フィジーが誇る癒しの庭園、それがスリーピングジャイアント植物園です。そこはアメリカ人の俳優レイモンド・バーがコレクションしていた草花を展示する場所で、鬱蒼としたジャングルに覆われた密林の中を探検できるヒーリング観光スポットです。
今回はフィジーにあるスリーピングジャイアント植物園の観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ海外旅行の計画にお役立てください。
スリーピングジャイアント植物園はプライベート感のある緑の楽園!
この記事では「フィジーにあるスリーピングジャイアント植物園の観光情報」「展望台の見どころ」をまとめるよ!
スリーピングジャイアント植物園の概要


まずはスリーピングジャイアント植物園の概要を見ていきましょう。
- 国:フィジー
- 地域:ナンディ
- 特徴:植物園
- 目玉:展望台
- 方法:個人/ツアー
- おすすめ度:
スリーピングジャイアント植物園は2,000種類もの蘭がある植物園で、生き生きとした草花を見学できる場所です。観光地らしい観光地が周りにないからか、辺りはとても静かで喧騒の「け」の字もありません。まさに純度100%の熱帯雨林を堪能できる観光スポットと言えます。
一歩足を踏み入れれば、聞こえてくるのは足音と鳥の声だけ。
風に揺られてこすれ合う木々の音色が心地よく、ずっと耳を澄ませていたくなるほどトロピカル。
園内に敷かれた散策路を歩けば、カトレアなど洋ランの交配種にも出会えるため、ただ散歩しているだけでも癒されます。案内板に従って進めば見晴らしの良い展望台にも出られるので、ちょっとしたハイキング気分で訪れるのもありです。
フィジーを訪れるならスリーピングジャイアント植物園は外せないね!
ナンディを拠点にするなら個人で行くのもツアーで行くのもおすすめだよ!
スリーピングジャイアント植物園の観光情報


次にスリーピングジャイアント植物園の観光情報を見ていきましょう。
予算
- 個人:数千円~1万円
- ツアー:3万円~5万円
- 予算総額:8万円~24万円
個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額はフィジー旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料は変動するので直近の情報を調べておくと安心です。
時間
- 営業時間:9時00分~17時00分
- 所要時間:30分~1時間
- 必要期間:5日~10日
営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。
場所
- 場所:フィジー/ナンディ
- 住所:Garden of the Sleeping Giant, Wailoko Road, Nadi, Fiji
- 行き方:タクシー/レンタカー/ツアー
- タクシー:20分~30分
- レンタカー:20分~30分
場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「ナンディ⇒スリーピングジャイアント植物園」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。
気候
- 1月~3月:暑くて雨が降りやすい気候
- 4月~6月:暑くてやや晴れやすい気候
- 7月~9月:暑くて晴れやすい気候
- 10月~12月:暑くてやや雨が降りやすい気候
- ベストシーズン:5月~10月
| 平均 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
| 1月 | 31℃ | 23℃ | 360mm |
| 2月 | 31℃ | 23℃ | 340mm |
| 3月 | 31℃ | 23℃ | 340mm |
| 4月 | 31℃ | 22℃ | 170mm |
| 5月 | 30℃ | 21℃ | 90mm |
| 6月 | 29℃ | 20℃ | 55mm |
| 7月 | 28℃ | 19℃ | 45mm |
| 8月 | 28℃ | 19℃ | 65mm |
| 9月 | 29℃ | 20℃ | 75mm |
| 10月 | 30℃ | 21℃ | 90mm |
| 11月 | 31℃ | 22℃ | 125mm |
| 12月 | 31℃ | 23℃ | 205mm |
服装
- 1月~3月:薄手の服装
- 4月~6月:薄手の服装
- 7月~9月:薄手の服装
- 10月~12月:薄手の服装
- 持ち物:歩きやすい靴
治安
- やや良い
フィジーは総じて治安が良く、旅の拠点となるナンディも治安良好です。
注意点
- 動植物への接触
動植物への接触
スリーピングジャイアント植物園には希少生物が暮らしているため、動植物への接触には気を付けたいです。この施設には貴重な生態系を構成する生き物も生息しており、蘭や洋ランなど2,000本もの動植物が分布しています。当然ながら許可なく捕まえたり摘んだりしてはいけません。
観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。
Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!
スリーピングジャイアント植物園の見どころ
ここからはスリーピングジャイアント植物園の見どころをまとめます。


展望台
おすすめ度:
島を一望できる見晴台。
スリーピングジャイアント植物園は展望台など見どころ満載です。
ここは、言ってしまえば「よくある公園」みたいな場所ではあるものの、その素朴な佇まいには懐かしさにも似た哀愁を感じます。大人になってから忘れてしまった、子供の頃によく行った“裏山的な存在”とでも言いましょうか……とにかくなぜか癒されるのです。
島を一望できる展望台には特別なものは何もありません。あるのは、気持ちばかりの椅子と屋根だけ。
ただ、フィジーの旅で日頃の疲れを取りたいと考えている人にとっては、何もない場所だからこそ雑念を忘れてリラックスできるはずです。ただぼーっとしてるだけで、何もかもどうでも良くなってきます。もちろん、ホスピタリティがないわけではなく、サービスのドリンクがあったりスタッフがフレンドリーだったりと旅の醍醐味は折り紙付き。
ぜひ、みなさんも素朴なスリーピングジャイアント植物園で癒されてみては?
スリーピングジャイアント植物園では展望台が目玉!
個人的には島を見渡せる展望台がおすすめ!
スリーピングジャイアント植物園の体験談
最後に管理人が2024年10月に訪れたスリーピングジャイアント植物園の体験談を記しておきます。等身大の海外旅行記としてお楽しみください。


スリーピングジャイアント植物園に到着!陽気なガイドさんに連れられてやってきたこの場所はフィジーを代表する庭園!
……興味ある人、あんまいなさそう。
それは言い過ぎじゃないかな。ほら、名前とか超かっこいいよ!ジャイアントがスリーピングな植物園だからね?
和訳したら「眠れる巨人の植物園」か……くっ、悔しいけどかっこいい!


陽気なガイドさんのアロハシャツを追いかけつつ、日陰に逃げ込む。
なんか別のスタッフさんが植物の説明してくれるっぽい。
(……待てよ、ここはフィジーだからアロハシャツじゃなくてブラシャツになるのか?いや、それだとまるで下着っぽいしな。)
珍しく黙ってると思ってたらまたくだらないこと考えてたのね。


あれはウナズキヘリコニア!
オウムバナ科の植物で、熱帯アメリカ原産の多年草だよね。
バナナの仲間って言われてるけど、食べられるのかな。ちなみに、ギリシャ神話にも登場するみたい。
花言葉は「独特の個性」「風変わりな人」……ぴったりじゃん。


これはネムノキ!
マメ科の植物で、東南アジアとかにも自生している木。
暗くなると眠ると言われる木で「ネム」とか「ネブ」とも呼ばれるらしい。
花言葉は「胸のときめき」。なお、中国では夫婦円満の象徴とされるとかされないとか。


スタッフさんの説明を受けながらフィジーの植物を堪能。
庭園内は思ってたより手入れされてて、歩きやすい。木製の遊歩道もちゃんと敷かれてる。


……ロ、ロボってなんだ?
Google検索で調べたら「フィジーの調理方法」「フィジーの伝統料理」って出てきたけど、ただの石と丸太にしか見えない!
いや、試されてるんだと思う、僕たちの想像力を!
無理無理!ほぼ瓦礫同然のものから想像するには無理があるって!
かわいいだけのセキセイインコさんには無理でしょうなぁ。僕には見えるよ、美味しそうなご飯がね。
なんか腹立つっ!!


……ねぇ、森抜けたら展望台あるってよ。
「桐島、部活やめるってよ」みたいに言わないでね。


猫の尻尾らしきもの発見!
それはベニヒモノキ!
毒々しくて禍々しくて不思議。
トウダイグサ科の植物で、英名は狐の尾をはじめ毛虫や剛毛を意味する言葉から名付けられてるっぽい。
花言葉は「愛撫」「偽りのない心」「気まま」「誠の救世主」……だってさ、Googleレンズによると。
真の救世主は、Google神だったってことか。


谷を越えて山を越えた先に、フィジーの青空!
何もないけど、空気が新鮮で美味しい!
背伸びしたら海の方まで見える。
当初は「スリーピングジャイアント植物園?見どころあるの?」なんて思ってたけど、全然あるよね!


……お、展望台が見えてきた!
随分とこじんまりした展望台だね。
立派な展望台でしょ!そして、今になって車に轢かれた痛みが……!交通事故に遭ったの昨日の今日だもんなぁ。
もう休んでなよ、あの展望台で。


ふぅ、一通りスリーピングジャイアント植物園を散策したぞ。
どこもかしこもジャングルって感じだったけど、なかなか良かったね。
オーストラリア旅で行ったパロネラパークに通ずるものを感じたよ。
ここはもともとアメリカ人の俳優さんが個人的に所有してた場所だから、そういう点でもパロネラパークに似てるかもね。




水辺もあったりなんかして意外と涼しげ。
素朴な植物園スリーピングジャイアント、良きかな。
フィジーってだけでも旅先としては穴場だけど、スリーピングジャイアント植物園はもっと穴場かも。
ただ、それがいい。これでいい。


……んっ……んぐっ……ぷはぁ!
まだ飲んでないのにマイムしないでくれる?
水分を求めるあまり、肉体より精神が先走ってしまった。
んで?それは何のジュース?
これは、何かフルーツ的な奴のフレッシュジュース!
結局、最初から最後までふわっとした旅行記になっちゃった。でも、それくらい緩くていいのかもしれない、ここフィジーでは。
まとめ
今回はフィジーにあるスリーピングジャイアント植物園の観光情報、展望台の見どころをまとめました。
海外旅行でフィジーを訪れるならスリーピングジャイアント植物園がおすすめです。中でも展望台は見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。
