世界には思わず笑ってしまう面白いお祭り・イベントが存在します。例えば「ホーリー」や「ソンクラーン」「バーニングマン」など、外国ならではの一風変わったお祭り・イベントも数知れず。
今回は世界の面白いお祭り・イベント33選を調査しました。ここでは思わず笑ってしまう海外の変わったお祭り・イベント一覧も共有いたします。誰かに話したくなる不思議なお祭り・イベントをまとめるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
「どんな風に開催されてるの?」とドキドキするお祭り・イベントが満載!
この記事では「面白いお祭り・イベント33選」「思わず笑ってしまう海外の変わったお祭り・イベント一覧」をまとめるよ!
1.海外には変わったお祭り・イベントがいっぱい
海外には変わったお祭り・イベントがいっぱいあります。
みなさんも色のついた粉を掛け合うインドのホーリー、水を掛け合うタイのソンクラーン、砂漠に架空のユートピアが形成されるアメリカのバーニングマンなど、一度は参加してみたいお祭り・イベントがあるのではないでしょうか?
当記事で挙げるものは「観光客・旅行者でも参加できるもの」から「地元民しか参加できないもの」まであり、規模も形式も何もかもが十人十色です。
しかし、他にも世界にはどのようにして生まれたのかわからないお祭り・イベントが無数にあり、ユニークなものも珍しくないです。当記事で紹介するお祭り・イベントの中にも「なぜこのような行事が?」と気になってしまうものもあるかもしれません。
外国のお祭り・イベントは知れば知るほど実際に参加してみたくなる。中には外国だからこその面白いお祭り・イベントもあるので、ぜひどのようなものがあるのか覗いてみましょう!
どんなお祭り・イベントがあるのか気になる!
笑えるのがあったらしよう!共有!
2.世界の面白いお祭り・イベント33選
ここからは世界の面白いお祭り・イベント33選をまとめます。
ここでは世界の変わったお祭り・イベントを地域別に一覧形式で紹介するので、順番にご覧いただけると幸いです。ただし、複数の情報源を参考にしたものの中には真偽不明のお祭り・イベントもあったため、一部信憑性に欠ける変なお祭り・イベントが含まれていることをご了承ください。
インドのお祭り
- 砂漠祭り
- ホーリー
- ラクダ祭り
砂漠祭り
「砂漠祭り」は、正式には「ジャイサルメール砂漠フェスティバル」と呼ばれるインドのお祭りです。毎年2月に訪れる満月の3日間、カラフルな衣装を身に纏う民族講演をはじめ、ターバン結び競争やラクダレースが開催されます。現地の遊牧民や世界各地の旅人が集まって朝から晩まで伝統舞踊を踊る祭典は、一生の思い出となるでしょう!
ホーリー
「ホーリー」は、インドの春のお祭り。色のついた粉を掛け合って春の訪れをお祝いするイベントです。別名「色祭り」と呼ばれ、この日だけは誰彼構わず粉まみれにしても良いというなんともクレイジーな催しとして知られています。
もともと豊作を願う儀式だったものが、悪魔ビシャーチャの伝承や神様クリシュナの伝説と融合し、現在の形に落ち着いたとのこと。開催は毎年2月下旬または3月上旬の満月の日から2日間。当日は揉みくちゃにされる覚悟でご参加ください。
ラクダ祭り
「ラクダ祭り」は、正式には「ビカネールキャメルフェスティバル」と呼ばれるインドのお祭りです。毎年1月の3日間、ド派手なカーニバルやパレード、ラクダダンスやラクダレース、ターバン巻き大会や綱引き大会が開催されます。どこもかしこもラクダが埋め尽くす世界最大級のラクダの祭典は、生涯忘れられないものとなるのではないでしょうか?
韓国のお祭り
- 泥祭り
泥祭り
「泥祭り」は、正式には「保寧マッドフェスティバル」と呼ばれる韓国のお祭りです。毎年7月の1週間、泥で全身をマッサージするお風呂や泥の巨大滑り台が置かれる他、泥の土俵での相撲大会が開催されます。参加者全員が泥まみれになって黒光りする参加型のイベント「どろんこ祭り」……一度参加してみてはいかがでしょうか?
スリランカのお祭り
- ペラヘラ祭り
ペラヘラ祭り
「ペラヘラ祭り」はスリランカ最大級のお祭りです。アジア三大祭りの1つに数えられ、古都キャンディで毎年7月~8月、新月から満月になる10日間~15日間、ぶっ続けで開催されます。期間中は電飾を施された象の大行脚&大行進が行われたり、伝統舞踊が披露されたりとまさにスリランカの一大行事と言えるでしょう!
タイのお祭り
- コムローイ
- ソンクラーン
- ロイクラトン
コムローイ
タイで知らない人はいないお祭り、それが「コムローイ」です。別名「コムローイ祭り」とも呼ばれるこのイベントは、空に無数の天灯を打ち上げる祭りとして知られています。空を埋め尽くすほどのランタンは、まるで映画の中にいるかのような幻想的な景色はまさに“世界一美しい天灯の祭典”!
ソンクラーン
「ソンクラーン」は、タイの新年のお祭り。水を掛け合って新年の訪れをお祝いするイベントです。別名「水かけ祭り」と呼ばれ、この日だけは誰彼構わず水まみれにしても良いというなんともシリーな催しとして知られています。
もともと古い年を断ち切って新しい年を迎える儀式だったものが、仏像・仏塔を清める慣習や年長者を清める風習と融合し、現在の形に落ち着いたのだとか。開催は毎年4月13日~15日まで3日間。当日はびしょ濡れになる決意で参戦しましょう。
ロイクラトン
タイでよく知られているもう1つのお祭り、それが「ロイクラトン」です。別名「ロイクラトン祭り」とも呼ばれるこのイベントは、水に無数の灯篭を浮かべる祭りとして知られています。水を埋め尽くすほどのランタンは、まるで絵画の中にいるかのような神秘的な風景はまさに“世界一美しい灯篭の祭典”!
台湾のお祭り
- 台灣燈會
台灣燈會
「台灣燈會」は、別名で「ランタンフェスティバル」と呼ばれる台湾のお祭りです。毎年新暦の2月3日~3月10日、持ち回りで何千個ものランタンが展示される他、ローカルグルメの屋台が出店されます。干支をモチーフにした巨大な主燈の他、無数のランタンが会場を埋め尽くす幻想的なイベント「天灯祭り」……その絶景は一見の価値あり!
中国のお祭り
- 氷祭り
氷祭り
「氷祭り」は、別名で「ハルビンアイスフェスティバル」と呼ばれる中国のお祭りです。毎年新暦の1月5日~2月末、市内数箇所に何十個もの雪像が製造される他、氷のアトラクションが運営されます。キャラクターを模した巨大な彫刻の他、テーマ別のパフォーマンスが会場を盛り上げる刹那的なイベント「雪まつり」……その一瞬の煌めきは現地で刮目せよ!
フィリピンのお祭り
- 水牛祭り
水牛祭り
フィリピンのアンゴノで毎年5月15日に行われるお祭りが、通称「水牛祭り」です。現地ではこの日、いつも泥まみれになりながら農業を手伝っている水牛、カラバオを教会に集めて綺麗にし、花を飾り付けます。その後、聖水を浴びせたカラバオに乗ってレースをする……「って結局汚すんかい!」と思わずツッコミたくなるイベントと言えるでしょう!
なお、大人気番組「世界の果てまでイッテQ!」で紹介されたタイの「水牛祭り」も有名です。別名「チョンブリーバッファローレース」も、水牛に感謝を捧げる祭事として知られています。
ベトナムのお祭り
- ランタン祭り
ランタン祭り
「ランタン祭り」は、別名で「フルムーンフェスティバル」と呼ばれるベトナムのお祭りです。毎月旧暦の14日、ホイアンに何千個ものランタンが設置される他、ろうそくでのライトアップが開催されます。各々歌ったり踊ったりゲームしたりする他、川で灯篭流しも行われる神秘的なイベント「灯篭祭り」……その光景は必見!
オーストラリアのお祭り
- スイカ祭り
- 乳牛祭り
スイカ祭り
「スイカ祭り」は旅番組「世界の果てまでイッテQ!」で紹介されたオーストラリアのお祭りです。チンチラという田舎町で行われるスイカ尽くしのイベントで、2年に1回、スイカの収穫時期である2月頃に開催されます。当日はスイカの障害物競走や早割りコンテスト、的当て競争などが行われ、黄色い歓声が飛び交うとのこと!
乳牛祭り
「乳牛祭り」も旅番組「世界の果てまでイッテQ!」で紹介されたオーストラリアのお祭りです。マウントコンパスという田舎町で行われる乳牛尽くしのイベントで、毎年1月頃に開催されます。当日は牛乳の早飲みコンテストや乳牛レース、丸太切り競争などが行われ、爆笑の渦に巻き込まれるのだとか!
アメリカのお祭り
- 気球祭り
- 巨大オムレツ祭り
- バーニングマン
気球祭り
「気球祭り」は、正式には「アルバカーキ国際気球フェスティバル」と呼ばれるアメリカのお祭りです。毎年10月の第一土曜日から第二日曜日までの9日間、すべての気球が一斉に浮かぶマスアセンションや照明に照らされた気球が飛び立つバルーングロウが行われる他、飛行の正確さを競うコンテストも催行されます。腕利きのパイロットたちによる世界最大級の気球イベント「熱気球祭り」……一度参戦してみてはどうでしょう?
巨大オムレツ祭り
「巨大オムレツ祭り」は、別名で「ジャイアントオムレツセレブレーション」と呼ばれるアメリカのお祭りです。毎年新暦の11月2日~3日、5,000個もの卵を使用してオムレツが作られる他、卵の早割りコンテストが開催されます。無類の卵好きだった皇帝ナポレオンが宿屋の主人に命じてジャンボなオムレツを振る舞わせたのが起源とされる猟奇的なイベント「オムレツ祭り」……その異様な熱気は現地で目撃せよ!
バーニングマン
アメリカで最も熱いお祭りの1つとして知られているのが、通称「バーニングマン」です。
「バーニングマン」はブラックロック砂漠で開催される野外キャンプイベントで、現地では商業行為が禁止され、物々交換が主な経済手段となる参加者主導型の催しとなっています。
会場では見返りを求めない“ギフティング精神”が重視され、みんなで必要なものを分け与えたり、譲り合ったりして過ごすのが特徴。「No Spectators(傍観者になるな)」という合言葉を掲げ、アートやパフォーマンスを持ち寄って架空の街“ユートピア”を作ります。最終日には人形を盛大に燃やしてフィニッシュです!
ある意味でヒッピーのような、ある意味でフェスのような……世界中を探しても類を見ない催しと言えるでしょう!
ペルーのお祭り
- 太陽の祭り
太陽の祭り
「太陽の祭り」は、南米三大祭りの1つでありペルー最大のイベントでもある儀式です。別名「インティライミ」と呼ばれるこのお祭りはインカ帝国の時代から続く祭典で、最高神である太陽インティと大地の神様パチャママに収穫への感謝を祈り、豊作を願う祝祭として知られています。
一時期、スペインによるインカ帝国征服後に禁止されていたものの1944年に再開され、現在ではカトリック教の成人の日に合わせて執り行われるイベントとなっています。当日はインカ帝国を再現した歌や踊りが街中で披露されるなど、古代文明好きにはたまらない伝統行事です。
世界でもあまり類を見ない神々が主役のお祭り、町全体に踊り子が溢れ返るイベント……そんな不思議な景色が広がる絶景はまさに奇想天外!
メキシコのお祭り
- 死者の日
死者の日
「死者の日」は、キリスト教の万聖節と万霊節、古代アステカ暦の「死の小祝宴」という祭祀が合わさって発展した行事です。映画「リメンバー・ミー」で知られるようになったこのお祭りは家族や友達と一緒に明るく楽しく騒ぐ祭典で、祭壇や墓地をマリーゴールド・ケイトウ・砂糖でできたガイコツ・パン・ろうそくなどで飾り付ける祝祭として知られています。
露店が並ぶ街中ではパーティーやパレードが開かれ、人々は奇抜な衣装と化粧をし、愛する人のお墓に花を手向けるイベントとなっています。当日はカラフルな切り紙の旗のパペルピカドが飾られたり菓子パンのパンデムエルトが売られたりするなど、日本のお盆をより盛大にしたような伝統儀式です。
世界でも珍しい死者が主役のお祭り、町全体にガイコツが溢れ返るイベント……そんな面妖な風景が広がる光景はまさに奇妙奇天烈!
イギリスのお祭り
- ガイフォークスナイト
- チーズ転がし祭り
- 裸祭り
ガイフォークスナイト
イギリスで秋から冬への季節の変わり目の風物詩として知られるのが、「ガイフォークスナイト」です。現地では別名「ボンファイアーナイト」「ファイヤーワークスナイト」とも呼ばれ、毎年11月5日に花火が打ち上げられます。
プロテスタントの国王ジェームズ1世を暗殺してカトリックの君主に挿げ替えることを目的とした国家転覆計画「火薬陰謀事件」が起源で、当日は古着に詰め物をしてガイ・フォークスに見立てた人形を引き回したり、燃やしたりしてお祝いします。ちなみに、ガイ・フォークスをテーマにした映画としては「Vフォー・ヴェンデッタ」などが著名です。
チーズ転がし祭り
イギリスで最もクレイジーなお祭りとして知られるイベント、それが「チーズ転がし祭り」です。田舎町ブロックワースの人々のために執り行われるお祭りで、丘の上から丸いダブルグロスターチーズを転がし、競技者たちが追いかけて丘を駆け降りる危険度MAXなイベントとして知られています。
競技者たちはチーズを捕まえるのが目的ですが、それどころじゃありません。落ちたり転んだりしててんやわんや。最高速度で時速112kmにもなる弾丸チーズに追いつけるはずもなく散っていきます。毎年死者は出ないものの怪我人が出る超デンジャーな催しです。
芸人の宮川大輔さんが参加したことでも知られています!笑
裸祭り
イギリスでもう1つクレイジーなお祭りとして知られるイベント、それが「裸祭り」です。大都会ロンドンの人々が裸で自転車に乗って駆け回るお祭りで、環境問題や道路環境への意識向上の他、参加者が自動車の注意喚起を行うなど至って大真面目なイベントとして知られています。
参加者たちは必ずしも素っ裸である必要はなく、隠したいところは隠していい。インラインスケートやキックボードなどに乗ることも可能など、比較的自由となっています。別名「ワールドネイキッドバイクライド」と呼ばれるちょっと安心できない催しです。
芸人のとにかく明るい安村さんにぜひ参戦してもらいたいです!笑
イタリアのお祭り
- オレンジ祭り
オレンジ祭り
「オレンジ祭り」は、イタリアの冬のお祭り。イタリア語で「オレンジの戦い」を意味する名前で呼ばれているイベントで、当日は雪合戦のようにオレンジをひたすら投げ合います。1200年頃の貴族と市民の争いを風化させないためのものと言われており、間近で見ると迫力満点です。
もともとは豆を投げていたものが次第にオレンジに変わったとのこと。いや、オレンジの方が絶対痛いから豆の方が良いような気が……。
ギリシャのお祭り
- ロケット花火祭り
ロケット花火祭り
「ロケット花火祭り」は、ギリシャの春のお祭り。ギリシャ語で「ロケット花火戦争」を意味する名前で呼ばれているイベントで、当日は本物の戦のようにロケットが飛び交います。約400m離れた2つの教会で反目し合う信者が鐘楼めがけて数万発のロケット花火を発射することで知られており、巻き込まれると火傷必至です。
お互いが勝敗を譲らないために毎年勝負が持ち越されるのだとか。もう、ここまで来たら勝ち負けとかじゃない気がする……。
スペインのお祭り
- 牛追い祭り
- トマト祭り
- 火祭り
- 放牧祭
牛追い祭り
誰もが知るスペインのお祭り、それが「牛追い祭り」です。花火とともに6頭の牛が道に放たれ、闘技場までの約875mを疾走します。その間、白と赤の服を着た人々が牛を挑発し、命がけで逃げるのがこのイベント最大の魅力とされています。しかし、過去には牛の角に突かれたり飛ばされたりして死亡している人も出ているなど、危険な催しです。
トマト祭り
1945年、スペインの若者たちがお祭り中の口論からトマトを投げ合ったのが起源とされているのが、「トマト祭り」です。「もったいない」との声とは裏腹に、イベント当日は何十トンものトマトを投げ合い、町も人もみんな真っ赤に染まります。
制限時間は1時間、正午の号砲がなってからがスタート。当日は汚れても良い髪型・服装でご参加ください!
火祭り
大工たちが仕事場の照明として使用していたパロットを燃やしたのを起源とするのが、「火祭り」です。“大工の守護聖人”とされる聖ヨセフの日の前後に仕事場を綺麗にし、イベント当日は余った木材を燃やし、時事への風刺や政治への批判を繰り広げます。
大小700を超える可燃性のオブジェ、フィヤが燃える「ラスファジャス」。当日は爆竹の爆音に備えて耳栓を持って参戦しましょう!
放牧祭
知る人ぞ知るスペインのお祭り、それが「放牧祭」です。毎年10月最後の日曜日もしくは11月最初の日曜日に何百頭もの羊が道に放たれ、目的地まで移動します。鐘の鳴る方へ歩く羊の大群は癒し効果抜群で、2023年に無形文化遺産に登録されているのが当イベント最大の魅力とされています。ただし、現在も毎年行われているものの、羊に触れるのはご法度です。
ドイツのお祭り
- ビール祭り
ビール祭り
ドイツを代表するお祭り、それが「ビール祭り」です。当イベントは正式名称で「オクトーバーフェスト」と呼ばれ、日本でも神戸や横浜など各地で開催されています。
ただ、ドイツのものは日本の比ではなく、その規模は世界最大を誇ります。当日はミュンヘン市内6つの醸造所が運営する巨大なテントが立ち並び、ソーセージを食べてビールを飲んで、歌って踊る。他にもステージでの音楽会や観覧車、ジェットコースターなどの移動遊園地も来るなど例年大賑わいです。
別名「10月祭」とも呼ばれるこの祭りは1810年にバイエルン皇太子ルートウィヒとザクセン皇女の結婚を祝う競馬会でビールが振る舞われたのが起源……ビール好きなら一度は行きたいお祭り・イベントと言えるでしょう!
フランスのお祭り
- レモン祭り
レモン祭り
「レモン祭り」は、フランスのマントンで開催されるお祭りです。マントンの特産品であるレモンにフューチャーしたイベントで、毎年2月~3月の2週間、カーニバルやパレードが開催されたりレモンを使用した巨大なオブジェが設置されたりします。目玉はビオヴェ庭園でのイルミネーションショーやプロムナードデュソレイユでのカーニバルパレードなどなど。
他にもエッセンシャルオイルやオリーブオイル、搾りたてのレモネードや作りたてのジャム、フランスの国民的銘菓であるレモンパイ「タルトオシトロン」もいただけるなど、レモン好きのレモン好きによるレモンのためのイベントと言えるでしょう。なんだかよだれが止まらなくなりそうなお祭り……みなさんもご賞味あれ!
ブルガリアのお祭り
- バラ祭り
バラ祭り
「バラ祭り」はブルガリアで毎年6月に開催されるバラの収穫をお祝いするお祭り。会場は同国中央に位置するカザンラク。当日は国際民族舞踊フェスティバル、民族衣装を着たバラ摘み、民族衣装を纏ったパレード、 ローズクイーンの戴冠式などが開催されます。豪華な催しから素朴な催しまで、ちょっとほっこりする催しが満載です。
ちなみに、カザンラクはバラの花を蒸留するのに使用する銅製の釜のことで、バラの谷とも呼ばれます。まさにバラ好きなら一生に一度は行くべきお祭り・イベントと言えるでしょう!
ベルギーのお祭り
- 猫祭り
猫祭り
ベルギーのフランドル地方、イーペルで3年に一度開催されるお祭り、それが「猫祭り」です。猫の仮装をした人々や猫の神輿が登場することで知られるイベントで、まるでミュージカル「キャッツ」の世界に迷い込んだかのような興奮と熱狂を楽しめます。
クライマックスでは鐘楼から幸福の猫(ぬいぐるみ)が投げられるなど、面白い催しが目白押し。世界中の猫愛好家が大集結する祭事だけあって、犬好きによってはちょっと肩身が狭いものの、一度は行ってみたい催しと言えるのではないでしょうか。
なお、芸人の桐畑トールさんがやっているネタ、いつでもどこでも突如始まる「にゃんこ祭り」とは別物なのでご注意を!笑
ポルトガルのお祭り
- 傘祭り
傘祭り
「傘祭り」は、ポルトガル中部にあるアゲダで毎年開催されているお祭りです。空に無数の傘を敷き詰める芸術祭の1つで、現地では「アンブレラスカイプロジェクト」と呼ばれています。
同国を代表するフォトジェニックフェスティバルとして知られており、毎年7月上旬~9月下旬の空を色とりどりの傘が覆う姿は圧巻。カラフルな傘の隙間から差し込む太陽光も相まって、現実離れした景色が拝めます。赤・青・黄・緑・紫など無数の色彩に彩られた風景は“天国の傘”と称されるほどです。
一度写真を投稿すれば、バズること間違いなし!
個人的には「ホーリー」「ソンクラーン」「バーニングマン」が面白かった!
海外には他にも変わったお祭り・イベントがあるから、気になる人はぜひ調べてみて!
3.まとめ
今回は世界の面白いお祭り・イベント33選、思わず笑ってしまう海外の変わったお祭り・イベント一覧をまとめました。
世界には「ホーリー」や「ソンクラーン」「バーニングマン」など、思わず吹き出してしまう面白いお祭り・イベントがたくさんあります。中には開催に至った経緯・出所が不明なものもいくつかありますが、つい誰かに教えたくなるお祭り・イベントもあるはずです。
日常生活では役に立たないものの知っておくだけで勉強になる……他にも国によってはほとんど知られていないお祭り・イベントもあるので、気になる方は個人的にも調べてみてください!