海外旅行グループ旅にはメリット・デメリットの両方があります。単独行動が苦手な人にとって集団行動できるグループ旅は安心ですが、良い点・悪い点を把握しないまま旅に出ると後悔するため、あらかじめ利点・欠点を理解しておきたいです。
今回は海外旅行のグループ旅のメリット・デメリットを調査しました。ここでは集団行動の注意点も共有いたします。併せて海外旅行グループ旅が向いている人もまとめるので、みんなで旅を楽しみたい方はぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
酸いも甘いもあってのグループ旅!
この記事では「グループ旅のメリット・デメリット」「集団行動の注意点」をまとめるよ!
1.海外旅行グループ旅が向いている人
まずは海外旅行グループ旅が向いている人をまとめます。
海外旅行グループ旅は誰でもできるものですが、向いている人と向いていない人がいます。そのため、まずは自分自身にグループ旅が向いているのかどうかを判断することが重要です。
- みんなで旅を楽しみたい人
- 単独行動が苦手な人
- 集団行動したい人
グループ旅はみんなで旅を楽しみたい人、単独行動が苦手な人、集団行動したい人に最適と言えるでしょう。
なんでも複数人で決めるのが好きな人であれば、スケジュールからフライトなど、何から何まで自由に決められるグループ旅がおすすめです。“行動を任せられたくない人”ほど、より海外グループ旅に没頭できるのではないでしょうか。
みんなで旅を楽しみたい人はグループ旅がおすすめ!
単独行動が苦手な人や集団行動したい人も複数人で旅するのが良いんじゃないかな?
2.グループ旅のメリット
ここからはグループ旅のメリットをまとめます。
- 貴重品を誰かに預けられる
- 事件に巻き込まれにくくなる
- 写真を撮ってもらいやすい
- すぐに感動を共有できる
- ツアーが限られない
- 割安料金になる
海外旅行グループ旅にはいくつかのメリットがあります。ここでは各メリットについて詳しく解説するので、旅のスタイルに合っているか照らし合わせつつお読みいただけると幸いです。
2-1.貴重品を誰かに預けられる
グループ旅は貴重品を誰かに預けられるのが、強みです。同行者がいなければ「ちょっと荷物を見てて」と気軽に預けられませんが、グループ旅では預けられます。
列に並んでいる最中にトイレに行きたくなっても離れられるのはもちろん、席に座って待っててもらうこともできます。荷物を常に肌身離さず持っていなくてもいいため、不便を感じる場面はほとんどないでしょう。
2-2.事件に巻き込まれにくくなる
グループ旅は仲間がいる分、事件に巻き込まれにくくなります。
海外の犯罪は国内と比べて多く、最悪の結果を招くことも少なくありません。複数人だと事件に遭遇してもすぐに助けを呼べるので、比較的安全と言えるでしょう。
日中は当然ながら夜中でも複数人で歩いていれば、地元の不良に絡まれることもないはずです。
2-3.写真を撮ってもらいやすい
旅の思い出を残すのに写真は欠かせませんが、グループ旅だと撮ってくれる人がすぐに見つかります。
同じ観光客や旅行者なら頼みやすいですが、現地の人の中には「写真を撮ってあげる」と言いながらカメラやスマホを奪ってくる人がいます。もしくは「チップを払うまで返さない」と脅してくる人までおり、安心して任せられません。
記念撮影を同行者に任せられるのは、グループ旅ならではの利点と言えるでしょう。
2-4.すぐに感動を共有できる
海外旅行は美しい絶景に感動したり、美味しい絶品に感動したり……何かと感動の連続です。
グループ旅はその感動を共有できる人が隣にいます。一緒に「美しいね」「美味しいね」と共感できる人がいるというのは、ちょっとだけ頼もしいものです。
最近はSNSがあるからすぐに共有自体はできるのですが、リアルタイムで共感してくれる人がいると旅の感動が倍増するのではないでしょうか。
2-5.ツアーが限られない
複数人だと申し込めるオプショナルツアーに限りがありません。
現地ツアーによっては「2名~4名での参加」など人数制限が設けられているものもあり、1名では申し込みすらできないことが珍しくありません。
2-6.割安料金になる
グループ旅でツアーを予約すると、割安料金になることがあります。1人で予約するよりも0.5倍ほど割安になることがあるため、ややお得感があるでしょう。
最近ではグループ参加限定のツアーもあって比較的お得感は是正されつつあるものの、未だに複数人での参加は優遇されていると感じる場面が珍しくありません。
グループ旅はメリットがいっぱい!
メリットを把握しておくことが重要!
3.グループ旅のデメリット
ここからはグループ旅のデメリットをまとめます。
- お金の管理がしにくい
- 思い立っても即行けない
- 開放感が得られない
- マイペースに動けない
- 旅費を抑えられない
海外旅行グループ旅にはいくつかのデメリットもあります。ここでは各デメリットについて詳しく解説するので、旅のスタイルに合っているか照らし合わせつつお読みいただけると幸いです。
3-1.お金の管理がしにくい
グループ旅は移動費・宿泊費・飲食費・観光費を割り勘する必要があります。個人個人で財布を管理しなければいけないため、後から「誰が払った」「誰が払ってない」と揉めることがあるでしょう。
オプショナルツアー・グルメ・ショッピングなど要所要所でお金が必要となりますが、グループ旅はすべて複数人分で計算しなければならないので、間違うことがあります。
3-2.思い立っても即行けない
グループ旅は思い立っても即行けません。同行者と日程を合わせて休みを取ったり、予定を変えたりする必要があるため、何かと苦です。
大型連休や長期休暇だけでなく、有給休暇を消費して旅するのも四苦八苦。グループ旅ならローシーズンを避けて、あえてハイシーズンを選ぶしかないかもしれません。
飛行機・ホテル・レストランを選ぶのも一苦労。インスピレーションでフライトを決めて、現地に着いてから飲食店や宿泊施設を決めるなんてのはNGです。
3-3.開放感が得られない
グループ旅の欠点は、圧倒的な開放感が得られない点にあると言えるでしょう!
誰かのアイデアに合わせたり意見を優先したりする必要があり、何をするにも自由に決められない……「今日は市街地を散策するって言ったじゃん」「明日は郊外にある絶景を探しに行くって話はどうしたの」など、グループ旅は何かと縛られるのがデメリットです。
3-4.マイペースに動けない
グループ旅はマイペースに動くと、険悪なムードになることがあるでしょう。
疲れでもいつでもどこでも仮眠・休憩できませんし、気分が乗らなかったら遅刻・寝坊するというのは通用しません。気持ちを切り替えてテレワークするなど言語道断です。
3-5.旅費を抑えられない
グループ旅は移動費・宿泊費・飲食費・観光費が複数人分かかるため、旅費は抑えられません。
誰かと一緒に旅をすると人数分の費用がかかるので、単純計算で2人なら2倍、3人なら3倍、4人なら4倍の料金がかかります。一部の飲食店や宿泊施設は1人で予約した方が割高になりますが、グループ旅の方が比較的旅費を抑えにくいです。
グループ旅にはデメリットもある!
デメリットを理解しておくことも大切!
4.集団行動の注意点
ここからは集団行動の注意点をまとめます。
- 計画を丸投げしない
- 自己中な言動をしない
- 周囲の輪を乱さない
- 突然ドタキャンしない
- 文句は口にしない
- 予定を詰め込まない
- 予約確認を怠らない
外国で集団行動する際は、同行者に計画を丸投げしないようにしてください。
「いつからいつまでいるのか」「どこに行くのか」「何をするのか」など、スケジュールをすべて人任せにしてしまうと相手にだけ負担がかかります。滞在先の住所、滞在の日数、滞在の目的などは協力して決めると安心です。
自己中な言動をしたり、周囲の輪を乱したりするのも避けたいです。突然ドタキャンしたりするのも避けることを推奨します。
なお、集団行動において文句を口にするのはNG。軽率な発言が不穏な空気を招くことがあるため、雰囲気を壊さないよう慎重に発言しましょう。他にも、予定を詰め込まない・予約確認を怠らないよう気を付けておきたいです。何が喧嘩に繋がるかわからないのが海外の怖いところなので、複数人で行動する時はより慎重になりましょう。
よりみんなで旅を楽しむなら、アクティビティやレクリエーションなどのオプショナルツアーに参加したり、レジャーに挑戦したりするのが良いかもしれません。
海外旅行グループ旅は常に集団行動だからこそ注意が必要!
不測の事態に備えておくことも忘れずに!
5.まとめ
今回は海外旅行のグループ旅のメリット・デメリット、集団行動の注意点をまとめました。
海外旅行グループ旅をしてみたい方は、集団行動するメリット・デメリットについて把握しておくことが大切です。どれほど旅慣れしている人でも事件に遭遇する可能性があるため、グループ旅の心得は深く理解しておきたいです。
ただ、グループ旅は集団行動が好きな人にとって理想の旅となるので、興味があるならあまり思い悩まずに旅立ってみてください。きっとグループ旅でしか得られないものがあるはずです。