世界には漫画産業が盛んな国が少数存在し、毎年不朽の名作が生まれています。日本の漫画業界も随一の発行部数・印税収入・市場規模を誇り、海外でも人気です。ただ、世界には日本に迫る勢いで大ヒット作を世に送り出す国もあり、漫画に対する情熱も半端ではありません!
今回は世界の漫画大国ランキングを作成しました。ここではコミックの発行部数・印税収入がすごい国をランキング形式でトップ5まで掲載しています。漫画愛好家におすすめの地域をまとめるので、ぜひ旅先選びにもご活用ください。
漫画が好きな国はまごうことなき漫画の本場!
この記事では「世界の漫画大国ランキング」「コミックの発行部数・印税収入がすごい海外旅行先」をまとめるよ!
1.漫画大国がおすすめな人
まずは漫画大国がおすすめな人を見ていきましょう。
- 漫画が好きな人におすすめ
- 漫画の本場に行きたい人におすすめ
漫画大国は、漫画が好きな人や漫画の本場に行きたい人におすすめです。漫画作りが盛んな国は毎年スマッシュヒットを連発しており、日本で話題になってから海外で出版される作品も珍しくありません。逆に外国の作品が日本でバズるなど、漫画は国際交流の1つとなっています。
そんな漫画大国は常に漫画産業が活発ゆえに、生まれる作品のレベルも段違い……発行部数・印税収入・市場規模すべてにおいて他国を凌駕していると言えるでしょう!
ことさら漫画は日本発祥、今では日本の象徴とされています。アメリカのコミックスやフランスのバンドデシネなど、世界各地に「漫画の都」は存在するものの、日本こそが「漫画の聖地」と言えるでしょう。ただし、海外旅行で現地ならではのカルチャーやジャンルに触れてみるのもまた一興。現地での漫画読書はきっと漫画ファンにとってたまらない体験となるはずです。
人生で何百冊という漫画を読んできた僕も漫画の本場に行ってみたい。
漫画が好きな人や漫画の本場に行きたい人には漫画大国がおすすめかも!
2.漫画大国ランキング
ここからは漫画大国ランキングをまとめます。
当ランキングでは漫画の発行部数や印税収入をはじめ市場規模、漫画カルチャーの奥深さや漫画ジャンルの幅広さ、漫画作りへの情熱などを加味して選定しています。
- 日本
- アメリカ
- フランス
- 韓国
- 中国
- 総務省:世界の統計
- 講談社:ぶっちゃけ日本の漫画は世界でどうなの!?実際はどれくらいの人気?
- 漫画全巻ドットコム:歴代発行部数ランキング
- MMD研究所:日米韓3ヶ国比較:マンガ・WebTOON・アニメに関する動向調査
- その他の調査機関
- 管理人の実体験
漫画大国ベスト3は日本・アメリカ・フランスです。他にも韓国や中国も漫画作りが盛んな地域として知られています。
今回は漫画を累計1,000冊ほど読了している管理人が厳選するので、途中で漫画愛が溢れてしまったらごめんなさい!笑
では、さらに詳しいランキングを見ていきましょう。順位や星は管理人の独断偏見・趣味嗜好が含まれるものの、特定の国を差別・贔屓する意図はございません。
1位.日本
- 漫画産業の充実度:
日本は世界で一番の漫画大国です。漫画の製作本数、印税収入、市場規模すべてにおいて他国を牽引しており、やはり「漫画=日本」という印象は揺るぎません。それはここまで日本が漫画という1つのカルチャー・ジャンルを育ててきた証とも言えます。
参考までに、日本の歴代発行部数ランキングを一覧形式でご紹介します!
- ONE PIECE(ワンピース)
- ゴルゴ13
- 名探偵コナン
- DRAGON BALL(ドラゴンボール)
- NARUTO(ナルト)
- SLAM DUNK(スラムダンク)
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 鬼滅の刃
- 進撃の巨人
- 美味しんぼ
- BLEACH(ブリーチ)
- ジョジョの奇妙な冒険
- キングダム/金田一少年の事件簿/TOUCH(タッチ)/鉄腕アトム/ドラえもん/バキ/はじめの一歩/北斗の拳/僕のヒーローアカデミア
- キャプテン翼/呪術廻戦
- サザエさん
- HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
- バガボンド
- 三国志
- 鋼の錬金術師
- 東京卍リベンジャーズ
名を連ねるは、世界的ヒットを記録したジャンプ&マガジン&サンデー作品だらけ……どれも名作揃いです!
これほどまでの規模で漫画作りに情熱を注いでいる国は他にないでしょう。漫画の歴史・文化を支えてきたという意味でも、日本はまごうことなき漫画大国と言えるのではないでしょうか。もはや世界が認めているということで、1位にランクインさせていただきました!笑
「漫画大国はどこ?」と聞かれたら、やっぱり日本だよね。
ほとんどの作品が一度は目や耳にしたことがある。実際に読んだ作品はどれも傑作ばかり……日本こそが“No.1 MANGA LOVER”で間違いなし!
2位.アメリカ
- 漫画産業の充実度:
アメリカは世界有数の漫画大国です。漫画の発行部数・印税収入・市場規模では日本に及びませんが、漫画の影響力は随分なもの。ニューヨークは漫画の都と呼んでも差し支えないくらい漫画ファンが溢れており、日本の作品だけでなくコスプレイベントなども開催されています。
参考までに、アメリカで人気の日本漫画を一覧形式(順不同)でご紹介します!
- DEATH NOTE(デスノート)
- DRAGON BALL(ドラゴンボール)
- NARUTO(ナルト)
- 鋼の錬金術師
- BLEACH(ブリーチ)
- フルーツバスケット
- ベルセルク
- ラブひな
- るろうに剣心
- ONE PIECE(ワンピース)
アメリカの漫画は日本の漫画とは別物で、コミックスと呼ばれる読み物が主流です!
現地では豪快な作風が人気で、勧善懲悪・恋愛要素を描いたストーリーが人気。日本の漫画を熱心に追いかけるファンも珍しくなく、現地ではアニメイベントやコスプレイベントも大盛況……まさに日本の漫画を愛してくれている漫画大国と言えるでしょう。
アメリカでは日本の漫画が大人気!
アメリカの人気作品に「フルーツバスケット」「ラブひな」が入ってるのが興味深い!
3位.フランス
- 漫画産業の充実度:
フランスも世界屈指の漫画大国です。漫画の発行部数・印税収入・市場規模では日本に及びませんが、漫画の影響力は相当なもの。パリは漫画の都と呼んでも問題ないほど漫画ファンが溢れており、日本の作品だけでなくコスプレイベントなども開催されています。
参考までに、フランスで人気の日本漫画を一覧形式(順不同)でご紹介します!
- 鬼滅の刃
- 進撃の巨人
- 転生賢者の異世界ライフ
- 東京卍リベンジャーズ
- DRAGON BALL(ドラゴンボール)
- NARUTO(ナルト)
- HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
- 僕のヒーローアカデミア
- ホリミヤ
- ONE PIECE(ワンピース)
フランスの漫画も日本の漫画とは別物で、バンドデシネと呼ばれる読み物が主流です!
現地では繊細な作風が人気で、青春模様・成長過程を描いたストーリーが人気。日本で漫画家を目指すファンもおり、現地ではアニメイベントやコスプレイベントも大盛況……まさに日本の漫画に憧れてくれている漫画大国と言えるでしょう。
フランスでも日本の漫画が大人気!
フランスの人気作品に「転生賢者の異世界ライフ」「ホリミヤ」が入ってるのが興味深い!
4位.韓国
- 漫画産業の充実度:
韓国では意欲的に漫画製作が行われており、日本作品に影響を受けた漫画家が多く存在します。
韓国漫画は、市場規模が限られていて製作本数や印税収入は限られているものの、すでに日本と遜色ない漫画を描く作者も少なくありません。「漫画は日本だけのもの」と思っていたら韓国の漫画家に奪われるかもしれない……それくらい韓国の漫画業界は急激に成長中です。
もちろん、韓国では日本の漫画も大人気で政治経済の枠を超えて愛されています。日本と韓国の関係を繋いでくれるのは漫画かもしれません。それくらい韓国では日本漫画が人気です。
韓国漫画だと「俺だけレベルアップな件」「外見至上主義」「女神降臨」が代表作として知られてるよね!
うかうかしてたら日本の漫画に追いついちゃうかも!
5位.中国
- 漫画産業の充実度:
中国でも自発的に漫画製作が行われており、日本作品に影響を受けた漫画家が多く存在します。
中国漫画も、市場規模が限られていて製作本数や印税収入は限られているものの、すでに日本と遜色ない漫画を描く作者も少なくありません。「漫画は日本だけのもの」と思っていたら中国の漫画家に取られるかもしれない……それくらい中国の漫画業界は急速に発達中です。
もちろん、中国でも日本の漫画が大人気で政治経済の枠を超えて愛されています。日本と中国の関係を繋いでくれるのも漫画かもしれません。それくらい中国では日本漫画が人気です。
韓国漫画だと「彼女と彼」「群青のマグメル」「時間の支配者」が代表作として知られてるよね!
おちおちしてたら日本の漫画が追い抜かれちゃうかも!
3.その他の漫画大国
最後にその他の漫画大国をピックアップします。
その他の国は漫画の発行部数や印税収入、市場規模、漫画カルチャーの奥深さや漫画ジャンルの幅広さ、漫画作りへの情熱なども含めて判断しています。
……と言いたいところですが、漫画作りに精通している国自体が世界にはほとんどないため、漫画大国と呼べるほどの国は正直日本くらいしかないのが現状です。
アメリカやフランスでも漫画は作られていますが、そもそも日本のものとは別物です。アメリカはコミックスという独自の文化、フランスはバンドデシネという独自の文化を持っており、日本で流通している漫画とはまた違います。
極論を言えば「漫画大国=日本しかない」と言っても過言ではありません。そのため、ここでは日本漫画の翻訳版をよく読んでくれている国を調べてみました。ちなみに、ある大学の教授曰く、かつて世界に流通した漫画の約9割は日本だったという話もあったりなかったり。
- インド
- インドネシア
- シンガポール
- タイ
- 台湾
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- アルゼンチン
- ブラジル
- メキシコ
- スペイン
- ドイツ
- アラブ
- トルコ
日本の漫画は上記の国を中心に愛されています。もちろん、ここで挙げた以外の国にも日本の漫画を愛してくれている人は数え切れないほどおり、今や世界中で大人気です。アニメ化された作品はより人気が爆発する傾向にあり、現地の書店では翻訳版が重版出来……劇場も超満員!
漫画大国と呼べる国は世界に数えられるくらいしかありませんが、今後は日本の影響を受けて世界中で漫画が描かれるかもしれません。新時代の最高傑作が生まれるのは果たして日本なのか、はたまたその他の国なのか……今から楽しみで仕方ありません!
漫画作りは日本の専売特許という印象あるけど、他の地域も徐々に盛り上がってきてるんだ!
日本流の漫画が世界中で作られるようになってきてるんだよね。いずれはアフリカ漫画とかも登場するかもしれない!
4.まとめ
今回は世界の漫画大国ランキング、コミックの発行部数・印税収入がすごい海外旅行先をまとめました。
漫画大国と呼ばれる国では、毎年のように無数の作品が生み出されています。漫画好きにとって、漫画の本場はまさに天国……漫画の聖地を訪れる旅というのもまた乙ではないでしょうか。
「漫画産業が活発な国=歴史的な名作を生む」とは限りませんが、漫画文化が根付いている国ほど名作に出会える確率も計り知れません。漫画大国かどうかは発行部数・印税収入・市場規模だけで判断できるものではありませんが、日々漫画作りが行われている国はまごうことなき漫画大国です。
みなさんもぜひそんな漫画大国を訪れてみてはいかがでしょうか?