屋久島で屋久杉が生い茂る森、それがヤクスギランドです。ここは樹齢数千年の千年杉をはじめ仏陀杉や紀元杉などの巨木が点在する場所で、30分・50分・80分・150分・210分のコースに分けて散策できます。そこは「もののけ姫」の森を想起させる観光スポットです。
今回は屋久島にあるヤクスギランドの観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ国内旅行の計画にお役立てください。
ヤクスギランドは太古の森が広がるあやかしの散策路!
この記事では「屋久島にあるヤクスギランドの観光情報」「千年杉や仏陀杉や紀元杉の見どころ」をまとめるよ!
1.ヤクスギランドの概要
まずはヤクスギランドの概要を見ていきましょう。
- 国:鹿児島/屋久島
- 地域:安房
- 特徴:公園
- 目玉:千年杉/仏陀杉/紀元杉
- 方法:個人/ツアー
- おすすめ度:
ヤクスギランドは鹿児島の離島、屋久島の安房集落周辺に広がる自然休養林です。標高約1,000m~1,300m付近に広がる天然の森で、樹齢数千年の屋久杉が見られる場所です。縄文杉ほどではないものの、千年杉や仏陀杉や紀元杉など太古の森を覗ける観光スポットとなっています。
名前とは裏腹に屋久島有数の深山幽谷とされ、縄文杉に比べて観光客の姿もまばらです。それゆえ神聖な空気が漂っており、晴れた日は神々しい絶景が拝めます。その一方、雨の日には妖怪が巣食うような不気味な雰囲気に満ちており、訪れる者を怪しげな世界へと誘います。
世界遺産の指定地域には含まれていませんが、屋久島森林生態系保護地域の保全利用地区や国立公園第三種特別地域に指定されるなど屋久島屈指の森の名所と言えるでしょう。
屋久島を訪れるならヤクスギランドは外せないね!
宮之浦を拠点にするなら個人で行くのもツアーで行くのもおすすめだよ!
2.ヤクスギランドの観光情報
次にヤクスギランドの観光情報を見ていきましょう。
2-1.予算
- 個人:数千円~1万円
- ツアー:1万円~3万円
- 予算総額:5万円~10万円
個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額は屋久島旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料は変動するので直近の情報を調べておくと安心です。
2-2.時間
- 営業時間:9時00分~17時00分
- 所要時間:30分~4時間
- 必要期間:3日~5日
営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。
2-3.場所
- 場所:屋久島/安房
- 住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房
- 行き方:バス/タクシー/レンタカー/ツアー
- バス:30分~1時間
- タクシー:20分~30分
- レンタカー:20分~30分
- バス:30分~1時間
- タクシー:20分~30分
- レンタカー:20分~30分
場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「宮之浦⇒ヤクスギランド」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。
2-4.気候
- 1月~3月:寒くて雨が降りやすい気候
- 4月~6月:やや寒くて雨が降りやすい気候
- 7月~9月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- 10月~12月:やや寒くて雨が降りやすい気候
- ベストシーズン:7月~8月
平均 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
1月 | 5℃ | -1℃ | 270mm |
2月 | 6℃ | -1℃ | 285mm |
3月 | 8℃ | 1℃ | 430mm |
4月 | 12℃ | 4℃ | 420mm |
5月 | 15℃ | 8℃ | 440mm |
6月 | 18℃ | 11℃ | 775mm |
7月 | 21℃ | 14℃ | 310mm |
8月 | 21℃ | 15℃ | 270mm |
9月 | 19℃ | 13℃ | 405mm |
10月 | 15℃ | 9℃ | 300mm |
11月 | 11℃ | 5℃ | 305mm |
12月 | 7℃ | 1℃ | 265mm |
2-5.服装
- 1月~3月:厚手の服装
- 4月~6月:体温調節できる服装
- 7月~9月:体温調節できる服装
- 10月~12月:厚手の服装
- 持ち物:歩きやすい靴
2-6.治安
- 良い
屋久島は総じて治安が良く、旅の拠点となる宮之浦も治安良好です。
2-7.注意点
- 周辺の商業施設
- 動植物への接触
- 園内での迷子
2-7-1.周辺の商業施設
ヤクスギランドには目立った商業施設がありません。周辺には売店や休憩所こそあるものの飲食店や宿泊施設はなく、ギフトショップもスーパーもコンビニもありません。そのため、買い出しは最寄りの町で済ませておきたいです。
2-7-2.動植物への接触
ヤクスギランドには希少生物が暮らしているため、動植物への接触には気を付けたいです。この地域一帯は貴重な生態系を構成する生き物も生息しており、ヤクザルやヤクシカなどの動物や樹齢数百年~数千年を超える屋久杉などの植物も分布しています。当然ながら許可なく捕まえたり摘んだりしてはいけません。
2-7-3.園内での迷子
ヤクスギランドでは険しい山道を歩く登山をはじめ楽しいハイキングや激しいトレッキングが体験できますが、園内での迷子には気を付けたいです。トラブルが発生したりパニックを誘発したりすると取り返しのつかない事態になるので、園内ではスタッフの指示に従いましょう。
観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。
Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!
3.ヤクスギランドの見どころ
ここからはヤクスギランドの見どころをまとめます。
3-1.千年杉
おすすめ度:
推定樹齢1000年の屋久杉。
3-2.ひげ長老
おすすめ度:
ひげ状に伸びた屋久杉。
3-3.天柱杉
おすすめ度:
推定樹齢1500年の屋久杉。
3-4.三根杉
おすすめ度:
推定樹齢1100年の屋久杉。
3-5.仏陀杉
おすすめ度:
推定樹齢1800年の屋久杉。
3-6.くぐり杉
おすすめ度:
トンネル状の屋久杉。
3-7.紀元杉
おすすめ度:
推定樹齢3000年の屋久杉。
ヤクスギランドは千年杉やひげ長老、天柱杉や三根杉、仏陀杉やくぐり杉、紀元杉など見どころ満載です。
入口から出口まで数十分~数時間で観光できるヤクスギランドには5つの順路があります。
- ふれあいの怪コース:30分(初心者向け)
- いにしえの森コース:50分(脱初心者向け)
- つつじ河原コース:80分(中級者向け)
- やくすぎの森コース:150分(脱中級者向け)
- 天文の森コース:210分(上級者向け)
本来、屋久島の象徴とされる縄文杉を見るには片道5時間、往復10時間の行程を歩かねばなりません。ただ、ヤクスギランドは初心者・中級者・上級者ごとに順路が用意されており、体力や気力に合わせて選択できます。コースごとに遊歩道と吊り橋が整備されていて危険もありません。
それでいて樹齢数千年を超える千年杉や仏陀杉や紀元杉が手軽に見られるため、限られた日程しかない方にもおすすめです。他にも樹齢数百年の屋久杉があちこちに伸びているので、気楽に散策したい方にぴったりです。
ヤクスギランドでは千年杉とひげ長老、天柱杉と三根杉、仏陀杉とくぐり杉、紀元杉が目玉!
個人的には推定樹齢3000年と言われる紀元杉がおすすめ!
4.ヤクスギランドの体験談
最後に管理人が2021年7月に訪れたヤクスギランドの体験談を記しておきます。等身大の国内旅行記としてお楽しみください。
ヤクスギランドに到着。予想以上の悪路ですでにぐったりだけど、早速屋久杉探検に行くぞぅ。
三半規管が泥酔状態だね。ちなみに、霧に包まれたこのお化け屋敷みたいなログハウスが売店兼休憩所だよ。
1階が売店「森泉」とトイレ、2階が休憩スペースみたいだね。
園内にも簡易トイレはあるけど、できれば先にお手洗いを済ませておくのが安心だよ。
出入口にある受付がこちら。ビジターセンターってよりはただの入場ゲートに近いかも。
スタッフさんから説明を受けていざ入山……の前に案内図で順路を確認しておこう!
いきなり鬱蒼とした原生林。最初に見えたのはくぐり栂。
天然のトンネルと化した木々を抜けると、いよいよ冒険の始まりって感じがするね。
四方八方に広がる緑の世界に目が喜んでるっ!
これは目の保養になるね。これならブルーライトで酷使した視力も0.3から3.0に超回復するよ。
遊歩道の脇には明らかに人の手で伐採された切り株も!
これは危険が及ばないように邪魔な木を切り倒した痕跡。
苔むした倒木が一際美しい。朽ちた木でさえ絶景と化してしまう森、それこそがヤクスギランドなのかもしれない。
そうしてまた新たな森に生まれ変わってゆく……まるで森そのものが生きてるみたい。
そのまま放置されてる木もあるね。ここなんて散策路が侵食されちゃってるよ。
極力は伐採しないのが一番だもの。手つかずの自然を守るのもヤクスギランドの役目なのさ。
石碑も手すりも苔まみれ。見えてきたのは林泉橋。滑るから慎重に進みたいところだね。
整備されてるけどつるっつる。まさに森の中のスケートリンクだ。
橋から見下ろすと見えるのは澄み切った渓流。もののけの森に匹敵する絶景。
ヤクスギランドにはこんな綺麗な沢が盛りだくさん。美味しい水も汲めるんだよ。
屋久島の天然水はまろやかで美味しい名水として知られてるけど、森の水には不純物が混ざってることもあるから要注意。
生き物の排泄物や腐敗物、死骸まであるからね。どうしても飲みたいなら煮沸するのが安全かな。
水も滴る苔の舞台。濡れ場さながらの妖艶な美しさにうっとり。
吸い込まれそうなほど透き通る緑。まるでここが1つの世界みたい。
倒木から滴る天然の滝も気持ち良し。穴という穴からマイナスイオンが流れ込んでくるよ。
なお、赤い紐は遭難した時の道標だよ。迷子にならないように結ばれた目印だから勝手に外さないようにね。
んんぅ……世界一美味しいマイナスイオンここにあり。
でも、さすがにお腹いっぱいだよ。これはもうマイナスイオンの暴力と言っても過言ではないね。
周囲とは明らかに異質な威厳を放つ巨木……これが千年杉か。
でも、屋久杉の中では結構若いとか。ここでは樹齢1000年なんてまだまだ青二才の部類。
それでもここに1000年もの間、ずっと立ってたんだよね。
平安時代中期からこの場所にあったなんて感慨深いね。当時のものはほとんど残ってないのに、この場所だけは今もここに。
30分コースも折り返し視点。このまま50分コースへ。
より深い森の奥へと進むわけだね……こだまはいるかな?
50分コースに入ると見えてくる、苔化粧した巨岩の渓流。
苔むす森とはまた別物だけど、ヤクスギランドも苔むしまくり。
深まる森の中に見えてきたのは、ぱっくりと割れた屋久杉。
落雷の影響かな。雨で全身濡れてるからもし今雷が落ちたら一瞬で丸焦げになっちゃいそう。
この荒川橋を越えたらいよいよ80分コース。
奥に進むほど霧が濃くなってきた気がする。
吊り橋の向こうには剥き出しの登山道。滑落にも要注意だね。
写真ではなかなか伝わらないけど、かなりの傾斜。転落したら自力で下山するのはまず不可能。
ぜぇぜぇはぁはぁ……ここらで休憩にしよう。お誂え向きの切り株もあることだし。
ここに座ったらお尻が濡れちゃうよ。ビニールの敷物とか持参すれば良かったね。
80分コースからは本格的な登山になるからちゃんとした装備も必要かも。それと水分補給も。
ガソリン切れにならないようお菓子や軽食があると助かるかも。
ついにここから150分コースへ……いよいよ森の最深部に足を踏み入れることになるよ。
80分コースで引き返しても苔の橋やつつじ河原が見られるから、どっちに進むかは自分次第だね。
……150分コースなめてたぜ。登山道が今までの比じゃない。
階段あるだけありがたいけど、休みながらじゃないと膝の皿が滑落しちゃいそう。
おおぉぉぉお……これぞ神秘と幻想が共存する森。
倒れた屋久杉をぼーっと眺めてたら疲れなんて忘れちゃうね。
ここまで到達すると登山道は消える。先人の足跡だけが頼り。
赤い紐の目印も途切れ途切れだから惑わされないようにしないと!
でも、こうやって要所に人の気配を感じられるのはなんだか心強いね……深い森の中でも1人じゃないって思える。
海外旅行で馴染みのコンビニを見つけた時くらいの安堵感。
魑魅魍魎……まるで妖怪たちが森の中を歩き回ってるかの如し。
ひとりぼっちで森の中に立っていると臆病風が吹き抜ける。
見上げた木々の隙間からデイダラボッチが現れそう。
万年ぼっちだけど、せめて誰かと一緒に来るべきだったかも。
……あれは?!向こうに緑の皮をかぶったジバシリが!
ただ苔むした倒木がそう見えているのか、はたまたこの森が人間を惑わせようとしているのか。
原始の森は何が見えてもおかしくない。
もう歩き始めて数時間だし急がないと……日が暮れたらお化けたちの百鬼夜行が始まっちゃう。
電波すら通じない……これは遭難したら終わりだな。
天然の迷路に道を見失わないように進もう。
プレッツェルのような切り株に鬼のような倒木、龍のような倒木……すでに森の百鬼夜行が始まってる!
見る人によって見えるものが違う。まさにあやかしの森。
妖怪から逃げた先に見えてきたのが、ひげ長老。どこが髭でどこが長老なのかは不明!笑
根元の苔が髭に見える姿から地元の小学生が名付けたとか。ちなみに推定樹齢は1000年~1500年とのこと。
屋久杉の中では若造だね。ひげ長老ってよりひげ少年もしくはひげ青年……いや、Official髭長老riseに改名しよう!
ダンディズムがローライズになっちゃったよ!
すうぅぅはぁああぁあ……深呼吸すると毎日のストレスが溶けてゆく。世界一の森林浴、ここに極まれり。
日々の喧騒で溜め込んだ真っ黒なエクトプラズム、ここで全部吐き出してこう。
神秘的な森に突如として現れるトイレ。幻想的な森に不釣り合いな存在感を放ってる。
さすがにここで用を足すほどの勇気は出ないかも……トイレの花子さんも3秒で逃げ出しそうよ。
この先に210分コースへの分岐があるんだけど、僕らは150分コースで折り返すとしようか。
ちなみに、この先の天文の森を抜けると標高1,497mの太忠岳、その天柱石が見られるんだってさ。
もう道と呼べる道はない。まさに人生と一緒でどっちに進むべきかわからなくなっちゃう。
人生は確かにそうかもだけど、ヤクスギランドにはちゃんと順路があるから安心して。
歯抜けになった道もある。よそ見をしていると足を取られてあの世まで真っ逆さま。
草木がクッションになってくれるだろうけど、くれぐれも落ちないようにね……フリとかじゃなくてガチで!
天柱橋を越えた先にあるのが、こちら樹齢1500年の天柱杉!
古墳時代・飛鳥時代からあると考えると果てしない。時空を超えたわけではなく……ずっとここにいたんだね。
母子杉を越えた先にあるのが、こちら樹齢1100年の三根杉!
150分コースの最深部には蛇紋杉もあったみたいだけど、雨を避けながら歩いてたら見逃しちゃったよ。
人間の手のような屋久杉もあった。これは勝手に人手杉と名付けちゃおっと!笑
知らないだけで、もしかしたら他にも名前を持つ屋久杉があるのかもしれない。
この沢津橋が見えてきたら戻りの80分コースに突入だよ。
これまた大きな吊り橋だね。散策路も見えてほっとする。
突如現れるぐにゃあっと折れ曲がった木。もしかしてここ……磁場まで歪んでるのかな。
迷路のような森を歩いてきたからなのか、三半規管もぐにゃあ。
古代の森に聳え立つは戻りの50分コース名物、仏陀杉。
樹齢1800年とヤクスギランドでも随一の老樹で、内部は空洞になってるんだとか。
まさにこの森の神様だね。大きくうねるその姿は後光が差しているかのようにすら見えるよ。
幹にある瘤が仏様の顔に見えるところから名付けられたみたい。
再び出てきた遊歩道に涙が出てくる。そろそろこの森ともお別れか。
歩きやすいけど油断は禁物だよ。さっきの屋久杉みたいに足ぐにゃあってなっても知らないよ。
あんなところに木のトンネル……これまた粋な計らい。
何そのジコ坊みたいな口ぶり。逆にエボシなら石火矢で吹き飛ばしちゃうんじゃないかな。
戻りの30分コースに見えてくる名所、くぐり杉。2本の屋久杉が寄り添う姿にほっこり。
ぴったりと寄り添う姿はまるでアシタカとサンみたいだね。
清涼橋を越えればヤクスギランドもいよいよ終わり。
ちょっと散歩するだけのつもりが本格的な山歩きになっちゃった。
無事にあやかしの森を抜けられて良かった……気分はトキワの森を抜けたサトシの如し!
ほら、明るく照らされた道が天国へと続いてるようだよ。
……さすがにもう歩けそうにないや。ヤックルに乗ってカヤの待つ村へ帰ろう。
「もののけ姫」の本当のヒロインはカヤだもんね……異論は認めないよ!笑
ヤクスギランドからバスで数分のところにひっそりと佇む、樹齢3000年にも及ぶ紀元杉。
紀元前の縄文時代から存在する場所……途方もないや。
縄文杉の推定樹齢が2170年~7200年と考えると、紀元杉もそれに匹敵する長寿ってことになるね。
正直なところ似たような屋久杉ばかりに辟易してたところだけど、これは一見の価値あり。
近くには紀元命水と呼ばれる名水もあるから、喉がカラッカラな人はここで給水を!
……それにしてもさすがに疲れたね。
このボロボロになった足、シシガミ様が治してくれないかな?
シシガミ様は命を与えもし、奪いもする。森を歩く時はそのことを忘れずに。
5.まとめ
今回は屋久島にあるヤクスギランドの観光情報、千年杉や仏陀杉や紀元杉の見どころをまとめました。
国内旅行で屋久島を訪れるならヤクスギランドがおすすめです。中でも千年杉や仏陀杉や紀元杉は見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。