【トルコ】イスタンブール地下宮殿の観光情報!メデューサの頭の見どころ

トルコのバシリカシスタン
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トルコの世界遺産イスタンブール歴史地区の地下に広がる大貯水槽、それがイスタンブール地下宮殿です。厳密には宮殿ではなく東ローマ帝国時代にユスティニアヌスによって建設された貯水池で、メデューサの頭など不気味な遺構が残されていることで知られる観光スポットです。

今回はトルコにあるイスタンブール地下宮殿の観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ海外旅行の計画にお役立てください。

はるまる

イスタンブール地下宮殿はトルコのアングラ的スポット!

ぴちどん

この記事では「トルコにあるイスタンブール地下宮殿の観光情報」「メデューサの頭の見どころ」をまとめるよ!

目次

1.イスタンブール地下宮殿の概要

トルコのバシリカシスタン

まずはイスタンブール地下宮殿の概要を見ていきましょう。

イスタンブール地下宮殿はこんなところ
  • 国:トルコ
  • 地域:イスタンブール
  • 特徴:世界遺産/宮殿
  • 目玉:メデューサの頭
  • 方法:個人/ツアー
  • おすすめ度:

イスタンブール地下宮殿はトルコの世界遺産イスタンブール歴史地区の真下に広がる大貯水槽、東ローマ帝国時代の遺構が残る貯水池です。巨大な地下空間に並んだ円柱が神話に登場する遺跡を彷彿とさせることから、地下宮殿の名で知られる観光スポットとなっています。

かつてここには柱廊に囲まれた中庭のような空間が広がっており、商業や裁判に利用されていました。しかし、時の皇帝ユスティニアヌスが解体を命じ、最南部にあった柱廊部分を掘り下げて大貯水槽を設置……その後、生まれたのがイスタンブール地下宮殿でした。

貯水池は高さ9m・長さ138m・幅65mの長方形、1列12本で28列、合計336本もの大理石円柱が支える構造で審美性は度外視。円柱の大半が在庫処分品で、目玉飾りで覆われた柱身やメデューサの顔が彫られた石塊が土台にされるなど、まさに美しさと醜さが共存する場所と言えるでしょう!

なお、壁は水を通さない特殊なモルタルで覆われた厚さ4mの煉瓦壁で、約7万8,000m³・約10万tの水を貯えることが可能です。ただし、水がどこからやってきたのかは不明(ベルグラードの森から来ている説が有力)……まさにトルコの地下深くに眠るミステリアススポットではないでしょうか?

不気味な装飾もあってか「インフェルノ」や「007 ロシアより愛を込めて」のロケ地にもなっています。

はるまる

トルコを訪れるならイスタンブール地下宮殿は外せないね!

ぴちどん

イスタンブールを拠点にするなら個人で行くよりツアーで行くのがおすすめだよ!

2.イスタンブール地下宮殿の観光情報

次にイスタンブール地下宮殿の観光情報を見ていきましょう。

2-1.予算

予算
  • 個人:数千円~1万円
  • ツアー:1万円~3万円
  • 予算総額:8万円~24万円

個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額はトルコ旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料は変動するので直近の情報を調べておくと安心です。

2-2.時間

時間
  • 営業時間:9時00分~22時00分(曜日で変動あり)
  • 所要時間:30分~1時間
  • 必要期間:5日~10日

営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。

2-3.場所

場所
  • 場所:トルコ/イスタンブール
  • 住所:Alemdar, Yerebatan Cd. 1/3, 34110 Fatih/İstanbul, Turkey
  • 行き方:バス/タクシー/レンタカー/徒歩/ツアー

場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「イスタンブール⇒イスタンブール地下宮殿」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。

2-4.気候

気候
  • 1月~3月:寒くて晴れやすい気候
  • 4月~6月:やや暑くて晴れやすい気候
  • 7月~9月:暑くて晴れやすい気候
  • 10月~12月:やや寒くて晴れやすい気候
  • ベストシーズン:5月~6月/9月
平均最高気温最低気温降水量
1月9℃3℃60mm
2月9℃3℃50mm
3月12℃5℃45mm
4月17℃8℃40mm
5月22℃13℃25mm
6月27℃18℃25mm
7月29℃20℃15mm
8月29℃20℃20mm
9月25℃17℃35mm
10月20℃13℃55mm
11月15℃8℃65mm
12月11℃5℃70mm

2-5.服装

服装
  • 1月~3月:厚手の服装
  • 4月~6月:体温調節できる服装
  • 7月~9月:薄手の服装
  • 10月~12月:体温調節できる服装
  • 持ち物:歩きやすい靴

2-6.治安

治安
  • やや良い

トルコは総じて治安が良く、旅の拠点となるイスタンブールも治安良好です。

2-7.注意点

注意点
  • 禁止区域への侵入

2-7-1.禁止区域への侵入

イスタンブール地下宮殿には立ち入り禁止区域が設定されています。宮殿にはルートに沿って柵が設置されており、それより先は立ち入り禁止です。制限エリアで事故に遭っても自己責任なので、絶対に入らないでください。

はるまる

観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。

ぴちどん

Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!

3.イスタンブール地下宮殿の見どころ

ここからはイスタンブール地下宮殿の見どころをまとめます。

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3-1.メデューサの頭

おすすめ度:

地下に眠る怪物の生首。

イスタンブール地下宮殿はメデューサの頭など見どころ満載です。

ひんやりとした巨大な地下空間に足を踏み入れると、否が応でも目に入るのが不気味な表情を浮かべたメデューサの頭です。メデューサの頭は全部で2つあり、イスタンブール地下宮殿の目玉としてはもちろん、大貯水槽を支える円柱の土台としても利用されています。

1つは逆さ、1つは横……その姿はさながら謎解きRPGのダンジョンのよう。

ちなみに、メデューサはギリシャ神話に登場する地底世界の怪物で、ゴルゴン3姉妹の1人として古くから「見たものを石に変えてしまう力がある」と恐れられてきました。転じて、現地では重要な施設の守り神としてメデューサの置物を置いたと考えられています。ただし、なぜ逆さや横にされているのかは不明……謎は深まるばかりです。

真夏でも背筋が凍るアングラ感満載の空間は、まるで“水に沈んだ仄暗い地底都市”。1987年の公開以来、現存する東ローマ帝国の遺構として人気を集めているものの、どこかミステリアスな雰囲気が拭えません。メデューサの頭の他にも、泣いているように見える蛇の柱(嘆きの柱・涙の柱)など、見どころは満載と言えるでしょう。

はるまる

イスタンブール地下宮殿ではメデューサの頭が目玉!

ぴちどん

個人的には物々しいオーラを放つメデューサの頭がおすすめ!

4.イスタンブール地下宮殿の体験談

最後に管理人が2018年6月に訪れたイスタンブール地下宮殿の体験談を記しておきます。等身大の海外旅行記としてお楽しみください。

EPISODE
イスタンブール地下宮殿!メデューサの頭
トルコのバシリカシスタン
はるまる

イスタンブール地下宮殿に到着したのも束の間、苔むした顔で瞳孔開きまくりなメデューサの頭を発見!

ぴちどん

怖っ……ドラクエの謎解きダンジョンっぽい。

はるまる

仲間になりたそうにこちらを見ていても絶対に仲間にしたくない!笑

ぴちどん

メドーサボールくらいかわいいならいいけど、さすがにメデューサの生首はちょっと持て余すよね。

はるまる

石にされるって言い伝えがあるけど、本当かな?

ぴちどん

試しにあのイっちゃってる目ん玉、覗いてみたら?

はるまる

トルコの強烈な太陽から死に物狂いで逃げ込んだ場所は、とんでもないホラースポットだった!

ぴちどん

ここは別名バシリカシスタンと呼ばれる地下宮殿。世界遺産イスタンブール歴史地区の真下に広がる迷宮さ。

はるまる

お化け屋敷が苦手で肝試しすらしたことがない僕からしたらただの心霊スポットだよ。

ぴちどん

……廃墟っぽさがより一層そう感じさせるのかな?

EPISODE
地下の大迷宮!東ローマ帝国の貯水池
トルコのバシリカシスタン
はるまる

……静まり返った地下宮殿。窒息しそうなほど重たい空気が充満したこの場所は、歴史が閉じ込められた時空の狭間。

ぴちどん

もともとは貯水槽として使用されてた場所で、東ローマ帝国の貯水池としては最大の大きさを誇ったとか。

はるまる

日本の首都圏外郭放水路のようなものかな?

ぴちどん

見た目だけなら似てるかも。

はるまる

それにしてもずっと先まで続いてて不気味。時折聞こえるぴちゃっ……ぴちゃっ……って音がより不気味さを駆り立てる。

ぴちどん

寒気が舐め回すように背中を這いずり回る。

はるまる

なんか華やかなイスタンブールの裏側を見たような気がする。

ぴちどん

まぁ今はただの観光地だから、真夏のトルコで涼みたい方はぜひイスタンブール地下宮殿へ!笑

5.まとめ

今回はトルコにあるイスタンブール地下宮殿の観光情報、メデューサの頭の見どころをまとめました。

海外旅行でトルコを訪れるならイスタンブール地下宮殿がおすすめです。中でもメデューサの頭は見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。

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