【トルコ】ブルーモスクの観光情報!尖塔やタイルやステンドグラスの見どころ

トルコのブルーモスク
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トルコが世界に誇るイスタンブール歴史地区の世界遺産、それがブルーモスクです。そこは鮮やかな装飾が彩るドームと世界で唯一6本のミナレットが施されたイスラム教礼拝所……「オスマントルコ帝国の最高傑作」と称される観光スポットです。

今回はトルコにあるブルーモスクの観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ海外旅行の計画にお役立てください。

はるまる

ブルーモスクはイスタンブール歴史地域の世界遺産!

ぴちどん

この記事では「トルコにあるブルーモスクの観光情報」「尖塔やタイルやステンドグラスの見どころ」をまとめるよ!

目次

1.ブルーモスクの概要

トルコのブルーモスク

まずはブルーモスクの概要を見ていきましょう。

ブルーモスクはこんなところ
  • 国:トルコ
  • 地域:イスタンブール
  • 特徴:世界遺産/モスク
  • 目玉:尖塔/タイル/ステンドグラス
  • 方法:個人/ツアー
  • おすすめ度:

ブルーモスクはトルコのイスタンブールにあるイスラム教礼拝所で、「オスマントルコ帝国の最高傑作」と称されるモスクです。オスマン帝国第14代皇帝「スルタン」アフメト1世が建造させた巨大な礼拝堂ということもあり、正式名称ではスルタンアフメトモスクと呼ばれます。

そこはアジア・ヨーロッパを繋ぐ歴史的にも文化的にも重要な観光スポットで、世界中から年間何十万人~何百万人という観光客・旅行者が訪れる世界遺産!

着工は1609年、竣工は1616年、7年の歳月をかけて作られたモスクは世界的にも類を見ない建築構造が目白押しです。例えば、世界で唯一無二とされる6本の尖塔や2万1,043枚の青を基調としたタイル、200枚のステンドグラスなどブルーモスクでしか見られない特徴が満載となっています。

もちろん、内装だけでなく中央の巨大な主ドームを囲うように設けられた大小4つの副ドームが描く外装も圧巻……まさに「オスマン建築の最高傑作」の名に恥じない観光名所と言えるでしょう。

敷地内にはイスラム神学校をはじめとする医療機関や教育機関、宮殿や霊廟、商店街やハマム、泉や噴水まであるなど見どころは尽きません。

はるまる

トルコを訪れるならブルーモスクは外せないね!

ぴちどん

イスタンブールを拠点にするなら個人で行くよりツアーで行くのがおすすめだよ!

2.ブルーモスクの観光情報

トルコのブルーモスク

次にブルーモスクの観光情報を見ていきましょう。

2-1.予算

予算
  • 個人:数千円~1万円
  • ツアー:1万円~3万円
  • 予算総額:8万円~24万円

個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額はトルコ旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料はかかりません。

2-2.時間

時間
  • 営業時間:8時30分~19時00分(曜日で変動あり)
  • 所要時間:1時間~2時間
  • 必要期間:5日~10日

営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。

2-3.場所

場所
  • 場所:トルコ/イスタンブール
  • 住所:Binbirdirek, At Meydanı Cd No:10, 34122 Fatih/İstanbul, Turkey
  • 行き方:バス/タクシー/レンタカー/徒歩/ツアー

場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「イスタンブール⇒ブルーモスク」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。

2-4.気候

気候
  • 1月~3月:寒くて晴れやすい気候
  • 4月~6月:やや暑くて晴れやすい気候
  • 7月~9月:暑くて晴れやすい気候
  • 10月~12月:やや寒くて晴れやすい気候
  • ベストシーズン:5月~10月
平均最高気温最低気温降水量
1月9℃3℃60mm
2月9℃3℃50mm
3月12℃5℃45mm
4月17℃8℃40mm
5月22℃13℃25mm
6月27℃18℃25mm
7月29℃20℃15mm
8月29℃20℃20mm
9月25℃17℃35mm
10月20℃13℃55mm
11月15℃8℃65mm
12月11℃5℃70mm

2-5.服装

服装
  • 1月~3月:厚手の服装
  • 4月~6月:体温調節できる服装
  • 7月~9月:薄手の服装
  • 10月~12月:体温調節できる服装
  • 持ち物:歩きやすい靴

2-6.治安

治安
  • やや良い

トルコは総じて治安が良く、旅の拠点となるイスタンブールも治安良好です。

2-7.注意点

注意点
  • 事前の勉強
  • 宗教関連の戒律

2-7-1.事前の勉強

ブルーモスクは事前に勉強しないと魅力が半減してしまうかもしれません。逆にイスラム教に関する情報を頭に入れておくことで礼拝堂に秘められたドラマも見えてくるため、背景を学んでから訪れてみてください。

2-7-2.宗教関連の戒律

ブルーモスクはイスラム教モスクであり宗教関連の戒律が定められているので、見学の際は最低限の礼儀や作法を守らなければなりません。ムスリムにとって肌の露出や祈りの撮影は厳禁です。敬虔な信者の方への配慮も忘れずに。

はるまる

観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。

ぴちどん

Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!

3.ブルーモスクの見どころ

ここからはブルーモスクの見どころをまとめます。

トルコのブルーモスク

3-1.尖塔

おすすめ度:

天を穿つ6つのミナレット。

トルコのブルーモスク

3-2.タイル

おすすめ度:

鮮やかな絵が彩るドーム。

トルコのブルーモスク

3-3.ステンドグラス

おすすめ度:

美しい色に光るガラス。

ブルーモスクは尖塔やタイル、ステンドグラスなど見どころ満載です。

世界遺産イスタンブール歴史地区で一際異彩を放っているのが、世界でも珍しい6本の尖塔です。通常、モスクの尖塔は4本が主流ですが、建設当時アフメト1世が建築家メフメット・アーに金の尖塔を作るよう命じたところ「金=アルトゥン」を「6=アルトゥ」と聞き間違えてしまったことで、この世にも奇妙な6つの尖塔が生まれたとされています。

その姿はオスマントルコ帝国が生んだ稀代の傑作……堂々たる風格は唯一無二のものと言えます!

他にもブルーモスクには青いタイルが2万1,043枚ステンドグラスが200枚ほど敷き詰められており、内部見学も可能です。床には「天国の色」を表す緑の絨毯が敷かれており、信者の方が祈りを捧げる姿も拝めます。ちなみに、イスラム世界では聖なる色とされる緑の絨毯を床に敷くことなどほとんどありませんが、ブルーモスクの絨毯はエチオピア最後の王ハイレセラシエから贈られたものということで、例外中の例外とされているのだとか。

なお、夏は19時頃、冬は18時頃からライトアップされるため、夜の幻想的なブルーモスクを撮影したい方は夕方くらいからスタンバイしておくのがおすすめ。ライトアップは日の入りから日の出まで行われているので、ぜひ神秘的な姿を眺めてみてください。

はるまる

ブルーモスクでは尖塔とタイル、ステンドグラスが目玉!

ぴちどん

個人的には綺麗なステンドグラスがおすすめ!

4.ブルーモスクの体験談

最後に管理人が2018年6月に訪れたブルーモスクの体験談を記しておきます。等身大の海外旅行記としてお楽しみください。

EPISODE
荘厳な尖塔を持つ世界遺産!ブルーモスク
トルコのブルーモスク
はるまる

ブルーモスクに到着!トルコを周遊してきた今回の旅もいよいよクライマックス。

ぴちどん

「イスタンブール⇒チャナッカレ⇒イズミル⇒デニズリ⇒コンヤ⇒カッパドキア⇒アンカラ」と回ってきたけど、どこも素晴らしかったよね。

はるまる

まさにトルコは絶景の宝庫だった。そして、このブルーモスクもそんなトルコを代表するイスタンブール歴史地域の世界遺産!

ぴちどん

“世界で最も美しいモスク”と称されるだけあって気品を感じる。

はるまる

ただ、僕らが訪れた時はまさかの修復中……一部幕で覆われてるし尖塔に至っては1本ないし!泣

ぴちどん

こればかりは仕方ないね。でも、逆に修復中のブルーモスクが見られるなんて貴重な体験かもしれないよ?

はるまる

それはそうだけど、初めては完全な状態で見たかった!笑

ぴちどん

まぁまぁ、とりあえず中に入ってみよう?

EPISODE
青いドーム!タイルやステンドグラス
トルコのブルーモスク
はるまる

って中も修復中なんかぁぁああぁいっ!!!……今日一の声出たわ!

ぴちどん

モスクでは静かに!!

はるまる

これは失礼……ただ、ここまで足場がびっしりだと「ブルーモスクに来た」って感じがしないよ。

ぴちどん

それはそうだけど、着工が1609年で竣工が1616年の古い歴史的建造物だから定期的に修復しないといけないのさ。

はるまる

約400年前の建物だもんね……そりゃガタが来て当然か。

ぴちどん

ちなみに、2023年4月に修復工事は終了してるから、これから行く人は綺麗な天井画が見られると思う。

トルコのブルーモスク
はるまる

青色の部分は「神が宿る天」を指し、金色の部分はアラビア文字で「神の威厳を伝える文言」が描かれてるとのこと。

ぴちどん

尖塔も迫力あったけど、このタイルとステンドグラスこそがブルーモスクの見どころ。青い礼拝堂って呼び名もここから来てるみたい。

はるまる

正式名称はスルタンアフメトモスクだっけ?

ぴちどん

そうそう、むしろ地元の人にとってはブルーモスクよりスルタンアフメトモスクって呼び方の方が馴染み深いかも。

はるまる

今回は鉄骨が邪魔で本ドームの方の絵は見られなかったけど、見応えは十分!さすがはブルーモスク!

ぴちどん

いつかまた完全な状態の時に見に来よう。

EPISODE
緑溢れる賑わいの広場から
トルコのブルーモスク
はるまる

広場から眺めるブルーモスク。緑に包まれた姿も美しきかな。

ぴちどん

今回の旅でトルコの色んな町を回ってきたけど、やっぱりイスタンブールが一番活気もあって元気な町って感じがするね。

はるまる

庭園には観光客や旅行者だけじゃなくて地元の人たちもいて、公園みたいな感じになってるよ。

ぴちどん

ブルーモスクは世界遺産でありながら地元民の憩いの場。

はるまる

……次は究極完全体ブルーモスクで会おう!

ぴちどん

究極完全態グレートモスみたいに言わないで!

5.まとめ

今回はトルコにあるブルーモスクの観光情報、尖塔やタイルやステンドグラスの見どころをまとめました。

海外旅行でトルコを訪れるならブルーモスクがおすすめです。中でも尖塔やタイルやステンドグラスは見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。

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トルコのブルーモスク

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