人女性との結婚を望む傾向にあるのだとか。人生を左右する結婚となると日本国籍の相手を選ぶ日本人男性が一般的ですが、外国人女性と結ばれたいと思う男性も珍しくないのかもしれません。
一部の統計では日本での国際結婚は「20組~30組に1組」と出ています。
ただし、結婚したいと女性と実際に結婚する女性にはギャップがある他、性格の不一致から離婚に至るケースもあるため、理想と現実は常に乖離している状況です。国際結婚はよりその傾向が強いため、人生のパートナーほど慎重に選ぶ必要がある……と言えるでしょう。
結局「愛した女性がたまたまその国の人だった」ってだけの話で、人生の伴侶を国籍で選ぶ人はいないのかも?
外国人妻と暮らしたい人や国際結婚したい人には日本人男性が結婚する国がおすすめかも!
2.日本人男性が結婚する国ランキング
ここからは日本人男性が結婚する国ランキングをまとめます。
当ランキングでは日本人男性の国際結婚率や国籍別婚姻数をはじめ、結婚しやすさや同居しやすさも加味して選定しています。
- 中国
- フィリピン
- 韓国
- タイ
- ブラジル
- アメリカ
- ペルー
- イギリス
- 厚生労働省:婚姻に関する統計
- 内閣府男女共同参画局:結婚と家族をめぐる基礎データ
- その他の調査機関
- 管理人の実体験
日本人男性が結婚する国ベスト3は中国・フィリピン・韓国です。他にもタイをはじめブラジルやアメリカ、ペルーやイギリスは日本人男性が国際結婚しやすい地域とされています。ただ、結婚できるかどうかの基準・条件は曖昧です。
では、さらに詳しいランキングを見ていきましょう。順位や星は管理人の独断偏見・趣味嗜好が含まれるものの、特定の国を差別・贔屓する意図はございません。
1位.中国
- 日本人男性が結婚する度:
中国は世界で一番日本人男性が結婚する国です。現代の国際婚活市場の動向を見る限り「日本人夫×中国人妻」という組み合わせ(台湾含め)が世界で最も多いとされています。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータでも1995年に5,174組いた夫婦が2015年には5,730組まで増加するなど、中国人女性と結婚する日本人男性は増加傾向にあります。2020年には減少に転じているものの、依然として日中カップルは少なくありません。
全体的には「日本人夫×中国人妻」というカップルは減少傾向にありますが、今後も一定の国際結婚率・国籍別婚姻数をキープしそうです。
かつて中国には日本で結婚する人も少なくなかったとか。
現代の中国は日本を結婚相手として選ぶことも減ってきたっぽい。
2位.フィリピン
- 日本人男性が結婚する度:
フィリピンは世界で二番目に日本人男性が国際結婚する国とされます。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータでも1995年時点で7,188組の夫婦がいたとされ、アジアを代表とする国際結婚相手国の1つでした。一方、2015年には3,070組まで減少、2020年にはさらに減少が進み、フィリピン人女性と結婚する日本人男性は現在進行形で減少傾向です。
今では「日本人夫×フィリピン人妻」という日比カップルは減少傾向で、今後も徐々に減っていくのではないかと予想されます。
数十年前のフィリピンは貧しい人も多かったから、豊かだった日本で結婚する人も一定数いたみたい。
今では経済発展を遂げたこともあって、日本人以外の外国人と結婚するフィリピンの方もいっぱいいそう!
3位.韓国
- 日本人男性が結婚する度:
韓国は世界で三番目に日本人男性が国際結婚する国とされます。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータでも1995年時点で4,521組の夫婦がいたとされ、アジアを代表とする国際結婚相手国の1つでした。反面、2015年には2,268組まで減少、2020年にはさらに減少が進み、韓国人女性と結婚する日本人男性は現在進行形で減少傾向です。
今では「日本人夫×韓国人妻」という日韓カップルも減少傾向で、今後も徐々に減っていくのではないかと予想されます。
数十年前の韓国も貧しい人が多かったから、豊かだった日本で結婚する人も一定数いたらしい。
今では経済発展を遂げたこともあって、日本人以外の外国人と結婚する韓国の方もたくさんいそう!
4位.タイ
- 日本人男性が結婚する度:
タイは日本人男性が国際結婚しやすい相手国の1つで「日本人夫×タイ人妻」という組み合わせも一定数存在します。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータにも1995年に1,915組のカップルがいたと記録されており、アジアでも指折りの国際結婚相手国でした。ただ、2015年には938組まで減少し、2020年にはより一層減少したのだとか。むしろ、現在は「他の外国人男性と結婚した方が生活も安定する」と考えるタイ人女性が増加傾向にあります。
今後は「日本人夫×タイ人妻」のカップルよりも「外国人夫×タイ人妻」というカップルの割合の方が微増しそうです。
タイは数年~数十年で驚異の経済発展を遂げた国だけに結婚に対する価値観も変わってそう。
結婚のスタイルが変わったことで婚活市場も舵を切りつつあるのかも。
5位.ブラジル
- 日本人男性が結婚する度:
ブラジルは日本人男性が国際結婚の相手に選びやすい国の1つで、多くはないものの「日本人夫×ブラジル人妻」は一定数存在します。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータでは1995年に579組、2015年に277組のカップルがいたのだとか。2000年は変わらず推移したものの2020年には再び増加に転じるなど、ブラジル人女性と国際結婚する日本人男性も一定数いるのが特徴です。
一説によると現地に住む日系ブラジル人の影響もあるとのこと。今後も「日本人夫×ブラジル人妻」のカップルは増減を繰り返しそうです。
ブラジル人女性は日本人男性だけでなく日系人と結婚する人もいるみたい。
現地のエリートな日系人は結婚相手として選ばれやすいのかも。
6位.アメリカ
- 日本人男性が結婚する度:
アメリカは日本人男性が国際結婚する国の1つで、世界には「日本人男性×アメリカ人女性」というカップルも若干ながら存在するのが特徴です。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータでは1995年には198組、2015年には199組のカップルがいたようです。2000年は減少が進んだものの2020年には再び増加に転じるなど、日本人男性が抱くアメリカ人女性への憧れは衰えていない模様。
アメリカは古くから日本と親交のある国だけに、ちょっとしたことから「交際⇒婚約」へと進展しやすい環境なのかもしれません。
日本人男性の根底にはアメリカ人女性に対する憧れがあるのかも。
日本人男性が結婚したい国ランキングではアメリカが常に上位に来るほど人気だからねぇ。
7位.ペルー
- 日本人男性が結婚する度:
ペルーも日本人男性が国際結婚の相手に選びやすい国の1つで、少なくとも「日本人夫×ペルー人妻」は一定数存在します。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータでは1995年に140組、2015年に83組のカップルがいたのだとか。2000年は変わらず推移したものの2020年には再び増加に転じるなど、ペルー人女性と国際結婚する日本人男性も一定数いるのが特徴です。
一説によると現地に住む日系ペルー人の影響もあるとのこと。今後も「日本人夫×ペルー人妻」のカップルは増減を繰り返しそうです。
ペルー人女性も日本人男性だけでなく日系人と結婚する人がいるみたい。
現地のスマートな日系人は結婚相手として選ばれやすいのかも。
8位.イギリス
- 日本人男性が結婚する度:
イギリスも日本人男性が国際結婚する国の1つで、世界には「日本人男性×イギリス人女性」というカップルも微量ながら存在するのが特徴です。
厚生労働省・内閣府男女共同参画局のデータでは1995年には82組、2015年には44組のカップルがいたようです。2000年は減少が進んだものの2020年には再び増加に転じるなど、日本人男性が抱くイギリス人女性への憧れは揺らいでいない様子。
イギリスも昔から日本と親睦のある国だけに、ひょんなことから「交流⇒成婚」へと発展しやすい環境なのではないでしょうか。
日本人男性の根底にはイギリス人女性に対する憧れもあるのかも。
日本人男性が結婚したい国ランキングではイギリスも常に上位に来るほど人気だからねぇ。
3.その他の日本人男性が結婚する国
最後にその他の日本人男性が結婚する国をピックアップします。
……と言いたいところですが、厚生労働省・内閣府男女共同参画局が調査対象としている国は前述の8カ国となるため、他の国のデータは詳細不明です。
ただ、統計全体を見ると日本人男性の国際結婚率はアジアに集中しているのが特徴です。2020年の統計においても全体の約7割がアジア諸国。直近の増減を見ても国際結婚の相手の出身国はアジアが占めており、今後も日本人男性はアジア人女性と国際結婚するのではないかと考えられます。
また、統計では「その他の外国」の女性との国籍別婚姻数がここ数年~数十年で「990組(1995年)⇒2,200組(2015年)」と爆増しており、グローバル化で相手国の選択肢も広がっています。2020年のデータでも「その他」の割合は爆増……この結果から、時代の変化によって調査対象国以外の女性と結婚する男性が増えたと言えるでしょう。
それでも最近は日本人男性の結婚数そのものが減っているため、将来的には国際結婚する男性自体も珍しい存在となるかもしれません。
国際結婚の総数は1995年~2015年の間に20,787組⇒14,809組まで減ってる。
日本人女性と結婚するだけでも大変な時代だもの……こればかりは仕方ない!
4.まとめ
今回は世界の日本人男性が結婚する国ランキング、憧れの外国人妻と国際結婚できる海外旅行先をまとめました。
世界には日本人男性が結婚しやすい国もあり、中国やフィリピンや韓国は国際結婚相手の代表的な出身国とされています。同じくタイやブラジル、アメリカやペルー、イギリスなども外国人女性との婚姻件数では頭1つ抜きん出ているのが特徴です。
国際結婚に憧れる日本人男性が多いか少ないかは別として、せっかく海外旅行するなら人生のパートナーを外国で見つける……そんな旅に出かけてみるのはいかがでしょうか?