海外旅行は一緒に行く人で決まると言っても過言ではありません。一人旅であれば誰と行動しようが自由ですが、誰かと行くとなると同行者選びが肝となります。ただ、同伴者の中には一緒に行きたくない人もいれば一緒に行きたい人も……だからこそ、旅のメンバーは慎重に判断しなくてはなりません。
今回は海外旅行で一緒に行く人候補を調査しました。ここでは一緒に行きたくない人・行きたい人の特徴も共有いたします。一緒に行く人がいない場合の旅仲間・旅友達の募集方法もまとめるので、誰かと旅したいという方はぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
海外旅行は一緒に行く相手で明暗が分かれるかも!
この記事では「一緒に行く人候補」「一緒に行きたくない人・行きたい人の特徴」をまとめるよ!
1.海外旅行で一緒に行く人の候補
まずは海外旅行で一緒に行く人の候補をまとめます。
海外旅行に限らず旅行全般に言えることですが、旅の感動を共有できる存在というのは貴重です。管理人自身、一人旅が好きな一方で誰かと一緒に旅をするのも嫌いではありません。
今までの海外旅行では初対面の人と空港で合流して旅をともにしたこともあります。それも一度や二度ではなく何度も体験しました。その度に思うのは海外旅行はメンバーが命ということです。逆に気心の知れた間柄でも旅行先で本性が剥き出しに……なんてこともあるからこそ油断はできません。
では、海外旅行で一緒に行く人候補にはどのような人が挙げられるのでしょうか?
- 家族・親戚
- 恋人・友人・知人
- 先輩・後輩・同級生
- 上司・部下・同僚
海外旅行に行く相手としては家族や親戚がかなりの割合を占めます。両親・祖父母と旅行する方もいれば子供・孫と旅行する方もおり、兄弟姉妹で旅することも多いです。はたまた、パートナーと行く方もいれば旅仲間・旅友達と行く方も少なくありません。
ただ、ここで問題となるのが学校の先輩・後輩・同級生、職場の上司・部下・同僚と行く場合です。中には修学旅行や社員旅行など気乗りしくても半強制的に参加しなければならない旅行もあるでしょう。学生や社会人の中にはグループに参加するメンバーで旅行に行くかどうかを判断する人もいます。
そのため、誰と行くかによって命運が分かれると言っても大袈裟ではないのです。
中には親しい間柄であっても旅先で険悪なムードになってしまうこともあるくらいです。旅行中は本性が垣間見えてしまうこともあり、相手の態度によっては「何なのこの人」と思うようなこともあります。その逆もまた然りです。そうなると両者の関係にも亀裂が入り……最終的には「旅行後に距離を置いた(置かれた)」という最悪の結果にもなりかねません。
旅の同行者に関するアンケートによると「もう一度一緒に行きたいと思った」という人と「もう二度と一緒に行きたくないと思った」という人の割合がそれぞれ50%前後だったという結果も出ています。つまり、旅を終えた2人に1人は良い印象と悪い印象をそれぞれ感じているわけです。
だからこそ、旅のメンバー選びは慎重にしておきたいのです。
海外旅行のような非日常を一緒に過ごすというのはリスクもあるってことか。
非現実な旅だからこそ相手の見たくない一面も見えてしまうのかも。
2.一緒に行きたくない人の特徴
ここからは一緒に行きたくない人の特徴をまとめます。
- 適当な人
- 人任せな人
- 占領する人
- 感動しない人
- 愚痴ばかりな人
- 羽目を外す人
- 金欠でケチな人
- 時間を守らない人
- 常識が通じない人
- 目的が合わない人
ここで挙げた特徴の人たちは一緒に行きたくないと思われているのではないでしょうか。基本的に自分本位な人ほど一緒に旅行に行きたくない人認定される傾向にあります。
2-1.適当な人
適当な人ほど一緒に行きたくないと思われがちです。そういう人に限って準備を怠って何も用意しておらず、後になってから「あれがない」「これがない」ということになりがちです。結果、振り回されてばかりなんてことも。
旅には「なんとかなる」という発想も必要ですが、何もかも適当なのはいただけません。
現地の歴史や文化を軽んじたり、散策に適さない髪型や服装で来たり、逆になぜか不要品だけは持っていたり……適当も度が過ぎると誰も旅行に行ってくれなくなります。はたまた管理が杜撰なことで落とし物や忘れ物をする人もいます。だからこそ「細かいなぁ」と言われるうちが花ということを忘れずに!
2-2.人任せな人
人任せな人も一緒に行きたくないと思われてしまいがちです。一人旅なら何をしようが自己責任なので関係はありません。しかし、一緒に旅行するとなると役割分担の比重は対等でなくてなりません。
計画はもちろん飛行機やホテル、レストランやオプショナルツアーの予約なども参加者全員で進めるのが大前提です。グループ旅行の場合は代表者がまとめて予約した方がわかりやすいですが、みんなで協力することでミスも回避できます。
逆に人任せなくせに文句を言おうものなら関係破綻は秒読みです。それが喧嘩の原因になることもあるからこそ、要望があるのなら一緒に手配するのが鉄則です!
2-3.占領する人
現地ではちょっとした気遣いで争いを避けられるのですが、中には自分のスペースを勝手に占領してしまう人もいます。例えば、ホテルの部屋を共有する際、限られた空間を占領されると「邪魔かも」と思ってしまうことがあります。
宿泊施設では部屋だけでなくトイレやシャワー、お風呂や洗面台などを長時間占領するのも避けたいです。逆に自分の荷物を散らかし放題な人は一緒に行きたくないと思われても仕方ありません。
2-4.感動しない人
管理人は無感動な人とは旅行したくありません。もちろん、感動の基準は人それぞれで絶景に感動する人もいれば食事に感動する人もいます。はたまた人々との交流に感動することもあるでしょう。
そのため、感動を強要するつもりはありません。ただ、それを口に出す人は避けられがちです。みんなが壮大な景色に心震わせている中「え?微妙じゃん」と言われると興が削がれますし、美味しいものに舌鼓している中「ん?口に合わん」と言われると空気が壊れます。
感動は旅を共有する人の数だけ十人十色……どのような感想を抱こうが自由です。ただ、旅情を台無しにするような言動は避けるべきなのかもしれません。
2-5.愚痴ばかりな人
旅行に限らず普段から愚痴だらけな人もいるかと思います。世知辛い世の中、愚痴りたくなる気持ちもわかります。ただ、せっかくの海外旅行なのに隣にいる人が常にグチグチ言っていたら不快な気持ちになって当然です。
旅先では思いがけない出来事もあります。そのため、予想外のトラブルやハプニングも飲み込むくらいの余裕がないと微妙な空気になってしまいます。できれば何事も前向きに捉えられる人と旅行したいところです。
2-6.羽目を外す人
よく修学旅行や社員旅行ではしゃぐ人っていますよね。その気持ちは痛いほどわかります。鬱屈とした現実から解放されるのですから、ちょっとくらい浮かれてしまっても仕方ありません。ただ、羽目を外す人はどこかで痛い目を見ます。
10代~20代なら無茶をしたくなる気持ちもわからなくはありません。ただ、30代~40代にもなって向こう見ずの怖いもの知らずというのは無謀です。おでんをツンツンしたり、回転寿司の皿を舐めたり……どこぞの目立ちたがりの迷惑系・炎上系のようなことをする人はNGです。
2-7.金欠でケチな人
管理人もお金がなく、いつも予算を切り詰めた節約旅行をしています。ただ、何をするにも金欠でケチケチしていると貴重な体験をみすみす逃すことになります。海外旅行自体人生で何度行けるかわからない中、またとない機会を自ら手放すのはもったいないです。
ゲテモノグルメに挑戦したり、ショッピングで値段交渉したり、スカイダイビングやバンジージャンプを体験したり、カジノで有り金全部溶かしたり……(最後は別として)今しかできないことを思いっきり楽しむことも旅には欠かせないスパイスです。
2-8.時間を守らない人
時間を守らない人と旅行するのは勇気・度胸・覚悟が必要です。
時間にルーズなのは悪いことではありません。マイペースなのもわかります。ただ、海外旅行は分刻みでスケジュールが決められており、プランによっては遅刻が致命傷となることもあります。遅刻で旅行がぶち壊しになることもあるのです。
つい最近もあるYouTuberがパスポートを忘れ、ロケに3時間遅刻したという話がありました。この手の遅刻魔は「忘れちゃったんだから仕方ないじゃん」と開き直ることもありますが、遅刻は他人の時間を奪うのと同義です。仮に「時間=人生」と考えるのなら、遅刻は他人の人生そのものを奪うのと同じです。
だからこそ、時間を守らない人と旅行に行きたいと思う人はあまりいません。「のんびりするために海外旅行するんだから急かされたくない」という方は似た感覚の人と旅行すべきです。
2-9.常識が通じない人
日本での常識が海外での常識とは限りません。そのため、観光中の何気ない行動が現地の人から反感を買うこともあります。だからこそ常識のない人は旅行に連れて行くべきではありません。
中には現地で突然消えてしまう人もいます。好奇心の赴くまま散策するのも旅行の醍醐味ですが、それは「一人旅でやってください」ということです。集団行動の際は単独行動を避け、どうしても1人行動したいなら別行動する時間を設けるなど工夫が必要です。
単に常識がない人との旅は何かとやきもきするので、神経質な人ほど無神経な人とは一緒に行かないのが安全です。
2-10.目的が合わない人
大前提として旅の目的が合わない人と一緒に行くのは控えるべきと言えるでしょう。
旅先ではアクティビティやレクリエーションなどのレジャーが目的の人もいれば、グルメやショッピングが目的の人もいます。当然ながら目的が合わない人と旅行していてもお互いに楽しくありません。
全部避けてたら誰とも旅行できないけど、最低限の気遣いは必須なり。
お互いに「そういう人」だと理解し合っている人と行くのがベストだと思う。
3.一緒に行きたい人の特徴
ここからは一緒に行きたい人の特徴をまとめます。
- 旅行に慣れている人
- 協力を惜しまない人
- なんでも楽しめる人
ここで挙げた特徴の人たちは一緒に行きたいと思われているのではないでしょうか。基本的に他人本位な人ほど一緒に旅行に行きたい人認定される傾向にあります。
3-1.旅行に慣れている人
海外旅行に一緒に行くなら旅行に慣れている人を選ぶのが賢明です。どちらか片方が依存してしまうと負担が偏ってしまうため、両者ともに自立しているのが理想です。逆に旅慣れしていれば最初から最後まで自分で手配できるので、お互いに気を遣うこともありません。
もちろん、海外旅行が初めての方と旅する場合は「自分がリードする」と腹を決めるのもありです。変に期待すると裏切られた時にストレスを感じてしまうからこそ「自分のことは自分で」を守れる人と旅するのがおすすめです。
3-2.協力を惜しまない人
複数人での旅行では協力することが何よりも大事です。一緒に情報収集したり、予約手配したり、問題解決したり……旅先では想定外のことが起こるからこそ協力は欠かせません。
どちらか一方だけが調べたり探したり右往左往すると、その人のイライラだけが黒いヘドロのように沈殿していきます。その結果、旅行先でフラストレーションが爆発して大喧嘩になることも……だからこそ、常に力を合わせることを忘れずに。逆にそういった心持ちの人であれば一緒に旅行に行きたいと思えるはずです。
3-3.なんでも楽しめる人
一緒に旅したい人の最有力候補、それがなんでも楽しめる人です。これに尽きます。長々と書いてきましたが、海外旅行に限らず何をするにもなんでも楽しめる人こそ一緒に行動すべきです。
旅先では良いこともあれば悪いこともあります。中にはテンションが撃沈するような出来事も発生するかもしれません。ただ、それすらも笑い話にできるくらい懐の深い相手であれば一緒に旅をしていても楽しいものです。
何事も楽しめる人だったら自分も思いっきり旅行を楽しめちゃう。
結局のところ一緒にいて楽しい人と海外旅行するのが一番かも。
4.行く人がいないなら旅仲間・旅友達を募集
ここからは行く人がいない時の旅仲間・旅友達の募集方法をまとめます。
- SNSで募集
- 掲示板で募集
海外旅行は誰かと一緒でなければならないとは限りません。時代は空前のおひとりさまブーム……旅行も例外ではありません。むしろ管理人は相手に気を遣わなくて済む分、誰かと旅行するのと同じくらい一人旅も好きです。逆に年齢性別問わず参加しているツアーも嫌いではありません。
もし海外旅行に行く人がいないなら一人旅を謳歌したりツアーに参加したりするのが吉です。
個人的には知らない世界を孤独に歩くことこそ旅の本質だと思っています。ただ、旅先での感動を共有できる仲間や友達がいるというのも乙なものです。管理人も一緒に行く人がいない時にはよく旅仲間・旅友達を募集して海外に行っています。旅仲間・旅友達は今やSNS・掲示板で簡単に募集可能です。
4-1.SNSで募集
SNSはFacebook・Twitter・Instagramの他、YouTubeやTikTokなど世界中の人と繋がれるアプリが配信されています。ソーシャルネットワークサービスはその名の通りインターネット上でコミュニケーションが取れるツールで、旅仲間や旅友達を探すのにも最適です。
キーワードやタグで検索すれば似たような趣味のアカウントをフォローして交流できますし、逆にフォロワーとして応援してくれる場合もあります。単にタイムラインに流れてくる投稿を見て、ダイレクトメッセージを送ることもできます。
近年はSNS疲れによるSNS離れも深刻となってはいますが、それでもSNSは旅仲間・旅友達を見つけるのに最も効率的な道具と言えるでしょう。
4-2.掲示板で募集
掲示板という響きは古さを感じさせるかもしれませんが、未だに旅仲間・旅友達募集掲示板が乱立しています。
インターネット上には旅仲間や旅友達を募集するためだけのサイトやホームページまであり、今でも10代~60代まで幅広い層が利用しています。媒体によっては旅を企画して参加者を募るイベント参加型の募集が可能なところもあり、単に旅仲間・旅友達を募集するだけならSNSよりも便利です。
掲示板は不特定多数の書き込みがあるので常に疑うことが求められますが、中には純粋な気持ちで募集している人もいます。管理人も旅仲間・旅友達掲示板で出会った人と旅立ったことが何度もあります。
一緒に行く人がいなくても問題なし。どうしても孤独感があるなら旅仲間や旅友達を募集するのもあり。
旅は元来孤独なものだけど、誰かと共有するのもまた一興なり。
5.まとめ
今回は海外旅行で一緒に行く人候補、一緒に行きたくない人・行きたい人の特徴をまとめました。
海外旅行で一緒に行く人の候補としては家族や親戚、恋人や友人や知人、先輩や後輩や同級生、上司・部下・同僚など千差万別です。ただ、誰と行くかによって旅行の感想も変わります。逆に気の置けない仲間や友達となら感動もひとしおではないでしょうか。
そのため、まずは海外旅行に一緒に行きたくない人と行きたい人を分けて考え、自分自身が一番楽しめる相手と旅に出ましょう。そうすることで争いも避けられます。もちろん、一緒に行く人がいない方も自分だけの旅のスタイルを見つければ問題はありません。大切なのは一緒に行く相手よりも自分がどのような旅をしたいかどうか……ではないでしょうか。