石垣島No.1のフォトジェニックスポット、それが川平湾です。宝石のような青が弾けるそのビーチはまさに人生の楽園、川平公園展望台へと吹き抜ける景色は唯一無二の絶景です。そこは日本百景にも選ばれる石垣島を代表とする観光スポットと言えるでしょう。
今回は石垣島にある川平湾の観光情報をまとめます。ここでは概要・予算・時間・場所・気候・服装・治安・注意点の他、実際に訪れた管理人が厳選した見どころも紹介します。記事の最後には体験談もあるので、ぜひ国内旅行の計画にお役立てください。
川平湾の燦々と輝くビーチを眺めるためだけに石垣島を訪れるのもあり!
この記事では「石垣島にある川平湾の観光情報」「グラスボートや展望台の見どころ」をまとめるよ!
1.川平湾の概要
まずは川平湾の概要を見ていきましょう。
- 国:沖縄/石垣島
- 地域:川平
- 特徴:公園/展望台/砂浜
- 目玉:グラスボート/展望台
- 方法:個人/ツアー
- おすすめ度:
川平湾は沖縄の離島、石垣島にあるサンゴ礁と熱帯魚と無人島の楽園です。光の加減や潮の満ち引きにより刻々と色を変える姿は、まごうことなき石垣島No.1のビーチ……そこは日本百景に相応しい絶景観光スポットとして愛されています。
入り江状の湾内には大小9つの無人島が点在しており、ポコポコと海に浮かぶ島々の景色は他では見られない絶景を描いています。ちなみに無人島はそれぞれ名前を持っており、特別な意味を持っているのだとか。
- 川平湾小島:湾内で最も大きい島
- マジパナリ:湾内で二番目に大きい島
- サイパナリ:シロサギの島
- ムクパナリ:婿の島
- ユミパナリ:嫁の島
- マヤパナリ:猫の島
- クバパナリ:ビロウの島
- キダパナリ:コクタンの島
- チャバンチキパナリ:詳細不明
石垣島を代表とする湾には無数のサンゴ礁や熱帯魚も生息しており、沖縄の原風景が凝縮されています。濃度100%の絶景は琉球らしさ満点……まるで古いアルバムをめくっているかのような気持ちにさせてくれるでしょう!
ちなみに、川平湾は於茂登岳とともに1997年に国の名勝に指定されており、2007年には西表石垣国立公園の拡張に伴い第一種特別地域にも指定されています。まさに石垣島を訪れるなら一度は立ち寄りたい観光名所と言えるのではないでしょうか。
石垣島を訪れるなら川平湾は外せないね!
石垣を拠点にするなら個人で行くのもツアーで行くのもおすすめだよ!
2.川平湾の観光情報
次に川平湾の観光情報を見ていきましょう。
2-1.予算
- 個人:数千円~1万円
- ツアー:1万円~3万円
- 予算総額:5万円~10万円
個人は自分での手配、ツアーは旅行会社での代行、予算総額は石垣島旅行全体(移動費・宿泊費・飲食費・観光費)にかかる目安となります。入場料はかかりません。
2-2.時間
- 営業時間:24時間
- 所要時間:1時間~2時間
- 必要期間:3日~5日
営業時間は開店から閉店、所要時間は到着から出発、必要期間は出国から帰国までにかかる目安となります。
2-3.場所
- 場所:石垣島/川平
- 住所:沖縄県石垣市川平
- 行き方:バス/タクシー/レンタカー/ツアー
- バス:30分~1時間
- タクシー:20分~30分
- レンタカー:20分~30分
場所と住所は所在地の目安となります。行き方は「石垣⇒川平湾」への一例であり、他の方法でもアクセスできます。直接向かうなら現地発着のツアーがおすすめです。
2-4.気候
- 1月~3月:やや暑くてやや雨が降りやすい気候
- 4月~6月:暑くて雨が降りやすい気候
- 7月~9月:暑くて雨が降りやすい気候
- 10月~12月:やや暑くてやや雨が降りやすい気候
- ベストシーズン:6月~9月
平均 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 |
1月 | 21℃ | 16℃ | 140mm |
2月 | 22℃ | 17℃ | 130mm |
3月 | 24℃ | 18℃ | 155mm |
4月 | 26℃ | 21℃ | 165mm |
5月 | 29℃ | 24℃ | 225mm |
6月 | 31℃ | 26℃ | 210mm |
7月 | 32℃ | 27℃ | 180mm |
8月 | 32℃ | 27℃ | 250mm |
9月 | 31℃ | 25℃ | 255mm |
10月 | 29℃ | 23℃ | 195mm |
11月 | 26℃ | 21℃ | 145mm |
12月 | 23℃ | 18℃ | 135mm |
2-5.服装
- 1月~3月:体温調節できる服装
- 4月~6月:薄手の服装
- 7月~9月:薄手の服装
- 10月~12月:体温調節できる服装
- 持ち物:歩きやすい靴
2-6.治安
- 良い
石垣島は総じて治安が良く、旅の拠点となる石垣も治安良好です。
2-7.注意点
- 運次第の催行状況
- 水中への落下
- 動植物への接触
- 禁止区域への侵入
2-7-1.運次第の催行状況
川平湾のマリンスポーツは中止になる場合があります。レジャーはグラスボート・カヤック・サップ・シュノーケリング・ダイビングなどから選択可能なので、催行状況に合わせて選びましょう。
2-7-2.水中への落下
川平湾では波打ち際で遊ぶことになるため、水中への落下には気を付けたいです。スマホやカメラを落とすと大変ですし、自分自身が落ちると危険です。興奮して撮影に夢中になったり過度に騒ぎ立てたり暴れ回ったりすると海に転落するので、砂浜では静かに過ごしましょう。
2-7-3.動植物への接触
川平湾には希少生物が暮らしているため、動植物への接触には気を付けたいです。この地域一帯は貴重な生態系を構成する生き物も生息しており、アカテガニやヤシガニ、オキナワアナジャコやイシガキモリバッタなどの動物をはじめソテツやアダンなどの植物も分布しています。当然ながら許可なく捕まえたり摘んだりしてはいけません。
2-7-4.禁止区域への侵入
川平湾には立ち入り禁止区域が設定されています。湾内には砂浜に沿って船が停泊しており、それより先は立ち入り禁止です。観光客・旅行者の中には水中に立つ姿を撮影している様子も見られますが、原則遊泳も禁止されています。制限エリアで事故に遭っても自己責任なので、絶対に入らないでください。
特に川平湾は潮の流れが急なため、遊泳禁止です。入り江になっている川平湾は一見すると波が穏やかに見えるものの、そこは人間を飲み込む魔の海域。気づけば沖に流されていることもあるので、海で泳がないようにしましょう。
観光情報は変更となる場合があることを加味しておきたいね。
Googleマップの口コミを参考にするのもおすすめかも!
3.川平湾の見どころ
ここからは川平湾の見どころをまとめます。
3-1.カビラガーデン
おすすめ度:
琉球感たっぷりな島の駅。
3-2.グラスボート
おすすめ度:
宝石のような海を覗く船。
3-3.展望台
おすすめ度:
海と無人島が描く原風景。
川平湾はカビラガーデンやグラスボート、展望台など見どころ満載です。
この湾一帯はミシュラングリーンガイドジャポン3つ星を獲得しており、人生で一度は訪れる価値のある景勝地として認定されています。隣接する島の駅、カビラガーデンでは沖縄の郷土料理をはじめ石垣島ならではのお土産も販売されており、その見どころは尽きません。
より川平湾を間近で満喫するなら海の中を覗けるグラスボートもおすすめ。サンゴ礁が生い茂る世界を眺める体験はきっと素敵な思い出になるはずです。他にもカヤックなど沖縄らしい体験型ツアーも満載なので、思い切って参加してみるのも良いのではないでしょうか?
ちなみに川平湾には9つの無人島があり、上陸探検ツアーも開催中。海外リゾートのような大自然にも驚かされるばかりです。
それだけでなく日本百景にも選ばれている川平公園展望台からの絶景など、川平湾の魅力は一言では表現できません。空の反射でエメラルドグリーンやコバルトブルーに輝く海はまさにこの世の楽園、その美しさに見惚れてしまう旅人も数え切れません。
……目の前に広がる石垣島の絶景は心のアルバムに深く刻まれることでしょう!
川平湾ではカビラガーデンとグラスボート、展望台が目玉!
個人的には公園も兼ねていて癒し効果抜群な展望台がおすすめ!
4.川平湾の体験談
最後に管理人が2016年9月に訪れた川平湾の体験談を記しておきます。等身大の国内旅行記としてお楽しみください。
川平湾に到着……っとその前にカビラガーデンで腹ごしらえ。
全国各地に道の駅があるのは知ってたけど、石垣島には島の駅なんてものもあるんだね!
ここカビラガーデンは「ソラとウミの間のテラス」がコンセプトの島の駅みたいだよ。
ここの八重山そばがめっちゃ美味しい。あっさりしてるのに胃袋にガツンと来る旨味が癖になる!特に角煮が最高!
沖縄といえばソーキそばだけど、ここのそばは八重山そばって名前なんだね!
ソーキそばは豚スペアリブにちぢれ麵、八重山そばは豚角煮にストレート麺が定番なんだってさ。
ここの八重山そばは細丸麺だけど、本来のソーキそばは平太麺が主流らしいね。
どっちもじゅわっとほどける豚肉が絶品!本能を突き刺す上品な旨味が……いっぺーまーさんどー!
いやぁ食った食ったぁ!さすがはミシュラングリーンガイドジャポン3つ星の島の駅。レストランにも3つ星あげちゃう。
勝手に星あげないで!でも、ここのご飯は本当におすすめ。石垣島一周で疲れた旅人を癒してくれる要素が満載。
他にもマングローブ植樹体験やシーサー絵付け体験もできるみたいだから1日ここで過ごすのもありかも!
石垣島ならではのお土産もあるから、ファミリーにもカップルにもおすすめ。
川平公園展望台から降りるとそこには純白の絨毯が……!
川平湾名物のグラスボートがずらっと停泊してるね。ここが遊覧船乗り場なのかな?
この砂浜を眺められるだけでも十分だけど、せっかくならクルーズに乗ってみるのもありかも。
そもそも川平湾は遊泳禁止だから、海で遊ぶならグラスボートがマストかな。
ダイビングやシュノーケリングを体験するならツアーに参加する必要があるみたい。
専属のガイドさんがいないと泳げないってことだね。
ただ、この景色だけでちゅらさん。さすがは石垣島の海。
空とのコントラストも最高に綺麗。これは一見の価値あり!
あはぁあぁああぁぁ。無人島が描く絵画のような絶景に……思わず力が抜けるぅ。
まさに心と体のデトックス。この風景を眺めてるだけで心身の濁りが抜けてゆくぅ。
ねっとり頬を撫でる風もまた気持ち良いや。
さすが石垣島No.1のビーチ、まるで人生の楽園。そりゃあの日本百景にも選ばれるわけだ!
エメラルドグリーンとコバルトブルーとラフテーが恋に落ちたような色。
豚の角煮は関係ないけど……これこそが島人ぬ宝だったんだね。
泡盛のように透き通った水が太陽の光で千変万化する姿は、まるで青い万華鏡。
……教科書に書いてあることだけじゃわからない、大切なものがきっとここにある!
もしかしたらこの琉球時代から残る風景そのものが、石垣島の宝物ってことなのかもしれないね。
もしこの場所を汚すような輩が現れたら、角煮にして食べちゃおう!
5.まとめ
今回は石垣島にある川平湾の観光情報、グラスボートや展望台の見どころをまとめました。
国内旅行で石垣島を訪れるなら川平湾がおすすめです。中でもグラスボートや展望台は見どころ満載なので、機会があればぜひ訪れてみてください。