海外旅行のレストランで水を頼む場合、値段がいくらなのか気になるものです。日本では水が無料で提供されますが、外国では水も有料で販売されています。それでいて水道水なのかミネラルウォーターなのかによっても値段が変わるため、よく喉が渇く人は相場を知っておかねばなりません。
今回は海外旅行で飲むレストランの水の値段はいくらなのかを解説します。併せて水道水やミネラルウォーターの相場も説明します。加えて水だけを頼むのはNGなのかもまとめるので、海外旅行の飲食にお役立てください。
水の価値は旅先によって全然別物だったりするよね。
この記事では「海外旅行で飲むレストランの水の値段はいくらなのか」「水道水やミネラルウォーターの相場」をまとめるよ!
1.海外旅行で飲むレストランの水の値段はいくら?
まずは海外旅行で飲むレストランの水の値段はいくらなのかを見ていきましょう。
ここでは日本をはじめ世界各国の500mlの水相場を日本円換算でざっくりとまとめます。
- 日本:無料
- 韓国:一部無料(500mlで50円~100円前後)
- 台湾:一部無料(〃で100円~150円前後)
- アメリカ:一部無料(〃で100円~150円前後)
- イギリス:原則有料(〃で150円~200円前後)
- ドイツ:原則有料(〃で150円~200円前後)
- フランス:原則有料(〃で150円~200円前後)
現地の水の値段はレストランというよりも国によって変わるのが特徴です。
例えば、日本では古くからレストランでもカフェでもバーでも水をサービスの一環として提供するのが常識となっており「レストランの水=無料」という認識が浸透しています。
実は韓国も水の値段が安い傾向にあり、無料で提供してくれるレストランが多いです。高くても50円~100円で購入できるため、飲食店で注文する人も少なくありません。同じく台湾やアメリカの一部の飲食店でも水が無料となっています。有料でも100円~150円が相場なので気軽に手に入れられるのではないでしょうか。
その一方、イギリスをはじめドイツやフランスなどヨーロッパの国々は原則有料です。カジュアルな飲食店であってもフォーマルな飲食店であっても、水はジュースと同等の値段で取引されています。
このように水の値段は国によって全然違ってくると言えるでしょう。
無料で水を提供してくれる国は世界で見ても稀!
大抵は50円~200円くらいの値段で販売されてるよね。
2.水道水やミネラルウォーターの相場
次に水道水やミネラルウォーターの相場を見ていきましょう。
- 水道水の値段:一部のみ無料
- ミネラルウォーターの値段:100円~200円以上
水道水はそもそも飲用する習慣のない国がほとんどです。日本のように水道水を飲用水としても利用できる国は珍しく、レストランによっては水道水を提供していないところもあります。
現地では「水=ミネラルウォーター」という認識の国が大半で、ペットボトルであれば100円~200円以上で売られています。ただし、コンビニやスーパーであれば100円以下で手に入ることもあるため、相場はどこで買うかによっても変わってくると言えるでしょう。
2-1.水道水の値段
レストランで水道水を頼むと、そのままの水道水を出してくれます。
一般的にレストランの水道水は一部のみ無料で提供してくれます。
ただし、国によっては水道水が飲める国と飲めない国が存在するため、現地の水道水の飲用は推奨されていません。安全を考慮するならミネラルウォーターを頼むようにしましょう。
2-2.ミネラルウォーターの値段
レストランでミネラルウォーターを頼むと、市販のミネラルウォーターを出してくれます。
基本的にレストランのミネラルウォーターは100円~200円前後で提供してくれます。
ただし、飲食店でミネラルウォーターを頼むと高いので、より安いコンビニやスーパーで買うというのもありかもしれません。原則として水道水が安全かどうかわからない国では市販のものを買いましょう。
飲食店によっては300円~400円で水を提供してるところもあるよね。
中にはただの水なのに500円を超えるところもあるみたい!
3.水だけを頼むのはNG?
最後に水だけを頼むのはNGなのかについてまとめます。
日本でも「水だけ頼む客」というトピックが話題になっていますが、国内と海外ではレストランで注文すべきものが根本的に変わってきます。そもそも外国では「フード1品」に「ドリンク1杯」を合わせて注文するのが作法です。
現地の飲食店に入った際も「何を食べる?」「何を飲む?」と一緒に聞かれるのが一般的となります。つまり、海外では食べ物と飲み物をまとめて頼むのが基本的な礼儀となるわけです。
欧米に至っては食後にコーヒーやデザートを頼むのもマナーの1つとされるほど!
むしろ「水だけ頼む客」が話題になるのは、日本ならではのものと言えるでしょう。やはり日本の飲食店は水が出てきて当たり前という前提があるがゆえ、水だけ頼んで他に何も頼まず居座るという客が現れるのではないでしょうか?
外国では水もジュースなどのソフトドリンクと同じ扱いなので、そもそも水だけ頼んだところで問題になることはありません。一方で水はあくまでもドリンクメニューでありフードメニューは別途で頼むのが礼儀作法ともされる場合もあるため、水以外に何も頼まないと不思議に思われるかもしれません。
そこは飲食店の形式によっても変わるからこそ、状況に合わせて注文したいところです。
ちなみに、レストランによっては持ち込み・持ち帰りOKのところもあるので、あらかじめペットボトルで購入しておくというのも賢い選択ではないでしょうか。
レストランはご飯を食べる場所という認識だから、水だけ頼むというのはちょっと難ありかも。
でも、何を頼むかはお客さん次第。迷惑にならない範囲なら注文の内容も個人の自由だと思う。
4.まとめ
今回は海外旅行で飲むレストランの水の値段はいくらなのか、水道水やミネラルウォーターの相場をまとめました。
日本のレストランで水を頼めば、大体は無料で提供してくれます。しかし、外国のレストランで水を頼めば、有料での提供となるのが普通です。値段の相場は国によって変わりますが、おおよそ100円~200円で提供してくれるところがほとんどと言えるでしょう。
ただし、国によって水の価値は変わり、水自体が希少という国もあります。水が貴重な国ではコップ1杯で300円~400円以上することもあるので、その点は注意が必要です。どうしても現地の水事情が気になる方は、事前に水の相場を調べてから渡航してみてはいかがでしょうか。