海外旅行のホテルには、メイク鏡が備えられているにもかかわらず、いかんせん暗い……。照明こそあるものの、ドレッサーといった化粧鏡は明るくないのが常です。ホテルによっては、ライトをつけても照らしきれないのが一般的なため、対処の方法を知ってきたいところです。
今回は海外旅行のホテルのメイク鏡は暗いのかを解説します。併せてドレッサーを明るくする方法も説明します。加えてホテルで化粧をするスペースもまとめるので、海外旅行の宿泊にお役立てください。

外国のホテル事情を知っておくと安心!



この記事では「海外旅行で泊まるホテルのメイク鏡は暗いのか」「ドレッサーを明るくする方法」をまとめるよ!
1.海外旅行のホテルのメイク鏡は暗い!


まずは海外旅行のホテルのメイク鏡は暗いのかを見ていきましょう。
外国のホテルでは、メイク鏡がぼんやりと暗い場合とちゃんと明るい場合があります。
どちらかというと、明るくない可能性が高いです。スタンダードなホテルにはLED電球や白熱電灯をはじめ、シーリングライトやスポットライト、ダウンライトやペンダントライトなどが付けられているものの、ドレッサーといった本格的な化粧鏡を置いている可能性は低いです。
一方、ホテルによっては間接照明が置かれているため、状況に合わせて光量を操ると良いでしょう。
- スタンドライト(自立できる照明器具):移動可
- ブラケットライト(壁面に取り付けてある照明器具):移動不可
間接照明には主に置き型の照明器具であるスタンドライト(テーブルライト・フロアライト)があり、単に置いているだけのものであれば移動できます。対して、ブラケットライトのように壁掛けタイプのものは、移動できません。ゆえに、臨機応変な判断が必要です。
なお、ホテルによっては鏡台自体がないことがあるので、臨機応変な対応が求められるでしょう。メイク鏡の有無が気になる人は、ホテルを予約する段階で一度確認しておくと安心のではないでしょうか。



結局のところ、メイク鏡が暗いか明るいかはホテル次第!



どうしても不安なら予約の段階で問い合わせておこう!
2.ホテルのドレッサーを明るくする方法


次にホテルのドレッサーを明るくする方法を見ていきましょう。
- 自然光を応用する
- 照明器具を活用する
- 手鏡を使用する
ホテルのドレッサーが暗い場合は、自然光を応用する、照明器具を活用する、手鏡を使用するのがおすすめです。ここでは、それぞれの対応方法について詳しく解説します。
2-1.自然光を応用する
自然光を応用すれば、ある程度の明るさは確保できます。夜は太陽が出ていないため朝や昼にしか使えない手ではありますが、自然光を用いれば一定の暗さは解決可能です。
- 北向きの窓:1日を通して日が差し込みにくい
- 西向きの窓:午後(12時から18頃まで)
- 東向きの窓:午前(6時から12頃まで)
- 南向きの窓:1日を通して日が差し込みやすい
滞在する部屋によって窓の向きが変わるので気を付けたいですが、南向きの窓の部屋であれば1日を通して日当たり良好でしょう。一方、北向きの窓の部屋は1日を通して日当たり不良となるからこそ、注意が必要……どうしても太陽光を求めるなら、窓の向きで部屋を選んでみてはいかがでしょうか。
なお、鏡台のある位置で太陽光が入ってくる箇所が変わる点には十分ご注意ください。部屋の採光性に影響する遮蔽物にも、気を付けておきましょう。
2-2.照明器具を活用する
必要に応じて、照明器具を活用するのも手です。
カーテンを開けても光が入ってこない部屋では、移動式の照明器具を鏡台に置きましょう。ホテルによってはデスク用やベッド用のライトを動かせることがあるため、目的に応じて動かしてしまって構いません。気になるようであれば、スタッフに一度ご確認ください。
問題なければ、照明器具をメイク用のライトにできます。
2-3.手鏡を使用する
埋め込み式でドレッサーを動かせない場合は、手鏡をご使用ください。
例えば、最近ではカメラ用のフラッシュ兼ライトやスマホ用のクリップ式ライトがあるので、手鏡と併せて持参しておくと安心です。折り畳み式のライト付きミラーがあれば顔全体を均等に照らせてより重宝します。便利なアイテムやグッズを持っていけば、何も心配はありません。
鏡付きコンパクトがある人は、ぜひ持参しましょう。



ミラーライト付きのホテルを予約するのもあり!



ホテルのスタッフに言ったらアドバイスしてくれることもある!
3.ホテルで化粧をするスペース


最後にホテルで化粧をするスペースについてまとめます。
- 鏡台の付近
- デスク・ベッドの付近
- 浴室の洗面所の付近
- ロビーの付近
ホテルで化粧をするスペースとしては、鏡台・姿見の付近、デスク・ベッドの付近、浴室の洗面所の付近、ロビーの付近が一般的です。適切なスペースでメイクをすれば、快適にドレスアップできます。
3-1.鏡台の付近
ホテルで化粧するなら、鏡台の付近が最もスタンダードです。
鏡台が設置されている部屋であれば、気兼ねなくメイクできます。
3-2.デスク・ベッドの付近
もし鏡台が見当たらないのであれば、デスク・ベッドの付近で化粧するのもあり。
デスクやベッドにメイク道具を散らかすと汚してしまう可能性があるため、扱いには気を付けたいものの、きちんと片付けるのであれば大丈夫です。もしコスメが漏れ出そうな場合は、紙やタオルをしっかり敷いてから行うことをおすすめします。
3-3.浴室の洗面所の付近
ホテルで化粧するなら、浴室の洗面所の付近もスタンダードです。
浴室の洗面所であれば、飛び散りを気にせずメイクできます。
3-4.ロビーの付近
ゲストハウスやドミトリーで洗面所すらないのであれば、ロビーの付近で化粧するのも方法の1つ。
観光客・旅行者向けのホテルによっては、ロビー付近にパウダールームが設けられていることがあります。いわゆるボロ宿ではパウダールームも期待できませんが、ツーリスト対応のホテルなら安心。意外と設備が充実しているところも珍しくないです。



メイクをするスペースは人それぞれ!



邪魔にならないスペースでしよう!
4.まとめ
今回は海外旅行のホテルのメイク鏡は暗いのか、ドレッサーを明るくする方法をまとめました。
海外旅行のホテルでは、メイク鏡が暗いのが常。もしドレッサーなどの化粧鏡を明るくしたい場合は、自然光を応用したり、照明器具を活用したり、手鏡を使用したりするのがおすすめです。
まずは、ホテルに化粧鏡があるか一度ご確認ください。もしなさそうな場合は、携帯型のドレッサーを持ち込みましょう。