【海外旅行】海外旅行保険はいらない?加入の必要性と必須とされる理由

トルコのヴァレンス水道橋
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海外旅行に海外旅行保険はいらないと考えている人もいるかもしれません。管理人もフィジーで車に轢かれるまでは正直不要だと思っていました。ただ、海外旅行では何が起こるかわからないため、海外旅行保険には加入しておくべきです。

今回は海外旅行に海外旅行保険はいらないかを解説します。併せて加入の必要性と必須とされる理由も説明します。ここでは入るべきかの判断基準や入らないリスクもまとめるので、海外旅行の準備にお役立てください。

はるまる

海外旅行保険は「いざという時」に備えるためのもの。

ぴちどん

この記事では「海外旅行に海外旅行保険はいらないか」「加入の必要性と必須とされる理由」をまとめるよ!

目次

1.海外旅行に海外旅行保険はいらない?

アメリカの道

まずは海外旅行に海外旅行保険はいらないかを見ていきましょう。

海外旅行保険がいらないと言われる原因
  • クレジットカード付帯の保険があるから
  • 健康面に絶対の自信があるから
  • 保険料を節約したいから

海外旅行保険がいらないと言われる主な原因は、「クレジットカード付帯の保険があるから」「健康面に絶対の自信があるから」「保険料を節約したいから」の3つです。

確かに、仮にトラブルに遭っても対応できるクレジットカード付帯の保険があり、健康面にも絶対の自信があり、なおかつ保険料を節約したいのであれば海外旅行保険は不要と判断しても良いと思います。

ただ、海外旅行では予測していないことが発生するため、入るかどうか迷っているのなら入っておいて損はないでしょう。むしろ、入らないことによって発生するリスクの方があまりにも大きいので、保険金が小さいものでも何らかの海外旅行保険には入っておくのが良いのではないでしょうか。

はるまる

旅慣れしてる人の中には「いらない」と言っている人もいるけど、個人的には入っておいた方が安心だと思う!

ぴちどん

入らなくても海外旅行はできるけど、万が一の際に備えておいて損はなし!備えあれば憂いなし!

2.海外旅行保険の加入の必要性

オーストラリアの熱気球

次に海外旅行保険の加入の必要性を見ていきましょう。

海外旅行保険の加入の必要性
  • 緊急搬送では莫大な費用がかかる
  • 損失全般に対して補償してもらえる
  • 治療費用は自費診療にて請求される
  • 24時間体制で即対応してもらえる
  • 入院費用は数百万円単位となる

2-1.緊急搬送では莫大な費用がかかる

海外旅行保険の加入の必要性は状況によって変わりますが、怪我や病気で身動きが取れなくなったらどうなるかを想像するとわかりやすいかもしれません。

手術が必要となるほどの大怪我や大病をしたにもかかわらず現地で治療ができない場合、日本まで緊急搬送が必要となることがあります。当然ながら、緊急搬送が必要となった場合は莫大な費用がかかり、渡航費だけで数十万円になることもざらです。

怪我や病気で帰国を余儀なくされた場合も、海外旅行保険でカバーできると考えると加入しておいて損はないでしょう。

2-2.損失全般に対して補償してもらえる

貴重品をなくした場合や盗まれた場合など、損失全般に対して補償してもらえるのも海外旅行保険ならではの魅力。加入を考える際、やはり気になるのが損失をどれくらいカバーできるのかではないでしょうか。

こればかりは加入する海外旅行保険によって変わるものの、急な事情でオプショナルツアーが中止になったり、スケジュールが頓挫したりした時に補償してくれるものがあります。ロストバゲージのようなトラブルに対応してくれるものもあるなど、その恩恵は計り知れないです。

貴重品を守りたい人は海外旅行保険にお入りください!

2-3.治療費用は自費診療にて請求される

海外旅行中に病院に行った場合、治療費用は自費診療にて請求されます。

日本では国民健康保険に加入しているため、医療費負担は3割となりますが、外国では国民健康保険が適用されないので、医療費は全額負担です。

訪れる国の物価にもよりますが、数十万円の治療費を請求されることも珍しくありません。

2-4.24時間体制で即対応してもらえる

保険会社によっては24時間体制で即対応してもらえることがあるため、もし「現地でトラブったらプロに対応してもらいたい」と考えている人は海外旅行保険に入っておくのが良いでしょう。

手厚いところだと日本語で対応してくれるなど、本当に困った状況でも助けてもらえます。トラブルの相手との間に入ってくれるので、自力で解決できなさそうな状況でも大丈夫です。むしろ、外国語を話せなくても対応してくれるのは非常に心強いのではないでしょうか。

何もできないという状況を避けたい人は海外旅行保険に入りましょう!

2-5.入院費用は数百万円単位となる

海外では「入院費用が100万円になった」「1,000万円の入院費用がかかった」など、恐ろしい話を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

これは半分嘘で半分本当です。国によって医療費が変わるため、必ずしも数百万円単位になるとは限りません。ただ、アメリカやヨーロッパなどでは100万円を超えることがあります。入院する施設によっては1,000万円を超えることもあるので、海外旅行保険には加入しておくべきでしょう。

管理人がフィジーで車に轢かれた際は国営病院で医療費無料だったものの、それは単に幸運だっただけで、重傷を負った時は返済不可能な医療費を請求されてもおかしくありません。

はるまる

数千円の保険料をケチって多額の医療費で破産するのは避けたいところ!

ぴちどん

海外の医療費は少額では済まないから、海外旅行保険は必要だと思う!

3.海外旅行保険が必須とされる理由

ニュージーランドのタスマン氷河

次に海外旅行保険が必須とされる理由を見ていきましょう。

海外旅行保険が必須とされる理由
  • 交通事故に遭遇するため
  • 自然災害が発生するため
  • 体調不良を引き起こすため
  • 盗難紛失に巻き込まれるため
  • 賠償責任を問われるため

3-1.交通事故に遭遇するため

なぜ海外旅行保険が必須とされるのか、それは交通事故に遭遇するためです。

交通事故に遭遇する確率は決して高くはありませんが、だからと言って低くもありません。現に当ブログの管理人は2024年にフィジーで車に轢かれています。僕自身、交通事故に遭遇することなど滅多にないと思っていましたが、実際に車に轢かれたわけです。

こればまぎれもない事実……ゆえに身をもって海外旅行保険は必須だなと感じています。

3-2.自然災害が発生するため

いつどこで発生するかわからない自然災害は、外国も例外ではありません。

日本と比べると災害が頻発する確率は限られるものの、現地で地震や津波が発生しないとも限りません。あくまでも仮定の話ですが、海外旅行で災害が発生した場合は入国が遅れたり出国が早まったりと何らかの損失が発生します。もちろん、甚大な被害を受けた場合は大損害を被ることもあるわけです。

そうした自然災害への備えとして、海外旅行保険は必須と言えるでしょう。

3-3.体調不良を引き起こすため

どれほど健康に自信があっても、慣れない海外旅行では体調不良を引き起こすことがあります。

日本では絶好調でも外国では絶不調になることがあるため、気を付けなければいけません。仮に体調不良で現地の医者に診察してもらうとなると、高額な医療費がかかるでしょう。

海外旅行保険は、体調不良に備えるためのものでもあるわけです!

3-4.盗難紛失に巻き込まれるため

どれほど厳重に管理していても、不安定な社会情勢では盗難紛失に巻き込まれることもあります。

日本では荷物を置きっぱなしにしてもなくなることはあまりないものの外国では捨てたと判断されて盗まれることがあるので、注意しなければなりません。もし盗難紛失でカメラやスマホが行方不明となると、多額の出費となるでしょう。

海外旅行保険は、盗難紛失に備えるためのものでもあるわけです!

3-5.賠償責任を問われるため

ぶつかって相手の持ち物を故障させたり、酔っぱらってホテルやレストランの備品を破壊したりすると賠償責任を問われるため、海外旅行保険は必須と言えるでしょう。

過失・故意にかかわらず賠償請求されるととても自分だけの力では払えないことがあるからこそ、損害賠償にも備えられる海外旅行保険に入っておくのが理想です。海外旅行保険にさえ入っておけば、弁償を求められても対応できます。

はるまる

必要最低限で良いから海外旅行保険には入っておこう!

ぴちどん

要は安心を担保するって意味で入っておくのが良いんじゃないかな!

4.海外旅行保険に入るべきかの判断基準

カナダのバンフ

次に海外旅行保険に入るべきかの判断基準を見ていきましょう。

4-1.治安の良し悪しで判断する

物騒な環境で旅する場合は、海外旅行保険に入っておく方が良いでしょう。

1つの判断基準でしかありませんが、どうしても迷う場合は次のように判断すると良いかもしれません。

  1. 治安が安定している地域の場合:加入しない
  2. 治安が不安定な地域の場合:加入する

しかし、前述したように海外旅行ではどのような事件・犯罪が起こるかわからないため、極力は海外旅行保険に加入する方向で考えておいてください。

4-2.天候の良し悪しで判断する

過酷な環境で旅する場合も、海外旅行保険に入っておく方が良いでしょう。

1つの判断基準でしかありませんが、どうしても迷う場合は次のように判断すると良いかもしれません。

  1. 天気が安定している地域の場合:加入しない
  2. 天気が不安定な地域の場合:加入する

ただし、前述したように海外旅行ではどのような大雨・洪水が起こるかわからないので、原則は海外旅行保険に加入する方向で考えておきましょう。

4-3.本人の体質で判断する

海外旅行保険に入るかどうかは、本人の体質で判断しても良いかもしれません。

例えば、よく体調を崩しやすい人は海外旅行中に怪我や病気になることがあるため、大事を取って海外旅行保険に入っておいてください。

4-4.旅程で判断する

海外旅行保険に入るかどうかは、旅程で判断しても良いかもしれません。

例えば、スカイダイビングやスキューバダイビングなどリスクのあるアクティビティに参加する人はアクシデントやハプニングがないとは言い切れないので、念のために海外旅行保険に入っておきましょう。

はるまる

海外旅行保険に入るかどうかは自分の判断で良いんだけど、入らずに後悔するくらいなら入っておきたい!

ぴちどん

予期せぬ事態に陥ってから後悔しないよう、慎重に判断しておくべき!

5.海外旅行保険に入らないリスク

ハワイのキラウエア火山

最後に海外旅行保険に入らないリスクについてまとめます。

海外旅行保険に入らないリスク
  • お金の負担が予想外の金額になることがある
  • すべて自己責任で対応することになる

海外旅行保険に入らないという選択肢は、個人的にはありだとは思いますが、リスクについては覚悟しておく必要があるでしょう。

特に、お金の負担が予想外の金額になることがある点、すべて自己責任で対応することになる点の2つに関しては要注意です。最初から最後まで平穏無事に旅できるのが一番ですが、何らかのトラブルが発生した場合は思わぬ出費に繋がることがあります。

中でも、怪我や病気によって入院が必要となった場合は数百万円単位で費用がかかることもあるため、入らないなら入らないなりに現地での行動には細心の警戒を払うべきです。

海外旅行保険は必要となったからと言って急に加入しても効力は発揮されないので、入念に精査しながら入るかどうかを決めてみてはいかがでしょうか。

はるまる

当日慌てて入っても間に合わないかも!

ぴちどん

いつどこでトラブルに遭っても備えられるよう海外旅行保険は入っておいて間違いはなし!

6.まとめ

今回は海外旅行に海外旅行保険はいらないか、加入の必要性と必須とされる理由をまとめました。

海外旅行に海外旅行保険はいらないという声があるものの、管理人のように車に轢かれる可能性もゼロではないため、特別な理由がない限りは加入しておいた方が安心です。クレジットカード付帯の保険があっても、健康面に絶対の自信があっても、保険料を節約したくても何かしら入っておくだけで安心感が変わります。

海外旅行保険は任意ということで入っても入らなくても問題はありませんが、予測不可能な出来事に備えて入っておくと良いでしょう。後になってから後悔することもあるので、最低限のものだけでも入っておくのはいかがでしょうか。

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トルコのヴァレンス水道橋

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