【海外旅行】カップルが喧嘩になるのはなぜ?夫婦や彼氏彼女が別れる原因と理由

アメリカのセリグマン
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海外旅行では時に喧嘩になってしまうこともあります。カップルで旅行すると7割~9割は喧嘩するとされ、旅先で相手の本性を目の当たりにして幻滅することもあります。最悪の場合は喧嘩を機に破局してしまうことも……では、なぜ夫婦や彼氏彼女で旅行すると喧嘩になるのでしょうか。

今回は海外旅行でカップルが喧嘩になるのはなぜなのかを調査しました。ここでは夫婦や彼氏彼女が別れる原因と理由も共有いたします。併せて仲直りする秘訣や喧嘩しない方法もまとめるので、旅行中にイライラしがちな方はぜひ最後までお付き合いください。

はるまる

海外旅行での喧嘩はよくあること……新婚旅行から戻った男女が成田離婚するケースも珍しくないとか。

ぴちどん

この記事では「カップルが喧嘩になるのはなぜなのか」「夫婦や彼氏彼女が別れる原因と理由」をまとめるよ!

目次

1.海外旅行で本当にあった喧嘩事件簿

トルコの人

まずは海外旅行で本当にあった喧嘩事件簿をまとめます。

海外旅行に限らず、どのような旅行でも喧嘩になることは日常茶飯事です。SNSに投稿された愚痴や文句の中には「旅先で大喧嘩してしまった」という声も散見されます。

海外旅行で本当にあった喧嘩事件簿
  • 一緒に旅先を決めるという話だったのに、相手が適当すぎてイライラした。(10代男性)
  • 休みを取るという約束だったのに、予定を合わせる気がなくて行く気も失せた。(20代女性)
  • 旅先でパートナーの態度がコロコロ変わり、機嫌を取るのに疲れてしまった。(30代男性)
  • 不慣れな環境でヘトヘトなことに加え、予約漏れもあって険悪なムードに……。(40代女性)
  • 連れがパスポートを忘れてしまって、すべての日程がキャンセル扱いに……。(50代男性)
  • 写真整理の最中に誤って消してしまい、取り返しのつかないことになった。(60代女性)

SNSではこのような声が寄せられています。喧嘩の内容はひょんなことがきっかけですが、中には一生ものの傷となる大喧嘩にまで発展するケースもあります。最悪の場合は修復不可能な関係になってしまうことも……。

単なる喧嘩であれば時間が解決してくれますが、一度口から放たれた言葉は決して返ってはきません。場合によっては旅も台無しです。

それでも旅先で喧嘩するカップルは全体の約70%超にも及ぶというアンケート調査があったり、全体の約90%超の人が何かしらの揉め事を起こすというアンケート調査があったり、まさに「旅に喧嘩はつきもの」と言えるのではないでしょうか。

はるまる

海外旅行に限らず、誰もが旅先で喧嘩を体験したことがあるみたいだよ。

ぴちどん

旅行中はパートナーの素が見えてしまうから、幻滅しちゃうこともあるかもしれないね。

2.旅行先で喧嘩になる原因と理由

アイスランドのブルーラグーン

ここからは旅行先で喧嘩になる原因と理由をまとめます。

旅行での喧嘩は何気ないものでも別れに繋がるほど切実な問題です。一昔前は「成田離婚」という言葉が流行ったほど、旅先での痴話喧嘩も後を絶たなかったわけです。現在も旅先で喧嘩になる人は後を絶ちません。友達同士で喧嘩になることあるくらいです。

ただ、喧嘩は現地だけで起こるものとは限りません。旅行中だけでなく旅行前・旅行後にも喧嘩になることがあるため、まずはどのような背景から喧嘩に発展してしまうのか……恐る恐る覗いてみましょう。

2-1.旅行前の喧嘩

まずは旅行前に喧嘩してしまう原因・理由を見ていきましょう。

旅行前に喧嘩してしまう原因と理由
  • 計画の不足
  • 熱量の差異
  • 目的の相違
  • 役割の比重
  • 予算の配分

旅行前は計画の不足や熱量の差異、目的の相違や役割の分担、予算の配分などで揉めがちです。

2-1-1.計画の不足

海外旅行など世界に飛び立つとなると準備は用意周到に済ませておきたいです。ただ、完璧主義な人がいればノープランな人もいるのが現実で、一緒に計画を立てようとしても適当にあしらわれてしまえば……ピキッと来る人がいてもおかしくはありません。

それでいて計画不足な人に限って現地であたふたするもので「もうこの人と旅行したくない」と思うこともあるでしょう。無計画な一人旅も楽しいものですが、誰かと旅行するのなら計画も一緒に立てた方が後々波風も立ちません。

同行者との情報共有も忘れずに!

2-1-2.熱量の差異

旅行は同じ熱量の人と行かないとどちらか片方が置いてけぼりになってしまうこともあります。両者が積極的に提案できる関係性であれば喧嘩は起こりませんが、片方のやる気がない状態だと気持ちの乖離が生じてしまいます。この亀裂から両者の関係にひびが入ることも……。

2-1-3.目的の相違

「俺は絶景が見たいんだ!」「私は郷土料理が食べたいの!」……このようないざこざは度々発生します。旅行の目的を決める際は自分の目的を優先してしまいがちで、目的の相違から喧嘩に発展することもあるわけです。そのため、譲り合いの精神も忘れないようにしたいです。

2-1-4.役割の比重

旅行の内容よっては飛行機にホテルにレストラン、オプショナルツアーまで予約しなくてはならない場面も出てきます。手配に限らず、必要な手続きをどちらか片方に任せっきりとなると不満が溜まるのも当然です。可能であれば円滑に進むよう両者で役割分担するのが最善手と言えるでしょう。

2-1-5.予算の配分

旅の予算は5万円~10万円だったり、20万円~30万円だったり、人によって色々です。仮に旦那さんは節約したいのに奥さんは贅沢したい……となると予算の配分で釈然としない状態に陥りがちです。そこから言い争いに発展することもあるので、旅費も両者納得の上で決めましょう。

一緒に旅をするなら金銭感覚が似ている人を選ぶのが鉄則となります。

2-2.旅行中の喧嘩

次に旅行中に喧嘩してしまう原因・理由を見ていきましょう。

旅行中に喧嘩してしまう原因と理由
  • 相手の態度
  • 勝手な言動
  • 極度の空腹
  • 時間の摩擦
  • 電子機器の操作
  • 疲労やストレスの蓄積
  • 問題やアクシデントの発生

旅行中は相手の態度や勝手な言動、極度の空腹や時間の摩擦、電子機器の操作、疲労の蓄積やストレスの蓄積、問題やアクシデントの発生などで揉めがちです。

2-2-1.相手の態度

海外旅行に限らず旅行全般で喧嘩になる原因・理由の第1位が相手の態度によるものです。大勢の方が旅行中の相手の態度に対して「その態度はどうなの?」と思ってしまうそうで。

何かにつけてむすっとしていたり、常にふてくされていたり……相手の感情が伝染してイライラすることもあります。もちろん、相手だけでなく自分自身も態度に出てしまわぬよう思いやりの気持ちを持つことが必要です。不機嫌な態度や横柄な態度にも要注意です。

些細なことは水に流せるくらいの度量も持っておきましょう。

2-2-2.勝手な言動

現地では身勝手な言動は極力慎むのが賢明です。身勝手な発言や行動を繰り返していると喧嘩になってしまいます。一人旅なら何をしようが関係ありませんが、パートナーと旅行するなら気遣いも欠かせません。

「あれ見たい」「これ食べたい」「それはいい」「どれでもいい」「休みたい」「寝たい」などなど、自己中心的な言動は喧嘩の原因や理由に十分です。相手の立場を顧みずに自分勝手な発言・行動ばかりしていると“会心の一撃”をぶち込まれても仕方ありません。

当然ながら「危なそうだけど行ってみよう?」「怪しそうだけど入ってみない?」など無責任な言動もNGです。危険な路地に入ったり不気味な裏道を行ったり……責任を取れないにもかかわらず適当なことを言う相手に腹が立つという方も一定数いることを忘れずに。

無責任な言動は争いの引き金となります。

2-2-3.極度の空腹

お腹が減るとついついイライラしてしまうものです。旅行中は思ったように食事できない状況もあり、場合によっては激しい空腹に襲われることもあるかもしれません。何も食べていない状態だと喧嘩っ早くなってしまうので、食べ物や飲み物はきちんと摂取しましょう。

2-2-4.時間の摩擦

時間の感覚というのは人によってバラバラです。例えば、男性はシャワー15分で事足りるかもしれませんが、女性はお風呂30分ないと物足りないかもしれません。その他の身支度も男性ならパパッと済ませられますが、女性はメイクに手間もかかるでしょう。その手の時間に対する摩擦から「もう待てない」「ちょっと待って」と喧嘩になることもあります。

2-2-5.電子機器の操作

旅行は最高の現実逃避、日常を忘れて解放される瞬間でもあります。にもかかわらず、電子機器が手放せない人も一定数存在します。ただ、現地でスマホをはじめパソコンやタブレットばかり弄っているというのは「なんだかなぁ」という印象です。もしパートナーが目の前の景色を見ずに携帯電話ばかり触っていたら不快指数MAXではないでしょうか?

ブルーライトで目を酷使するのではなく目の前に広がる景色に目を向けましょう。

2-2-6.疲労やストレスの蓄積

旅先では慣れない環境ということもあって普段とは違う疲労・ストレスが溜まります。溜まりに溜まった疲労やストレスがちょっとしたきっかけで爆発することもあり、耐えようとすればするほど突如噴出する憤怒のような溶岩が溢れ出てしまうわけです。

2-2-7.問題やアクシデントの発生

旅先では予期せぬトラブルやハプニングにも遭遇します。その手の不測の事態に陥ることで衝突することもあり、どちらが悪いわけでもないのにお互いに責任をなすりつけ合う事態に発展することもあります。

例えば、集合時間に遅刻してしまった時に「お前がちんたらしてるからだろ!」「あんたが寝坊したからでしょ!」と罵り合うこともあるかもしれません。しかし、小言は火薬の量を間違うと大惨事……一度啖呵を切った以上、第三次カップル大戦は止められません!

逆に非常事態の時こそお互い頼りになるかどうかの分かれ道で、男女関係なく「この人は頼りにならない」と感じてしまえば終わりです。相手の頼りなさに幻滅して別れを決断する人もいるくらいです。そのため、できれば「海外ってこういうこともあるんだね」と笑い飛ばしましょう。

2-3.旅行後の喧嘩

最後に旅行後に喧嘩してしまう原因・理由を見ていきましょう。

旅行後に喧嘩してしまう原因と理由
  • 写真の整理
  • 追憶の鬱憤

旅行後は写真の整理や追憶の鬱憤などで揉めがちです。

2-3-1.写真の整理

ルンルン気分で写真を整理している最中、手が滑ってベストショットを削除してしまうこともあるかもしれません。夫婦や彼氏彼女での旅行となるとお互いに写真を撮り合ったりするものですが、撮影するデバイスが豊富な現代……後で共有するつもりが間違って消去してしまうこともあるわけです。

そのことで「何やってんの!」と喧嘩になることもあるので、くれぐれも写真の扱いにはご注意を

2-3-2.追憶の鬱憤

旅行から無事に帰ってきたのも束の間、旅先での不満がマグマのように噴出することもあります。現地では気にならなかったのに、なぜか帰宅してから「あんなこと言いやがってからにぃ!」と血管が切れそうになることもあるわけです。その手の追憶による鬱憤が喧嘩の引き金になることもあるからこそ、楽しかった思い出だけ思い出すようにしましょう。

はるまる

全部避けてたら誰とも旅行できないけど、最低限の気遣いは必須かも。

ぴちどん

お互いに“そういう人”だと理解し合ってる人と行くのがベストだと思う。

3.旅行先で仲直りする秘訣

エジプトの人

ここからは旅行先で仲直りする秘訣をまとめます。

旅行先で仲直りする秘訣
  • 感情を抑えよう
  • 素直に謝ろう
  • 適度に休もう
  • 不満を伝えよう

もし海外旅行中に喧嘩してしまったらお互いに冷静になってから仲直りを試みましょう。頭に血が上っている状態では話し合いもできず、むしろ火に油を注ぐことになりかねません。夫婦でも彼氏彼女でも、はたまた友達でも同じです。ギクシャクしてしまったらここでまとめる秘訣を実践してみてください。

3-1.感情を抑えよう

まずは沸騰しそうな怒りを抑えましょう。相手を責めたい気持ちは痛いほどわかりますが、喧嘩はムキになるとより一層ヒートアップしてしまいます。そのため、気持ちを落ち着けることが最優先課題です。

「このわからずや!」と叫びたくなるかもしれませんが、お互いに冷静であることを心がけなくてはなりません。どちらに責任があるかは時と場合によるので判断が難しいところですが、感情に任せて罵詈雑言を口走ると一生後悔します。

感情的になればなるほど仲直りは遠のいてしまいます。

3-2.素直に謝ろう

悪気があったにせよなかったにせよ、相手を不快にしてしまった場合は素直に謝るべきです。旅行中は何気ないことで相手を傷つけてしまうこともあるため、自分に非があるならすぐに謝罪したいところです。

なお、相手に非があったとしても無視するのは避け、自分の立場に置き換えて話を聞いてみましょう。中には謝りたいと思っていても引っ込みがつかない人もいます。逆に自ら耳を傾けることで相手の方から「ごめんね」と謝ってくれるかもしれません。

3-3.適度に休もう

海外旅行は慣れない環境で肉体的にも精神的にも疲れてしまうため、適宜休憩を挟みたいです。ぶっ通しで歩き続けているとイライラしても不思議ではないので、当日の疲労やストレスの具合を見ながら小休止を確保しましょう。

実はちょっと休むだけで機嫌も直りやすくなります。不穏な空気になってしまった場合は「あそこでちょっと休まない?」と提案してみるのも賢明です。

3-4.不満を伝えよう

最後になぜ怒ってしまったのかを伝えておくことも忘れないようにしてください。相手と自分の地雷を知ることで「何が逆鱗に触れるのか」という境界線が鮮明になります。ここで妥協すると新たな火種に繋がってしまうからこそ、核心は避けつつも嫌なことははっきり伝えておくべきです。

無理に謝って仲直りしたところで再び不満が溜まって喧嘩に発展する場合もあり、親愛なる恋人や親友と呼べる友人・知人であっても綺麗に清算できていない揉め事は根深い問題に繋がります。だからこそ、我慢できないことはきちんと伝えておくことが賢明です。

はるまる

喧嘩の仲直りはスピード感が命。気後れしてる間に傷口が広がっちゃう。

ぴちどん

素直になれないかもしれないけど、意地を張れば張るほど後戻りできなくなるかも!

4.旅行先で喧嘩しない方法

ニュージーランドのタスマン氷河

ここからは旅行先で喧嘩しない方法をまとめます。

旅行先で喧嘩しない方法
  • 極端な干渉は避けよう
  • 別行動で頭を冷やそう

もし海外旅行中に喧嘩したくないならお互いに喧嘩しないよう工夫してみましょう。ちょっと意識を変えるだけで相手の主張も鮮明になり、些細なことで言い争うこともなくなります。夫婦でも彼氏彼女でも、はたまた友達でも同じです。ギスギスしてしまったらここでまとめる方法を率先してみてください。

4-1.極端な干渉は避けよう

相手に干渉しがちな人は何かと細かな言動が気になるものです。そのため、極端に干渉するのは避けるべきです。相手も常に監視されていると窮屈ですし、自分自身も目に余る行動や発言が気がかりになってしまいます。喧嘩を避けたいということなら、干渉はほどほどにしましょう。

4-2.別行動で頭を冷やそう

大喧嘩に発展しそうな場合は別行動するのがおすすめです。旅先ではずっと一緒にいるからこそイライラも募りやすくなります。そのため、我慢の限界に達しそうな場合は早めに別行動するなどお互いに頭を冷やす時間を作るようにしましょう。

案外、1人になって冷静さを取り戻すと「なんであんなことで怒っていたんだろう」と思うことばかりです。「覆水盆に返らず」ということわざがあるように、一度放ってしまった言葉は二度と元には戻りません。辛辣な言葉で相手を傷つけてしまえば、その関係は修復不可能なところまで到達してしまうかもしれません。

せっかく楽しいはずの海外旅行でお互いに嫌いになるなんてことは絶対に避けておきたいです。だからこそ、頭に血が上った時にはお互いに別行動するなど、冷静になれる時間を確保しましょう。

深呼吸してクールダウンすれば案外すんなりと雪解けに繋がります。

はるまる

僕も気にしいだから気を付けないとなぁ。

ぴちどん

自覚のある人は感情をぶつける前にワンクッション置く習慣を!

5.まとめ

今回は海外旅行でカップルが喧嘩になるのはなぜなのか、夫婦や彼氏彼女が別れる原因と理由をまとめました。

海外旅行でカップルがなぜ喧嘩になるのか、その原因や理由は人それぞれです。ただ、実は旅行中だけでなく旅行前や旅行後に喧嘩してしまう人も多く、夫婦や彼氏彼女だけでなく友達同士であっても取り返しのつかない大喧嘩に発展することが少なくありません。

他方、喧嘩となる原因や理由を知っておけば上手に回避することも可能です。現地には小競り合いの火種が無数に転がっていますが、トラブルやハプニングも笑い飛ばせるくらいの余裕は持っておきたいです。外国では予想だにしていないことの連続だからこそ……相手を思いやる気持ちを忘れずに!

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アメリカのセリグマン

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