海外旅行のホテルでは、シャワーカーテンやバスタブタオルが臭いということが結構あります。ホテルによってはカビ・雑菌があっても放置しており、泣く泣く我慢して入浴しなければならない場合も……ただ、シャワーカーテン・バスタブタオルが臭い原因や対処方法を知っておけば安心です。
今回は海外旅行のホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い原因を解説します。併せてカビや雑菌の対処方法も説明します。加えてシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い問題もまとめるので、海外旅行の宿泊にお役立てください。
海外旅行のホテルでシャワーカーテン・バスタブタオルが臭いと汗を流すのも一苦労!
この記事では「海外旅行で泊まるホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルの使い方」「使用後の対応と取り扱いの注意点」をまとめるよ!
1.海外旅行のホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い問題
まずは海外旅行のホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い問題を見ていきましょう。
外国のホテルはスタンダード以上であれば、シャワーカーテン・バスタブタオルが臭いということはほとんどありません。
ただ、スタンダード以下の安宿となるとシャワーカーテン・バスタブタオルが臭いことは日常茶飯事で、仮に洗ったとしても匂う……なんてことも。管理人もアジアやアフリカの安宿に泊まった際、木や土が腐ったような不快な匂いが漂ってきてゾッとしたことがあります。
ホテルの水道の中には細菌が発生していて、腐敗臭が漂ってくることも珍しくありません。それくらい異国のお風呂やシャワーは日本のものとはまるっきり別物です。
現地ではシャワーカーテンやバスタブタオルが臭いことも平常運転だったりするので、むしろ「そういうもの」と覚悟していた方が安心かもしれません。
ばい菌の付着したシャワーカーテン・バスタブタオルが体にくっつくと思うとちょっと怖いよね!
あのまとわりつく感じが嫌っっっ!
2.ホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い原因
次にホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い原因を見ていきましょう。
- 汗や皮脂が付着している
- カビや雑菌が繁殖している
- しばらく交換していない
- 久しく洗濯していない
ホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い場合、原因がいくつか考えられます。その原因がわからない限りは滞在中ずっと悪臭を嗅ぐことになるため、まずは何が原因なのかを突き止めましょう。
2-1.汗や皮脂が付着している
シャワーカーテン・バスタブタオルの匂いの原因は、汗や皮脂にあります。汗や皮脂が付着したままの状態が続くといずれ腐敗し、嫌な匂いの発生源となります。
排水溝に溜まった髪の毛や石鹸のカスが腐敗して匂いの原因になることもあるため、定期的に取り除くことが必要です。
2-2.カビや雑菌が繁殖している
カビや雑菌もシャワーカーテン・バスタブタオルの匂いの原因となります。お風呂やシャワーのあるバスルームは湿気が充満しており、カビや雑菌にとって好都合な環境となります。
温度が20℃、湿度が70%を超えると一気に繁殖しやすくなるので、浴室は常に換気扇を回しておくことが必要です。
2-3.しばらく交換していない
日本のホテルでは毎日清掃が入るのが当たり前ですが、外国のホテルでは毎日掃除してもらえるわけではありません。中には、しばらくシャワーカーテン・バスタブタオルを交換していないホテルもあるでしょう。
当然ながら、数日数週間と交換されなければ汚れが沈着し、嫌な匂いの原因となります。
2-4.久しく洗濯していない
同様に、久しくシャワーカーテン・バスタブタオルを洗濯していなければ、嫌な匂いは避けられません。現地のホテルによっては2日に1回、3日に1回しか洗濯していないところもあるかもしれません。
もちろん、洗濯の回数が十分でなければ汚れが沈着し、嫌な匂いの原因となります。
汗や皮脂、髪の毛や石鹸のカスが腐って嫌な匂いの原因になるんだ!
厳密には、原因物質から育ったカビや雑菌が匂いの原因!
3.ホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルのカビや雑菌の対処方法
最後にホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルのカビや雑菌の対処方法についてまとめます。
- 極力濡らさないようにする
- 水分を十分に拭き取る
- 浴室乾燥機を起動する
ホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い場合、いくつかの対処方法を試してみるのがおすすめです。ちょっとした対処方法で消える場合もあるので、まずはできる限りの手を尽くしてみましょう。
3-1.極力濡らさないようにする
シャワーカーテン・バスタブタオルは濡れると臭いため、極力濡らさないようにしてください。
匂いの原因とされるカビや雑菌は人間の汗や皮脂、髪の毛や石鹸のカスだけでなく水分さえも栄養として増殖します。湿気のある環境を好むカビや雑菌は濡れることでさらに増殖して悪臭を放つようになるので、濡らさないのがベストです。
もし濡らしてしまったらそのまま放置せず、ハンガーにかけて乾かしましょう。
3-2.水分を十分に拭き取る
カビや雑菌は湿気があるところで急激に増殖するため、入浴後は水分を十分に拭き取りましょう。
栄養となる水分を拭き取るだけでもカビや雑菌の増殖は抑えられます。水分さえなければ急激に増殖して悪臭を放つことはないので、風通しの良いところで乾かしたり、絞って広げておいたりするのがマストです。
くれぐれもバスタブに入れたままにしたり、床に置いたままにしたりしないでください。
3-3.浴室乾燥機を起動する
ホテルによってはバスルームに浴室乾燥機があるため、もし設置されているなら滞在中はずっと起動させておくことを推奨します。浴室乾燥機を起動させておくだけでバスルームの湿気をある程度除去可能で、カビや雑菌による嫌な匂いも一定まで抑えられるはずです。
浴室乾燥機がないホテルでは、ドライヤーで湿気を飛ばすだけでもカビや雑菌の増殖を防げるでしょう。
ものによってはバスルームの換気だけでなく温風・冷風を送れるものもあり、洗濯物を乾かすのにも便利です。洗濯物の生乾き臭対策の他にヒートショック予防にも役立つので、バスルームではぜひ浴室乾燥機をご使用ください。
旅行中に出た洗濯物は、窓際に干すのもあり!
濡れた洗濯物をバスルームにかけておくと浴室に湿気が充満するから、エアコンの風とかで乾かすのも良いかも!
4.まとめ
今回は海外旅行のホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭い原因、カビや雑菌の対処方法をまとめました。
外国のホテルでは、浴室のシャワーカーテン・バスタブタオルが臭いということが往々にしてあります。その原因は多種多様で汗や皮脂が付着している場合もあれば、カビや雑菌が繁殖している場合もあります。他にもしばらく交換していなかったり、久しく洗濯していなかったりすることで臭くなることも珍しくありません。
もしホテルのシャワーカーテン・バスタブタオルが臭いのであれば、極力濡らさないようにしたり水分を十分に拭き取ったり浴室乾燥機を起動したりするのが有効です。ただし、下手に触ると面倒なトラブルに巻き込まれることもあるので、交換・洗濯してもらえそうな場合は早めに受付に相談するのが賢明です。