海外旅行のホテルでは、栓がされたお酒をいただく機会があるものの洗面台・トイレに栓抜きがないことも珍しくありません。外国ではよく浴室に栓抜きが備え付けられていますが、ないなら借りるなど適切に対処したいものです。では、どのように要望すれば良いのでしょうか。
今回は海外旅行のホテルの洗面台・トイレに栓抜きがない際の対応を解説します。併せて栓抜きを借りる時の対処法も説明します。加えて洗面台・トイレに栓抜きがある理由もまとめるので、海外旅行の宿泊にお役立てください。

海外旅行のホテルで洗面台やトイレに栓抜きがないと大変!



この記事では「海外旅行で泊まるホテルの洗面台・トイレに栓抜きがない際の対応」「栓抜きを借りる時の対処法」をまとめるよ!
1.海外旅行のホテルの洗面台・トイレに栓抜きがある理由


まずは海外旅行のホテルの洗面台・トイレに栓抜きがある理由を見ていきましょう。
外国のホテルでは、以下のような理由で洗面台やトイレに栓抜きが置かれています。
- コンビニやスーパーで購入したお酒の栓を外すため
- ミニバーに常設されているお酒の栓を外すため
こればかりは宿泊施設によるのですが、海外ではコンビニやスーパーで購入したお酒の栓を外すため、ミニバーに常設されているお酒の栓を外すため、浴室に栓抜きが埋め込まれていることもあるのです。
もちろん、栓抜きの有無は場所によって変わりますが、管理人は洗面台・トイレの水道部分に栓抜きが備えられているホテルに泊まったことがあります。世界を見渡すと珍しい光景ではありますが、もしかすると国によっては普通の光景なのかもしれません。むしろ、王冠やコルクが付いているお酒は素手で開けるのが難しいため、栓抜きが必須です。
そうした部屋でお酒を嗜みたい人に向けて栓抜きがあるのでしょう。



缶は栓抜きいらずだけど、王冠付きやコルク付きの瓶は必要だよね!



ビールとかワインとかお酒をよく楽しむ人にとっては「あると助かる」ってことで常設されてるのかも!
2.ホテルの洗面台・トイレに栓抜きがない際の対応


次にホテルの洗面台・トイレに栓抜きがない際の対応を見ていきましょう。
- 角に引っ掛けて開ける
- 金属に引っ掛けて開ける
- 持参したもので開ける
- 歯で強引に開ける
- フロントで借りる
- 瓶同士で開ける
もし宿泊予定のホテルの洗面台・トイレに栓抜きがない場合は角や金属に引っ掛けて開ける、持参したもので開ける、歯で強引に開ける、フロントで借りる、瓶同士で開けるなどの方法を試してみてください。
2-1.角に引っ掛けて開ける
王冠やコルクが付いているお酒は、栓抜きがなくても角に引っ掛けて開けることが可能です。
台座や段差があれば、角部分に引っ掛けて瓶を開けられます。
2-2.金属に引っ掛けて開ける
王冠やコルクが付いているお酒は、金属に引っ掛けて開けることも可能です。
スプーンやフォークがあれば、金属部分に引っ掛けて開けられます。
2-3.持参したもので開ける
日本では栓抜きがなくても開けられるお酒が主流となりつつありますが、外国では未だに栓抜きがないと開けられないお酒があります。王冠やコルクのように完全に密閉されたものだと素手で開けるのはまず無理なため、持参したもので開けるのが良いです。
お酒好きな人はマイボトルオープナーを持参することで万事解決。あんなお酒もこんなお酒も部屋で飲み放題です。別途で借りる必要もないので、フロントに電話する手間も避けられます。
2-4.歯で強引に開ける
あまりおすすめはできませんが、海外の猛者の中にはお酒の王冠やコルクを歯で強引に開ける人もいます。「歯が欠けたり抜けたりしてもまったく厭わない」という人は、ぜひお試しください。
外し方は己の力頼り、上顎もしくは下顎の歯に引っ掛けてキュポンッとするだけ!
きっと歯医者のお世話になることになりますが、お酒は美味しくいただけるはずです。いや、歯がなければせっかくのお酒も血の味に変わってしまうからこそ、やはり専用の栓抜きで開けましょう。
2-5.フロントで借りる
最も確実な方法が、フロントで栓抜きを借りるという方法です。ホテルによっては各部屋に栓抜きを置いておらず、宿泊客から申し出があった場合のみ貸し出ししているところがあるため、必要に応じて借りることをおすすめします。
王冠付きやコルク付きのお酒が主流の国では大抵フロントですぐに借りられるので、ぜひ勇気を持って申し出ましょう!とにもかくにも栓を開けたいんだと!
2-6.瓶同士で開ける
一部のお酒好きの間で行われているのが、瓶同士で栓を開けるという荒業です。
片方の瓶の蓋をもう片方の瓶の蓋に引っ掛け、てこの原理で開けます。
ただ、瓶と瓶を擦ると滑って落としてしまうことがあるため、お気を付けください。また、瓶と瓶がずれた瞬間に手を切ることもあるので、注意しましょう。



口で開ける人とか恐ろしいよね!笑



どうしても栓抜きがないなら諦めるって選択肢もある!
3.栓抜きを借りる時の対処法


最後に栓抜きを借りる時の対処法についてまとめます。
- フロントに連絡する
- 正しい方法で開栓する
- フロントに返却する
宿泊予定のホテルで栓抜きを借りる手順はとてもシンプルなため、心配する必要はありません。
フロントに連絡、正しい方法で開栓、再度フロントに返却するだけ。難しいことは何1つありません。ただ、折れたり曲がったりすると弁償させられることがあるので、取り扱いには注意が必要です。
3-1.フロントに連絡する
まずはフロントに連絡して、以下のようにお伝えください。
- 栓抜きはありますか?:Do you have a bottle opener?
- 栓抜きを持ってきてもらえますか?:Can you bring me a bottle opener?
栓抜きは英語で「Bottle opener」と表現します。以上のように伝えれば、すぐに持ってきてくれるはずです。
3-2.正しい方法で開栓する
栓抜きを借りたら、正しい方法で開栓します。王冠やコルクに合わせて瓶の胴体を固定し、栓抜きの爪を引っ掛けると比較的楽に開けることが可能です。
ただ、王冠付きのビールとコルク付きのワインでは栓の開け方が異なるため、気を付けておきたいです。また、瓶の形状によっても外し方が違うので、注意が必要となります。
3-3.フロントに返却する
無事に開栓できたら、フロントに連絡して、以下のように伝えましょう。
- 栓抜きをありがとうございました。:Thank you for the bottle opener.
- 栓抜きを返します。:I’ll give you the bottle opener back.
お礼は英語で「Thank you」と表現します。以上のように伝えれば、すぐに返せるはずです。



僕はビールもワインも滅多にいただかないけど、海外のお酒に興味がある人はマイ栓抜きがあると便利!



外国でお酒をいただくならボトルオープナーがあると役立つんじゃないかな!
4.まとめ
今回は海外旅行のホテルの洗面台・トイレに栓抜きがない際の対応、栓抜きを借りる時の対処法をまとめました。
外国のホテルでは、部屋でビールやワインなどのお酒を嗜む人も多いですが、宿泊施設によっては栓抜きがなくて開けられないことも少なくありません。王冠やコルクが付いているお酒ほど、素手ではなかなか開けられないため、ボトルオープナーが必須です。
大抵は洗面台・トイレに埋め込まれているか部屋のどこかに備え付けられているので、アメニティが設置されている場所を探してみてください。どうしても見当たらない場合は、フロントで借りることをおすすめします。