ハワイで別名レインボーフォールズとして知られる滝、それが虹の滝です。そこは条件が重なると滝壺に虹が現れる幻想的かつ神秘的な滝で、自然溢れるハワイ島ならではの景勝地……七色の光によって彩られる癒しの観光スポットです。
今回はハワイにある虹の滝の観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ旅行計画にお役立てください。

虹の滝は空にかかるものとは別の虹が拝める不思議な滝!



この記事では「ハワイにある虹の滝の観光情報」「レインボーフォールズの見どころ」をまとめるよ!
1.虹の滝の概要


まずは虹の滝の概要を見ていきましょう。
- 国:ハワイ
- 地域:ヒロ
- 特徴:滝
- 目玉:レインボーフォールズ
- 方法:個人/ツアー
- おすすめ度:
虹の滝はハワイ島のヒロという街にある不思議な滝です。直径約30mの滝壺に降り注ぐ太陽光が水しぶきに反射することで虹が出現するため、現地ではレインボーフォールズと呼ばれています。
まさに不思議な自然現象と出会える観光スポットと言えるでしょう。
ハワイ諸島の中で最も巨大なハワイ島のハイライトといえば、キラウエア火山を擁するハワイ火山国立公園ですが、虹の滝を擁するワイルク川州立公園もなかなか味があります。落差約24mの滝が降り注ぐ滝壺を展望台から一望すれば、南国の大自然を肌で感じられるでしょう。目の前に広がる南の島のジャングルは、言うなれば“現代のシャングリラ”です。
ちなみに、滝の裏にある洞窟にはヒナが住んでいたという言い伝えがあります。ヒナは月の女神で絶世の美女……かのハワイの英雄マウイの母親です。残念ながら、滝の裏側に行く手段はありませんが、現地に伝わる伝説を聞いてから訪れるとより冒険心を搔き立てられるのではないでしょうか。



ハワイを訪れるなら虹の滝は外せないね!



ヒロを拠点にするなら個人で行くのもツアーで行くのもおすすめだよ!
2.虹の滝の観光情報


次に虹の滝の観光情報を見ていきましょう。
2-1.予算
- 個人:数千円~1万円
- ツアー:1万円~3万円
- 予算総額:10万円~30万円
個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額はハワイ旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料はかかりません。
2-2.時間
- 営業時間:24時間
- 所要時間:30分~1時間
- 必要期間:5日~15日
営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。
2-3.場所
- 場所:ハワイ/ヒロ
- 住所:Hilo 96720, Hawaii
- 行き方:バス/タクシー/レンタカー/ツアー
- バス:20分~30分
- タクシー:5分~10分
- レンタカー:5分~10分
場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「ヒロ⇒虹の滝」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。
2-4.気候
- 1月~3月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- 4月~6月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- 7月~9月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- 10月~12月:やや暑くて雨が降りやすい気候
- ベストシーズン:1月~12月
平均 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
1月 | 27℃ | 18℃ | 225mm |
2月 | 26℃ | 18℃ | 265mm |
3月 | 26℃ | 18℃ | 350mm |
4月 | 27℃ | 19℃ | 275mm |
5月 | 28℃ | 20℃ | 195mm |
6月 | 28℃ | 20℃ | 175mm |
7月 | 29℃ | 21℃ | 240mm |
8月 | 29℃ | 21℃ | 265mm |
9月 | 29℃ | 21℃ | 225mm |
10月 | 29℃ | 20℃ | 250mm |
11月 | 27℃ | 20℃ | 365mm |
12月 | 27℃ | 19℃ | 285mm |
2-5.服装
- 1月~3月:薄手の服装
- 4月~6月:薄手の服装
- 7月~9月:薄手の服装
- 10月~12月:薄手の服装
- 持ち物:歩きやすい靴
2-6.治安
- やや良い
ハワイは総じて治安が良く、旅の拠点となるヒロも治安良好です。
2-7.注意点
- 動植物への接触
2-7-1.動植物への接触
虹の滝には希少生物が暮らしているため、動植物への接触には気を付けたいです。この地域一帯は貴重な生態系を構成する生き物も生息しており、ウミガメなどの動物やヤシの木などの植物も分布しています。当然ながら許可なく捕まえたり摘んだりしてはいけません。



観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。



Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!
3.虹の滝の見どころ
ここからは虹の滝の見どころをまとめます。


3-1.虹の滝
おすすめ度:
七色の光が弾ける滝。
虹の滝はレインボーフォールズなど見どころ満載です。
ヒロ観光の目玉の1つである虹の滝は水量が多いことで知られ、風が吹くと水しぶきが舞い、太陽光を反射して虹がかかります。滝壺に虹が出る姿は幻想的とも神秘的とも言え、オアフ島といった他の離島から見に来る人も少なくありません。一方、虹が見られる時間帯は午前9時~11時までと限定的なので、注意が必要です。
午後は見られる確率が低いものの午前は比較的高い確率で虹が見られるため、時間を工夫してみましょう。
「水にかかる虹」という意味でワイアヌエヌエとも呼ばれるレインボーフォールズの展望台には巨大なバニヤンツリーもあり、見応えも十分。ヒロの中心市街地には、カメハメハ大王像がある公園もあるなど意外と見どころが密集しています。個人的には、ヒロの海岸線をドライブするのがおすすめです。



虹の滝ではレインボーフォールズが目玉!



個人的には七色の光を帯びたレインボーフォールズがおすすめ!
4.虹の滝の体験談
最後に管理人が2023年9月に訪れた虹の滝の体験談を記しておきます。等身大の海外旅行記としてお楽しみください。





虹の滝に到着!もう響きからして素敵そうじゃない?



別名レインボーフォールズと呼ばれる滝、どんなのか気になるよね!



名前からして虹がかかる滝だってことはわかるけど、雨も降ってないのに本当に虹なんて見られるの?



まぁ、見られるんじゃない?晴れてるし!



虹って雨の後にできるものじゃない?晴れてたら見られないじゃない!



まぁまぁ、とりあえず展望台から覗いてみよう?





熱帯植物を隔てるように滝が落ちてて迫力満点。でも、虹はないね……ってか滝壺が陰ってるじゃないの。



黙ってたんだけど、ここレインボーフォールズでは必ずしも虹の滝が見られるとは限らないんだよね。



それを早く言ってよ!んで、虹がかかるにはどんな条件があるの?



太陽が出てて、水量が十分にあること!時間帯は午前9時~11時頃が一番虹を見られる確率が高いみたい。



もう午後ですやん!何なら夕方ですやん!



残念ながら滝壺に影が差し込むと虹は見られないらしい。





……ほら、レンズフレアの中に虹ができた!



無理に虹を作らなくていいから!



いや、限られた条件でも楽しもうとする姿勢を褒めてよね!



まぁガイドブックとかに載ってるような完璧な虹のアーチが見られる確率は相当低いと思うから、景色だけ楽しもう!





確かに、風景だけでも十分に楽しめるや。



虹の滝はヒロのダウンタウンからすぐのワイルク川州立公園の一部なんだ。だから、自然を見るには絶好のロケーションなのさ。



言われてみると、森の中に滝が落ちる姿、なかなかレア。



州立公園内には全長24mのワイアヌエヌエ滝をはじめ、川沿いを遡っていくと複数の池に落ちるペエペエ滝もあるんだよね。



僕らは今回時間がなかったからパスしたけど、遊歩道を歩いて行けば他の滝も楽しめるってことか。



約30分ほど運転したところには、アカカ滝もあるっぽい。全部、州立公園内にあるからドライブしたい人はぜひ!訪れてみては?
5.まとめ
今回はハワイにある虹の滝の観光情報、レインボーフォールズの見どころをまとめました。
海外旅行でハワイを訪れるなら虹の滝がおすすめです。中でもレインボーフォールズは見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。