海外旅行中、滞在先のホテルで「ドライヤーを使用したいけど時間的に大丈夫かな」と迷ったことはありませんか。深夜や早朝だとドライヤーの音が階下や階上、隣室にどれだけ響くか気になるものです。だからこそ、迷惑なタイミングや時間には配慮が必要です。
今回は海外旅行のホテルのドライヤーは何時から何時までなのかを解説します。併せて迷惑なタイミングや時間も説明します。加えてドライヤーの機会を見逃さないためのヒントもまとめるので、海外旅行の宿泊にお役立てください。
ホテルでのドライヤーはタイミングや時間に要注意。
この記事では「海外旅行のホテルのドライヤーは何時から何時までなのか」「迷惑なタイミングや時間」をまとめるよ!
1.海外旅行のホテルのドライヤーは何時から何時まで?


まずは海外旅行のホテルのドライヤーは何時から何時までなのかを見ていきましょう。
- 深夜の22時前
- 日中の9時~18時
- 早朝の8時後
ドライヤーの使用は、国内では24時間OKな宿泊施設があるものの、海外では騒音を回避する目的で早朝・深夜に限りNGの宿泊施設もあります。最近では省エネの観点から、使用できるタイミング・時間を制限している宿泊施設も珍しくありません。逆に、深夜の22時前・日中の9時~18時・早朝の8時後なら大丈夫です。
1-1.深夜の22時前
宿泊施設では、深夜の22時前までドライヤーを使用して構いません。
「クワイエットアワー」と呼ばれる深夜22時以後でなければ、苦情に繋がることは稀です。ホテルによっては「深夜0時前まで可」としているところもあるものの、他の宿泊客が寝ている間は音を抑えた風量で使用するよう配慮が求められます。
ホテル従業員の方曰く、深夜の騒音はクレームに繋がりやすいとされているため、配慮するに越したことはありません。
1-2.日中の9時~18時
一般的に、日中の9時~18時の間は比較的迷惑になりにくい時間帯です。
宿泊施設の規則は「深夜・早朝の騒音に配慮するように」との文言はあっても、日中の利用については特別な制限を設けていないホテルも珍しくありません。
他の宿泊客に迷惑をかけたくない場合は、日中に使用することをおすすめします。
1-3.早朝の8時後
宿泊施設では、早朝の8時前からドライヤーを使用して差し支えありません。
「クワイエットアワー」と呼ばれる早朝8時以前でなければ、苦情に繋がることは稀です。ホテルによっては「早朝6時後から可」としているところもあるものの、他の宿泊客が眠っている間は音が控えめな風量で使用するよう配慮が求められます。
ホテル従業員の方曰く、早朝の騒音もクレームに繋がりやすいとされているので、配慮するに越したことはありません。
常識の範囲内であれば、迷惑になることはないと思う!
深夜と早朝だけ避けるようにすれば、他は大丈夫!
2.迷惑なタイミングや時間


次に迷惑なタイミングや時間を見ていきましょう。
- 共用部分の営業時間外
- 深夜・早朝の前後
宿泊施設でドライヤーを使用する場合、共用部分の営業時間外と深夜・早朝の前後は他の宿泊客の迷惑になることがあります。該当の時間帯は、意識的にドライヤーの使用を避けるのがマナーです。
2-1.共用部分の営業時間外
共用部分の営業時間外は、ドライヤーを使用しないのが暗黙の了解です。
例えば、併設されている温浴施設をはじめ、コインランドリーやロビーラウンジでもドライヤーは使用可能ですが、営業時間外の使用は原則禁止されています。営業時間外に該当の施設でドライヤーを使用すると、結果的に他の宿泊客の迷惑になるため、フロントで使用できる時間をご確認ください。
2-2.深夜・早朝の前後
深夜・早朝の前後も、ドライヤーを使用しないのが鉄則です。
就寝中の宿泊客すべてに配慮することは困難だと思いますが、深夜・早朝での使用は避けるのがマナーとされています。ドライヤーの使用音は通常80dB~90dBと言われており、壁越しでも騒音に感じる場合があるので、深夜・早朝は原則使用しないようにしましょう。
敏感な人だと、壁越しのドライヤー音だけで寝られなくなってしまうことがあるから、配慮は必須!
長時間の使用は避けて、短時間で済ませるような工夫も必要かも!
3.ドライヤーの機会を見逃さないためのヒント


最後にドライヤーの機会を見逃さないためのヒントについてまとめます。
- 壁から離れて使用する
- 髪を乾かすルーティンを決める
- 携帯ドライヤーを持参する
- 速乾性のあるものを併用する
- 扉や窓を閉めて使用する
- 風量を調整する
快適に髪を乾かしたい場合は、ちょっとした工夫をするだけでも変わってきます。例えば、壁から離れて使用する、髪を乾かすルーティンを決める、携帯ドライヤーを持参する、速乾性のあるものを併用する、扉や窓を閉めて使用する、風量を調整するなどです。
適切に配慮さえすれば、迷惑になることは滅多にないはずです。
3-1.壁から離れて使用する
ドライヤーは、壁から離れて使用することで反響音を抑えられます。
壁の近くでドライヤーをすると壁伝いに音が反響するだけでなく揺れまで伝わってしまうため、他の客室への迷惑を考えるなら壁との距離を一定に保って使用するのがおすすめです。
3-2.髪を乾かすルーティンを決める
髪を乾かすルーティンを決めておけば、時間を短縮できます。
ドライヤーを使用する時間が長引くほど迷惑をかけてしまう可能性が出てくるため、「前髪⇒根元⇒中間⇒毛先」という具合にルーティンをある程度決めておくと安心です。
3-3.携帯ドライヤーを持参する
携帯ドライヤーを持参すれば、いつでも髪を乾かせます。
例えば、静音性に優れたモデルを持ち込めば、時間を問わず髪の毛を乾かすことが可能です。もちろん、静音モデルでも深夜や早朝のドライヤーは避けたいものの、備え付けのものと比べても比較的静かに乾かすことができます。
コンパクトなものほど音量も気にならないので、持ち運びできる静音ドライヤーがあると安心です。
3-4.速乾性のあるものを併用する
速乾性のあるものを併用することで、さらにドライヤータイムを時短できます。
例えば、マイクロファイバータオルで先に水分を拭き取っておけば、ドライヤーを当てる時間を最小限にすることが可能です。ドライヤーの力を最大限に発揮するには、十分に水分を拭き取ることが必要不可欠です。
髪の毛をある程度カットしておけば、さらに時短になります。
3-5.扉や窓を閉めて使用する
ドライヤーは、扉や窓を閉めて使用することでも音を抑えられます。
扉や窓を開けたままドライヤーをすると部屋から音が漏れてしまうので、他の客室への迷惑を考えるなら扉や窓にも気を配って使用するのがおすすめです。
3-5.風量を調整する
ドライヤーの音は風の量に左右されるため、状況に応じて調整するのも良いでしょう。
「強」でうるさいと感じる場合は「弱」にしてみてください。
シンプルに風の量を抑えればドライヤーの音も抑えられるので、まずは一番優しいレベルに設定してみて、音の具合がどうなのか(騒音レベルなのか)を判断してはいかがでしょうか。
ちょっとの気遣いで、迷惑をかけずに済みそう!
迷惑になるかもって過度に怯える必要はないけど、他のお客さんに配慮することは忘れないようにしたいところ!
4.まとめ
今回は海外旅行のホテルのドライヤーは何時から何時までなのか、迷惑なタイミングや時間をまとめました。
ホテルに滞在する場合、ドライヤーは深夜の22時前・日中の9時~18時・早朝の8時後であれば迷惑にはならないでしょう。ただ、共有部分の営業時間外と深夜・早朝の前後は避けるべきです。人によっては、フロントに苦情を入れられることがあります。
他の人に迷惑をかけたくない場合は、壁から離れて使用する、髪を乾かすルーティンを決める、携帯ドライヤーを持参する、速乾性のあるものを併用する、扉や窓を閉めて使用する、風量を調整するなど工夫をしてみてはいかがでしょうか。
